平成30年12月定例会3日目(平成30年12月19日) 議事録

更新日:2019年12月25日

平成30年12月愛荘町議会定例会

議会日程

開会:午前10時00分 閉会:午後1時41分

平成30年12月愛荘町議会定例会日程と議案内容
日程 議案内容
日程第1 議案第66号 彦根市と締結した定住自立圏形成協定を変更することにつき議決を求めることについて

本日の会議に付した事件

日程第1

追加日程と議案内容
日程 議案内容
追加日程第1 議案第72号 愛荘町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
追加日程第2 議案第73号 愛荘町特別職の職員で常勤のものの給与および旅費に関する条例の一部を改正する条例
追加日程第3 議案第74号 財産の取得につき議決を求めることについて
追加日程第4 議案第75号 愛荘町体育施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて
追加日程第5 議案第76号 平成30年度愛荘町一般会計補正予算(第5号)
追加日程第6 議案第77号 平成30年度愛荘町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
追加日程第7 議案第78号 平成30年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)
追加日程第8 議案第79号 平成30年度愛荘町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)
追加日程第9 議案第80号 平成30年度愛荘町下水道事業特別会計補正予算(第3号)
追加日程と議案内容(請願・意見書・議提)
日程 議案内容
追加日程第1 請願第 1号 主要農作物の種子生産にかかる県条例の制定に関する意見書の提出を求める請願
追加日程第2 意見書第2号 消費税10%への引き上げの中止を求める意見書
追加日程第3 意見書第3号 沖縄県民の「新基地ノーの民意」を尊重することを求める意見書
追加日程第4 意見書第4号 巨額な国体費用を削減し、県民のいのち・暮らし応援の県政を求める意見書
追加日程第5 意見書第5号 陸上自衛隊饗庭野演習場での実弾射撃訓練の中止と日米合同演習を行わないことを求める意見書
追加日程第6 意見書第6号 国保税の負担軽減を図るため協会健保並みの国保税に引き下げるための公費を投入することを求める意見書
追加日程第7 議堤第15号 総務産業建設常任委員会閉会中の継続調査について
追加日程第8 議堤第16号 教育民生常任委員会閉会中の継続調査について
追加日程第9 議堤第17号 広報常任委員会閉会中の継続調査について
追加日程第10 議堤第18号 議員派遣について
追加日程と議案内容(意見書)
日程 議案内容
追加日程第1 意見書第7号 主要農作物の種子生産にかかる県条例の制定を求める意見書

出席議員(14名)

1番 澤田 源宏

2番 村西 作雄

3番 森野 隆

4番 西澤 桂一

5番 村田 定

6番 伊谷 正昭

8番 徳田 文治

9番 河村 善一

10番 吉岡 ゑミ子

11番 瀧 すみ江

12番 竹中 秀夫

13番 辰己 保

14番 高橋 正夫

欠席議員(なし)

7番 外川 善正

議事

開議の宣告

議長(高橋 正夫君)

皆さん、おはようございます。ご参集大変ご苦労さんでございます。定例会3日目となりました。本日、7番の外川 善正君、また中村教育管理部長より欠席届が出ておりますので、ご報告いたします。
ただいまの出席議員は13名で、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

議事日程の報告

議長(高橋 正夫君)

本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。

議案第66の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

日程第1、議案第66号彦根市と締結した定住自立圏形成協定を変更することにつき議決を求めることについてを議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。総合政策部長。

〔総合政策部長小杉 善範君登壇〕

総合政策部長(小杉 善範君)

それでは、議案第66号彦根市と締結した定住自立圏形成協定を変更することにつき議決を求めることについて、ご説明をさせていただきます。議案書は8ページから9ページでございます。
彦根市と締結した定住自立圏形成協定を別紙のとおり変更することにつき、地方自治法第96条第2項の規定による議会の議決すべき事件に関する条例の規定により議会の議決をお願いするものであります。
議案書9ページの協定書の一部を変更する協定書につきましては、(仮称)多賀スマートインターチェンジの整備の施策を協定に追加するもので、同インターチェンジは本年8月10日に国土交通大臣から町の高速道路との連結許可が得られ、供用開始は平成34年度の予定とされているところであります。
別冊資料の9ページをご覧いただきたいと思います。協定書第3条第2号の結びつきやネットワークの強化に関する政策分野につきましてウの(仮称)多賀スマートインターチェンジの整備を追加するものでア取組の内容として(仮称)多賀スマートインターチェンジの建設促進やインターチェンジのアクセス道路の整備を図るとともにインターチェンジを活用した企業誘致、観光振興など地域振興に連携して取り組むこととしております。
また、イとしまして甲(彦根市)の役割として、まず次にウ乙(愛荘町)の役割として(仮称)多賀スマートインターチェンジの建設促進やインターチェンジへのアクセス道路の整備促進を図るとともに、インターチェンジを活用した観光振興などの地域振興策に連携して取り組むことといたしておる内容でございます。
以上、ご審議を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより議案第66号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、議案第66号彦根市と締結した定住自立圏形成協定を変更することにつき議決を求めることについては、原案のとおり可決されました。

議長(高橋 正夫君)

ここで暫時休憩いたします。再開を10時40分といたします。よろしくお願いします。
続いて、全員協議会がございますので40分取らせていただきます。

休憩午前10時04分
再開午前10時40分

議長(高橋 正夫君)

休憩前に引き続き会議を開きます。

議長(高橋 正夫君)

お諮りします。ただいま議案9件が提出されました。これを日程に追加し直ちに議題にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

異議なしと認めます。よって、議案9件を日程に追加し、直ちに議題にすることに決定しました。

議案第72号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第1、議案第72号愛荘町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。総務部長。

〔総務部長川村 節子君登壇〕

総務部長(川村 節子君)

それでは、議案第72号愛荘町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明をさせていただきます。
議案書は1ページ、改正理由、要旨につきましては別冊改正条例説明資料の1ページを、次の2ページから19ページまでが新旧対象表でございます。改正条例説明資料の方でご説明をさせていただきます。
本条例の改正理由でございます。人事院の勧告に基づき一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律が公布されたことによりまして、これに準じて関係する条例の一部を改正するものでございます。
改正する条例の要旨でございます。第1条、第2条と2条立てとなっております。まず、第1条におきましては、第21条第1項(宿日直手当の改正)でございますが、勤務1回にかかる支給額4,200円を4,400円に改正するものでございます。
第23条第2項(勤勉手当の改正)と別表第1(棒給表の改正)でございます。現行期末・勤勉手当は年間4.4ヵ月を4.45ヵ月分とし、平成30年12月期支給分勤勉手当を現行100分の90から100分の95に改正するものでございます。
また、別表第1(棒給表の改正)は初任給および若年層を重点的に全体で平均0.2%引き上げるものでございます。
第2条でございます。年間の支給率は第1条の改正と同様でございます。第22条第2項(期末手当の改正)においては31年6月期支給分期末手当が100分の122.5から100分の130に、31年12月期支給分期末手当が100分の137.5から100分の130に改正するものでございます。
また、第23条第2項(勤勉手当の改正)は31年6月期支給分以降期末手当100分の90から100分の92.5に改正するものでございます。
施行日でございます。この条例は公布の日から施行するものでございますが、第1条の規定につきましては平成30年4月1日から適用するものでございます。なお、第2条の規定につきましては平成31年4月1日から施行するものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。4番、西澤 桂一君。

4番(西澤 桂一君)

4番、西澤です。今回の人事院勧告の中身は民間給与との格差ということで、これには反対するものではありませんけれども、同時に公務員人事に人事管理に関する報告が行われております。
それで、民間の厳しさと、あるいは公務員との考えの違いとか、そういうところがこの報告書の中には織り込まれておるものと思いますので、こちらの面につきましてお尋ねをして行きたいと思います。4点ばかり、お尋ねをいたします。それと、町長に2点お尋ねいたします。ちょっと長くなりますけれども、お願いします。
まず、1つは研修等を通じた倫理観、使命感の肝要ということで、特に職員の模範となるべき幹部職員に対しまして、幹部としての役割を再認識させるための研修を実施すると、非常に大事であると、幹部職員は職員として、また組織を守る高い倫理観を持ち、町全体の動向や方向性を共有し、その中で自分が担当している教務を充実する使命感を持つことが求められております。
1点目としましては、この点についてどのように考えておられるのか、お尋ねをしたいと思います。
2点目はセクハラの防止対策および公文書の不適正な取り扱いであります。国の方におきましても公文書の取り扱いにつきましては、いろいろと問題点が噴出しておりますけれども、やはりそういうところの取り扱いを町としてどうしているのかというようなことであります。
それで、人事規則におきましてセクハラの防止を制定し、懲戒処分の指針にこのセクハラに対する処分の標準例が明記されました。公文書につきましても先ほど申し上げましたとおりで、これにつきましては処分量定が標準的なものとして示されておりますが、これは非常に厳しい、免職また停職にというようなことで、その方針が明確にされています。
これにつきまして愛荘町では現在どのように取り扱うか、あるいはその考え方についてお尋ねをしたいと思います。
3点目です。成績主義の原則に基づく人事管理であります。官公庁では一部で昇任試験等が実施されておりますけれども、まだまだ年功序列とか、経験的な評価で行われているところが多々あります。地方公務員の趣旨に従いまして公正・公平な競争と評価が人事管理上大切であります。単に上からの評価だけではなく、下からの評価も含めた人事管理が大切であると思いますが、このことにつきましての考え方をお尋ねいたしたいと思います。
4点目になります。非常勤職員の適正な処遇の確保であります。29年度の決算でも報告をされておりましたけれども、愛荘町にも157名という臨時嘱託の方々がおられます。この方によって現在の行政レベルが維持されているといっても過言ではないと思います。優秀な人材の確保を図る意味からも、また一方では働き方改革でも取り上げていますように同一労働・同一賃金、休暇等の改善が求められているところであります。
仕事に対する責任などもきちんと臨時職員といえども求めるということが必要でありますけれども、合わせまして処遇の改善と、そういう意味合いでどうなのかということをお尋ねしたいと思います。
次に、2点、町長にお尋ねをいたします。1つは財政の健全化との関係であります。29年度の一般会計における実質収支額は3億6,280万5,000円でありましたけれども、内訳を見てまいりますと、自主財源が43%、依存財源が57%であり、また臨時職員等の人件費を含めました義務的経費が40%を超えております。
今後の状況を見ますと非常に窮屈な状態に財政状況になってきているというようなことでありますから、財政の硬直化を防ぐためにも、義務的経費は今後増やさないという方向が非常に大事だろうなと思います。
そういった意味で事業の効率化、事業の見直し、そこが私は必要だろうと思いますので、その点に対する町長のお考えをお尋ねしたいと思います。
2点目ですけれども、過日の一般質問の中にもあったと思いますが、愛荘町のラスパイレス95.8で県下の最下位だと聞いております。同じ仕事をしていて近隣の町より低いのでは職員の感情としても納得ができないというのはあると思います。優秀な職員を確保するためにもこの点はどうなのか、考えることが必要だろうと思っております。
ただ、何がなんでもこれを引き上げたらよいというのではなしに、一方でやはり勤務評価をきちんとして、それを給与に反映していくと、そういうような対応が必要であろうと、給与と勤務の状態を一体で考えることが必要であると思いますので、この点についてお尋ねをしたいと思います。
よろしくお願いします。

議長(高橋 正夫君)

総務部長。

総務部長(川村 節子君)

それでは、西澤議員さんのご質問にお答えいたします。
人事管理に関する報告の中で、人管とは別に国民の信頼関係に向けた取り組み、人材の確保および育成について、働き方改革と勤務環境の整備についてという大きな柱で報告をいただいている、その中からのご質問やというふうに思っております。
まず、研修を通じた倫理観、使命感の肝要でございますが、増々高度化多様化する行政需要に迅速に的確に対応するために、職員にはより高度な意識や知識、能力、資質の向上が、従来にも増して強く求められているというふうに思っております。
また、公務員としての行動規範の認識を再度徹底して、倫理にかかる研修の強化というのを、今回報告をいただいた中でございます。
これにつきましては本当に幹部職員がリーダーシップを持って、こうしたものに対応していきたいというふうに考えておりますので、次年度の研修計画にはこうしたものを載せていきたいというふうに考えているところでございます。
また、セクシャルハラスメントの防止対策、公文書等の懲戒処分の明確化ということでございますが、人材規制基本方針につきましては、今回11月に新たな総合計画に合わせて職員の意識・能力、それからいろいろなものに対する向上を図るという意味で、新たに改正をさせていただいております。
この中にもハラスメントの対策防止でありますとか、仕事と家庭の両立、心身の健康管理の実施等々、人材育成のための人事評価の制度、多才な人材の確保ということで柱立てをさせていただいて、基本方針に盛り込みながら計画的に実施をして行きたいという考えでございます。
また、懲戒処分の明確化ということでございます。愛荘町におきましても、愛荘町職員懲戒処分に関する指針というのを策定させていただいております。これについては国に準じて策定をさせていただいておりますので、今回の報告に基づきまして新たに改正をさせていただいて、懲戒処分の指針を国と同様の指針に変えさせていただきたいというふうに思っております。
次に、下からの人事評価ということでございます。人事評価については、今は上席からの人事評価というふうになっております。町長の方からも下からの人事評価についても愛荘町として検討をというふうな宿題をいただいているところでございます。
国におきましては、多面評価というようなことで今調査研究会が開催されて、いろいろとご議論をいただいているというふうに状況を把握しておりますが、この多面評価の基準でありますとか、そうしたものをしっかりしていかないと、下からする評価の基準を明確にした上で、取り入れる時期が来るのではないかというふうに考えておりますが、現在は調査研究をしてまいりたいというところでございます。
また、非常勤職員の処遇確保についてでございますが、32年度から地方公務員法が変りまして、現在の嘱託職員の方についても同一労働・同一賃金というような命題の中で、大きく地方自治法の改正もされたところでございます。
現在、各課におきましてヒアリングを実施させていただきました。この内容をもとに、今後こうした制度に移行させていただく基準や方針を明確にしながら進めてまいりたいというふうに思っておりますので、一定の方向が示せた段階で、議会の方の皆さまにもご相談・ご協議させていただくようにさせていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
以上、4点の答弁とさせていただきます。ありがとうございます。

議長(高橋 正夫君)

町長。

町長(有村 国知君)

今ほどは西澤議員からご質問を賜りました。2つ、財政が非常に硬直化をしかねないというところ、そして、もう1つは愛荘町のラスパイレス指数が低いのではないかと、やはり優秀な人材の確保ということが大変大事だということで賜りました。
まず、1点目ですけれども、やはり財政というところをしっかりとより強固なものにしていかねばならないというのが、これからの愛荘町行政の大きな課題というふうに私もその思いをいたしております。来年度予算に向けても今様々担当課におきまして精査をいただいてやっていただいているところでもございますけれども、やはりその事業の効率ということはより厳しく見ていかねばならない。また様々な分野におきましても業務の見直しというところをせねばならないというふうには思っております。これはひとえに財政がこれからのまちづくりや私たちの次代を担っていく世代と、いろいろなチャンスにかけて同調していかねばならないというところもございますけれども、その際にこの財政がいろいろな部分でそれをブレーキに働くようなことがあってはならないなというふうに思っております。
また、給料面に関しましてですが、やはり市は一般的に高く、町はなかなかにそこにはたどり着いてないところがございますが、全国的な平均で見ますと愛荘町は全国的な市町とはだいたい近い数字には今のところ愛荘町はございます。が、やはり優位な人材をより魅力的な職場として集めていくためにも給与の部分というところは大変重要でもあるというふうに思っております。
また評価の部分でも今ほど川村部長からもお答えしましたけれども、やはり上司の方から下位をということだけではなくて、それぞれの下位から上司ををしっかりと、こういう部分、もっと強化をしてほしい、コメントや意見ということは出せるような形にしていくという、その研究をまず進めていこうということでございます。
以上、お答え申し上げます。

議長(高橋 正夫君)

4番、西澤 桂一君。

4番(西澤 桂一君)

ありがとうございました。ぜひともよろしくお願いしたい。
それで1点だけ、再確認と言いますか、再質問させていただきたいと思います。研修についてなんです。先ほどの常任委員会で事業進捗状況が報告されまして、その中の研修内容を見ておりますと全体研修、あるいは階層別研修等ありますけれども、やはり幹部職員の資質や倫理向上にかかる研修、これが報告されている中ではないんではないかなと思っております。
愛荘町という組織のレベルアップを図るためには非常に大事でありますから、聞くだけの研修でなくて、企業教育としてよくやられておりますが、お互いが意見交換する、いわゆるワークショップでありますけれども、こういうこともしっかりと今後は取り入れて実施された方が効果があるのではないかと考えますので、その点だけの確認をさせていただきます。

議長(高橋 正夫君)

総務部長。

総務部長(川村 節子君)

ありがとうございます。幹部職員でございますが、職員の能力開発のニーズを的確に把握して、部下の育成を図るという立場でございます。これにつきましてもしっかりと研修の項目に入れながら、次年度進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

議長(高橋 正夫君)

ほかに質疑ありますか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより議案第72号を採決します。本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、議案第72号愛荘町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。

議案第73号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第2、議案第73号愛荘町特別職の職員で常勤のものの給与および旅費に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。総務部長。

〔総務部長川村 節子君登壇〕

総務部長(川村 節子君)

それでは、議案第73号愛荘町特別職の職員で常勤のものの給与および旅費に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明をさせていただきます。
議案書は8ページ、説明資料20ページをお願いいたします。
本条例の改正理由でございます。人事院の勧告に基づきまして一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律が公布されたことにより、これに準じて関係する条例の一部を改正するものでございます。
改正する要旨でございます。1条、2条と2条立てになっております。今回の改正により年間3.3ヵ月から3.35ヵ月の支給割合を改正するものでございます。
第1条におきまして第2条第2項、平成30年12月期支給分期末手当100分の172.5を100分の177.5に改めるものでございます。
第2条につきましては年間の支給率は第1条の改正と同様でございますが、31年6月期支給分期末手当100分の157.5を100分の167.5に、12月期支給分期末手当100分の177.5を100分の167.5に改正するものでございます。
なお、第1条の施行日につきましては平成30年12月1日、第2条におきましては平成31年4月1日からとするものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより議案第73号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、議案第73号愛荘町特別職の職員で常勤のものの給与および旅費に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。

議案第74号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第3、議案第74号財産の取得につき議決を求めることについてを議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。総務部長。

〔総務部長川村 節子君登壇〕

総務部長(川村 節子君)

議案第74号財産の取得につき議決を求めることについて、ご説明をさせていただきます。
次のように財産を取得することにつき、地方自治法第96条第1項第8号ならびに愛荘町議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により議決を求めるものでございます。

  1. 取得の目的
    平成30年度物品第16号愛荘町情報系システム更新等物品購入
  2. 取得の方法
    指名競争入札
  3. 取得金額
    3,217万3,200円
  4. 取得の相手方住所
    京都府京都市上京区千本通元請願寺上る南辻町369番地の3
    氏名 株式会社ケーケーシー情報システム
    代表取締役社 長松下 直弘

でございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより議案第74号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、議案第74号財産の取得につき議決を求めることについては、原案のとおり可決されました。

議案第75号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第4、議案第75号愛荘町体育施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについてを議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。教育管理部長事務取扱。

〔教育管理部長事務取扱青木 清司君登壇〕

教育管理部長事務取扱(青木 清司君)

それでは、議案書11ページをお願いいたします。議案第75号愛荘町体育施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて、ご説明を申し上げます。
愛荘町体育施設の指定管理者を次のとおり指定することにつき、地方自治法第244条の2第6項の規定により議決を求めるものでございます。

1、公の施設の名称、所在地および施設
愛荘町スポーツセンター愛荘町軽野甲100番地

  1. 秦荘グラウンド
  2. 秦荘体育館
  3. 秦荘武道館

愛荘町ふれ愛スポーツ公園愛荘町長野1973番地

  1. 野球場
  2. 多目的グラウンド

愛荘町体育館愛荘町愛知川13番地7
愛荘町愛知川武道館愛荘町愛知川13番地7
愛荘町豊国運動公園愛荘町東円堂1484番地
愛荘町宇曽川グラウンドゴルフ場愛荘町沖地先
愛荘町中央スポーツ公園愛荘町川久保145番地

  1. 天然芝グラウンド
  2. 人工芝グラウンドA
  3. 人工芝グラウンドB

次のページをお願いいたします。

2、指定管理となる団体の所在地、名称および代表者の氏名でございます。

  1. 所在地 滋賀県愛知郡愛荘町軽野甲100番地
  2. 名称 愛荘町体育協会
  3. 代表者会長 宇野 久七郎

3、指定の期間平成31年4月1日から平成34年3月31日でございます。

どうぞ、ご審議のほどよろしくお願いを申し上げます。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより議案第75号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、議案第75号愛荘町体育施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについては、原案のとおり可決されました。

議案第76号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第5、議案第76号平成30年度愛荘町一般会計補正予算(第5号)を議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。総務部長。

〔総務部長川村 節子君登壇〕

総務部長(川村 節子君)

議案第76号平成30年度愛荘町一般会計補正予算(第5号)について、ご説明を申し上げます。
平成30年度愛荘町一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正第1条歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ504万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ102億5,349万7,000円とするものでございます。
債務負担行為の補正第2条債務負担行為は「第2表債務負担行為」によるものでございます。
5ページをお願いいたします。第2表債務負担行為といたしまして、いずれも平成30年度から指定管理や委託事業者等の選定事務に入る必要があることから債務負担行為をお願いするものでございます。湖東三山館あいしょう新経営プラン策定業務、31年度まで限度額300万円、体育施設指定管理料、平成33年度まで1億1,054万4,000円をお願いするものでございます。
続いて、8ページでございます。事項別明細書により説明をさせていただきます。今回の補正の主なものでございますが、国の追加によるもの、人事院勧告および人事異動等による人件費補正が主なものでございます。
歳入でございます。13款国庫支出金2項国庫補助金2目民生費国庫補助金15節地域介護・福祉空間整備推進交付金737万円の追加、17款繰入金2項基金繰入金1目財政調整基金繰入金1,241万8,000円の減額でございます。
歳出でございます。議会費につきましては123万5,000円の減額、2款総務費1項総務管理費1目一般管理費186万5,000円の追加、2項徴税費124万5,000円の追加でございます。
10ページでございます。3項戸籍住民基本台帳費33万3,000円の減額、5項統計調査費4万4,000円の減額でございます。
3款民生費でございます。1目社会福祉総務費、給料・職員手当・共済費合わせまして698万2,000円の減額と、町内の介護事業者が防災改修を目的とした施設改修を実施される地域介護・福祉空間整備事業補助金737万円の追加は全額国庫補助でございます。
2目社会福祉施設費183万3,000円の追加、7目国民健康保険費158万9,000円の減額、介護保険費168万4,000円の減額、後期高齢者医療費33万1,000円の追加は人件費補正に伴う各特別会計繰出金への繰り出し分でございます。
2項児童福祉費4目保育園費385万8,000円の減額でございます。
続いて、12ページでございます。4款衛生費1項保健衛生費1目保健衛生総務費60万8,000円の減額、4目保健衛生諸費448万円の追加、続いて13ページの6款農林水産業費1項農業費3目農業総務費45万5,000円の追加、5目農地費418万3,000円の減額、7款商工費1目商工総務費419万3,000円の減額、8款土木費1項土木管理費3目総務費105万円の追加でございます。
14ページでございます。2項道路橋梁費1目道路橋梁総務費8万5,000円の追加、4項都市計画費2目下水道費493万3,000円の追加は人件費補正に伴う特別会計への繰出金でございます。
15ページでございます。教育費でございます。10款教育費1項教育総務費は705万3,000円の減額、4項幼稚園費44万1,000円の追加、5項社会教育費1目社会教育総務費12万5,000円の追加でございます。
16ページでございます。7目図書館費202万3,000円の減額、6項保健体育費3目給食費2万3,000円の追加でございます。
17ページは特別職、18ページは一般職の補正後の給与費明細書を掲載させていただきました。
以上、補正予算の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより議案第76号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、議案第76号平成30年度愛荘町一般会計補正予算(第5号)は、原案のとおり可決されました。

議案第77号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第6、議案第77号平成30年度愛荘町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。住民福祉部長。

〔住民福祉部長 岡部 得晴君登壇〕

住民福祉部長(岡部 得晴君)

それでは、議案第77号平成30年度愛荘町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について、説明をさせていただきます。19ページをお願いしたいと思います。
平成30年度愛荘町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正第1条歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ158万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億3,493万円とするものでございます。
事項別明細書の24ページをお願いしたいと思います。今回の補正予算につきましては、人事院勧告などによる職員の人件費について予算措置をしようとするため補正予算をお願いするものでございます。
歳入の部、10款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金ですが、人事院勧告などによる職員人件費といたしまして158万9,000円を減額するものでございます。
25ページでございます。歳出の部でございます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費についても人事院勧告などに伴う給与・職員手当・共済費を合わせて158万9,000円を減額するものでございます。
26ページにつきましては補正後の給与費明細書でございます。
以上、ご審議いただきますようよろしくお願いいたします。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより議案第77号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、議案第77号平成30年度愛荘町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。

議案第78号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第7、議案第78号平成30年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)を議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。住民福祉部長。

〔住民福祉部長 岡部 得晴君登壇〕

住民福祉部長(岡部 得晴君)

それでは、議案第78号平成30年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)について、説明をいたします。27ページをお願いしたいと思います。
平成30年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正第1条歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ33万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,447万円とするものでございます。
事項別明細書の32ページをお願いしたいと思います。今回の補正予算につきましては、人事院勧告などによる職員人件費について予算措置をしようとするため補正をお願いするものでございます。
歳入の部、4款繰入金1項一般会計繰入金3目職員給与等繰入金ですが、一般会計からの繰入金として33万1,000円を追加するものでございます。
33ページでございます。歳出の部、1款総務費1項総務管理費1目一般管理費については、人事院勧告などに伴う職員手当・共済費として33万1,000円を追加するものでございます。
次の34ページにつきましては補正後の給与費明細書でございます。
以上、ご審議いただきますようよろしくお願いいたします。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより議案第78号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、議案第78号平成30年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。

議案第79号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第8、議案第79号平成30年度愛荘町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。住民福祉部長。

〔住民福祉部長 岡部 得晴君登壇〕

住民福祉部長(岡部 得晴君)

それでは、議案第79号平成30年度愛荘町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について、説明させていただきます。35ページをお願いいたしたいと思います。
平成30年度愛荘町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正第1条歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ137万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億1,677万3,000円とするものでございます。
事項別明細書の40ページをお願いいたしたいと思います。今回の補正予算につきましては、人事院勧告などによる職員の人件費等について予算措置するため補正をお願いするものでございます。
歳入の部でございます。3款国庫支出金2項国庫補助金4目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)ですが、人事院勧告などによる地域包括支援センター職員の人件費分として、財源負担割合分(38.5%)の14万8,000円を追加するものでございます。
5款県支出金2項県補助金2目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)ですが、人事院勧告などによる地域包括支援センター職員の人件費分といたしまして、財源負担割合分(19.25%)の7万4,000円を追加するものでございます。
8款繰入金1項一般会計繰入金2目その他一般会計繰入金ですが、人事院勧告などによる一般職員人件費分といたしまして一般会計からの繰り入れとして176万円を減額するものでございます。
4目地域支援事業繰入金(包括的支援事業・任意事業)ですが、人事院勧告などによる地域包括支援センター職員の人件費分といたしまして、財源負担割合分(19.25%)の7万6,000円を追加するものでございます。
2項基金繰入金1目介護給付費準備基金繰入金ですが、人事院勧告などによる地域包括支援センター職員の人件費分といたしまして、保険料財源負担割合分(23%)の8万8,000円を追加するものでございます。
41ページになります。歳出の部でございます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費につきましては、人事院勧告などに伴います給与・職員手当・共済費を合わせて176万円を減額するものでございます。
4款地域支援事業2項包括的支援事業・任意事業1目地域包括支援センター運営事業につきましては、人事院勧告などに伴う地域包括支援センター職員の職員手当・共済費を合わせて38万6,000円を追加するものでございます。
42ページにつきましては補正後の給与費明細書でございます。
以上、ご審議いただきますようよろしくお願いいたします。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。

これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより議案第79号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、議案第79号平成30年度愛荘町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決されました。

議案第80号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第9、議案第80号平成30年度愛荘町下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。産業建設部長。

〔産業建設部長 青木 清司君登壇〕

産業建設部長(青木 清司君)

それでは、議案書43ページをお願いいたします。議案第80号平成30年度愛荘町下水道事業特別会計補正予算(第3号)を、ご説明をさせていただきます。
平成30年度愛荘町下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正第1条歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ493万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億3,462万9,000円とするものでございます。
今回の補正につきましては、人事異動ならびに人事院勧告による給与条例の改正によるものでございます。
48ページをお願いいたします。まず歳入でございますが、6款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金、一般会計より493万3,000円の繰り入れでございます。
次に、歳出の部でございます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費、職員の給料・職員手当等・共済費を合わせまして493万3,000円の追加でございます。
次の3款1項公債費1目元金2目利子につきましては、補正額の財源内訳の更正でございます。
次のページにつきましては補正後の給与費明細書でございます。
よろしくお願い申し上げます。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより議案第80号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、議案第80号平成30年度愛荘町下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。

議長(高橋 正夫君)

暫時休憩いたします。

休憩午前11時34分
再開午前11時35分

議長(高橋 正夫君)

休憩前に引き続き会議を開きます。

議長(高橋 正夫君)

お諮りします。ただいま請願1件、意見書5件、議堤4件が提出されました。これを日程に追加し直ちに議題にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

異議なしと認めます。よって、請願1件、意見書5件、議堤4件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。

請願第1号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第1、請願第1号主要農作物の種子生産にかかる県条例の制定に関する意見書の提出を求める請願書についてを議題とします。
お諮りします。請願第1号につきましては、会議規則第92条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

異議なしと認めます。よって、請願第1号は委員会付託を省略することに決定しました。
本件について、紹介議員の説明を求めます。9番、河村 善一君。

〔9番河村 善一君登壇〕

9番(河村 善一君)

議案の2ページをお開きください。

請願第1号、主要農作物の種子生産にかかる県条例の制定に関する意見書の提出を求める請願書

紹介議員 愛荘町議会議員 河村 善一
請願者 滋賀県彦根市川瀬馬場町922番地の1
東びわこ農業協同組合
経営管理委員会会長 石部 和美
滋賀県彦根市川瀬馬場町922番地の1
滋賀県農政連盟湖東連合支部
支部長 小菅 久宣

請願の趣旨および理由

主要農作物種子法(以下、「種子法」という。)を廃止する法案が、平成29年4月14日の参議院本会議で可決・成立し、平成30年4月1日種子法が廃止されました。
これまで、県行政は同法に基づき高品質な原種・原原種の生産・供給を担い、本県の主要農産物である水稲、麦および大豆の安定生産や品質向上に中心的な役割を果たすことにより、地域農業の振興に大きな貢献をしてきました。
種子法の廃止を受けて、県は関係要綱を1本化した滋賀県水稲、麦類および大豆の種子供給にかかる基本要綱を制定し、県内では同要綱に基づく種子生産が開始されたところです。
一方、一部の県においては、これまで行政が担ってきた種子生産にかかる業務を外部に移管する等の方針が示され、移管されれば種もみの価格上昇や品質低下を招かねない等の報道がなされており、県内の生産現場においても将来的には優良な種子が安定的に供給されなくなるのではないかという不安が広がっています。
つきましては、以上をふまえ、地方自治法第99条の規定に基づき、今後も県行政が種子生産に中心的な役割を果たし、これまでどおりの行政対応を継続することに必要な予算および関係部署の人員体制を恒久的に措置する観点から、主要農産物の種子生産にかかる県条例を制定することを内容とする意見書を滋賀県に提出されるよう要請いたします。以上です。

地方自治法第124条の規定により、上記のとおり請願書を提出いたします。

平成30年11月12日

愛荘町議会議長 高橋 正夫様

愛荘町でも種子の生産を長年されている農家がおられます。非常に心配されておられます。ご賛同をお願いいたしまして説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。

これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。

これより請願第1号を採決します。本案は原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、請願第1号主要農作物の種子生産にかかる県条例の制定に関する意見書の提出を求める請願書は採択することに決定しました。

意見書第2号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第2意見書第2号消費税10%への引き上げの中止を求める意見書についてを議題にします。

本案について提案理由の説明を求めます。13番、辰己 保君。

〔13番辰己 保君登壇〕

13番(辰己 保君)

意見書2号を提案申し上げます。

意見書第2号

2018年12月10日

愛荘町議会議長 高橋 正夫 様

消費税10%への引き上げの中止を求める意見書

上記の議案を、愛荘町議会会議規則第14条の規定により提出する。

提出者 愛荘町議会議員 辰己 保
賛成者 愛荘町議会議員 瀧 すみ江

消費税10%への引き上げの中止を求める意見書

安倍首相は、来年10月からの消費税率の8%から10%への引き上げを改めて表明した。その理由の1つに全世代型社会保障の実現に向けた財源確保があげられている。
これまでも社会保障の充実として消費税が引き上げられてきたが、充実どころか年金は下がる、医療や介護の負担は増える、生活保護までも引き下げられるなど、社会保障がよくなったといえないのが実態である。
社会保障などの財源は消費税に頼らず、経済の立て直しと大企業や高額所得者の適切な負担で確保すべきである。
安倍首相は、増税の際の中小業者支援策として2%のポイント還元を押し出している。増税後の一時期に限り中小商店でクレジットカードで買い物をした人にポイント還元するものだが、商店にとってはクレジット会社への手数料やシステム導入の負担が重く、カード決済を利用しない人には何の恩恵もない。
また、増税対策として食料品などに軽減税率を導入するとしている。しかし、現在の8%税率そのままであり、軽減とは言えない。低所得者が2万5,000円の商品券を2万円で購入できるプレミアム商品券も持ち出しているが、いずれ買おうと思っていたものを商品券があるから買う先食いなどもあり、必ずしも新たな商品を生むわけではない。
このような対策を取らざるを得ないことは、増税により地域経済が落ち込むことを認めていることであり、増税分を戻すくらいなら、最初から増税をやめるべきである。
また、2023年10月からは、仕入れにかかった税額を証明するインボイスが求められるが、年商が1,000万円以下の免税業者は発行できず、取引から排除される恐れがある。これには日本商工会議所も反対している。消費税増税は消費者だけでなく零細業者にも格差を拡大するものである。
安倍政権は大企業減税で政権復帰以来、4兆円以上も減税してきた。消費税増税で国民に負担を求めるのではなく、大企業や資産家に応分の負担を求める税政へと抜本的な見直しを進めるとともに、大軍拡や大型開発中心の予算を改め、税金は社会保障や子育て支援をはじめ、災害対策や復興支援など優先して使うべきである。
よって、政府に対し消費税10%の引き上げを注視するよう強く求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成30年12月19日

滋賀県愛荘町議会
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
財務大臣
内閣府特命担当大臣宛て

以上が意見書の内容です。
これに際して一言申し上げておきます。消費税はそもそもなぜ導入されたかであります。消費税は社会保障の財源に充てて創設をされました。社会保障の財源に充てていれば今日のような社会保障切り捨てにはならなかったのではないでしょうか。3%の消費税で7兆5,000億円を見込んでいました。
今政府資産でも社会保障費の自然相場は1兆円です。社会保障を充実させる財源はあるのです。しかし、現状は低所得者や高齢者などの弱者ほど厳しい負担をしうる社会保障制度に変えてしまっています。
後期高齢者医療保険では来年10月から年金収入160万円以下の方への特例措置が廃止されます。加えて、消費税10%でダブルパンチとなり、所得のない人により重い負担となってきます。
大型店舗法によって商店街は疲弊してきました。インボイスの導入は売り上げに関係なく消費税を支払う仕組みとなってしまします。そのために新しく商売を行うにも大変となり、企業を増やすことに二の足を踏む状況をつくりだします。地域経済にとっては百害あって一利なしです。
町民にも地域商業にとっても大きな影響をもたらすもの、クレジットカードによる買い物は商店の負担となり、消費者には年間負担が伴います。いろいろと還元策を講じますが、子どもたちのカード使用は新たな社会問題をつくりだすことなど危惧をいたします。
いろいろな還元策を講じなければならない消費税増税は中止すべきと考えます。どうか議員の皆さん、こうした増税のあり方そのものが問われてきているのではないでしょうか。ぜひとも適正な判断をいただき、意見書を国に挙げていただきますよう、お願い申し上げて提案とさせていただきます。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより、意見書第2号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立少数であります。よって、意見書第2号消費税10%への引き上げの中止を求める意見書については否決することに決定いたしました。

意見書第3号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第3意見書第3号沖縄県民の「新基地ノーの民意」を尊重することを求める意見書についてを議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。11番、瀧 すみ江君。

〔11番瀧 すみ江君登壇〕

11番(瀧 すみ江君)

11番、瀧 すみ江、意見書第3号の提案説明をさせていただきます。まず、意見書の方を朗読させていただきます。

意見書第3号

2018年12月10日

愛荘町議会議長 高橋 正夫 様

沖縄県民の「新基地ノーの民意」を尊重することを求める意見書

上記の議案を、愛荘町議会会議規則第14条の規定により提出する。

提出者 愛荘町議会議員 瀧 すみ江
賛成者 愛荘町議会議員 辰己 保

沖縄県民の「新基地ノーの民意」を尊重することを求める意見書

全国が注目した沖縄県知事選挙で、沖縄にこれ以上の基地をつくらせないとした翁長前知事の意思を受け継いだ玉城デニー知事が過去最多得票で当選した。引き続く豊見城市長選挙、那覇市長選挙でも新基地ノーの候補が勝利し、新基地建設反対の圧倒的な民意を示した。この間、沖縄県民が問いかけてきたのは、日本の民主主義が本物かどうかという1点につきる。
県外移設の公約を覆した元知事の埋め立て承認を楯に、ごり押しすることが民主国家としてふさわしいのかが問われている。安倍首相は米軍基地の多くが沖縄に集中する現状について「到底、是認できるものではない」と述べた上で、県民の気持ちに寄り添いながら基地負担軽減に向け一つひとつ着実に結果を出していくと強調している。
しかし、米軍普天間基地の移設先とされる名護市辺野古への新基地建設計画をめぐり、11月15日、沖縄防衛局は埋め立て工事に向けた作業を再開した。玉城デニー知事が政府に対話を求めている最中、工事を再開することは民主主義の根幹が問われる。埋め立てをめぐっては元知事が出した承認を翁長雄志知事が8月31日に撤回した。埋め立て工事は法的根拠を失い、中断された。
ところが、政府は県知事選挙で示された民意を考慮することなく、防衛省が国交省に対して行政不服審査法に基づく審査を請求し、併せて審査結果を待たずに撤回による工事停止の効力を失わせる執行停止を申し立て、国交省は請求からわずか13日、県から反論の意見書が届いてわずか5日で撤回の執行停止を決めた。
そもそも行政不服審査法に基づく審査請求は行政に対して私人が行うものであり、国が私人と同様だと称して同じ国の機関に審査請求をするという行政法学者の多くが違法とする手続きを政府がごり押しした。沖縄県民からすれば普天間基地の返還、これ以上基地を増やさないでほしいというのは切実な願いである。
よって、沖縄県民の新基地ノーの民意を尊重することを求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

2018年12月19日

滋賀県愛荘町議会
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
防衛大臣
外務大臣宛て

ただいまは意見書の朗読をさせていただきました。私の方から少し提案についての説明をさせていただきます。
沖縄県の面積は日本全体の0.6%なのに、日本の米軍占用基地の70%が沖縄にあります。そのために少女暴行事件など米軍基地をめぐる問題が起きています。1年前、沖縄宜野湾市にある普天間第2小学校校庭に米軍大型ヘリの窓が落ちてから、今も米軍機が近づくと運動場にいる児童は避難し、その回数は9月までに約700回を超え、その都度に授業や遊びが中断されています。
自然保護に関わる多くの研究者は辺野古大浦湾一帯を日本が最も守らなければならない場所と言います。例え誰かが開発を要望してもそれを拒むのが政府のあるべき姿です。しかし、14日、辺野古の海に土砂が投入されました。あの美しい海が民意や法を無視して米軍の新しい基地をつくるために埋め立てられるという暴挙です。
危険と隣り合わせの基地をなくすことこそ政府が果たす責任です。宜野湾市にいらないものは辺野古にもいらないのです。滋賀県にも饗庭の基地があり、何回も日米合同練習が行われています。2013年、10月には沖縄のようにオスプレーを使った演習が実施されました。
このような状況を鑑み、沖縄の現実を正面から受け止めていただきまして、意見書に賛同していただき、そして国に向けてこの意見書を提出ということにしていただきたいということをお願い申し上げまして、提案説明とさせていただきます。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより意見書第3号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立少数です。よって、意見書第3号沖縄県の「新基地ノーの民意」を尊重することを求める意見書については否決することに決定いたしました。

意見書第4号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第4意見書第4号巨額な国体費用を削減し、県民のいのち・暮らし応援の県政を求める意見書についてを議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。13番、辰己 保君。

〔13番辰己 保君登壇〕

13番(辰己 保君)

意見書第4号をご提案申し上げます。

意見書第4号

2018年12月10日

愛荘町議会議長 高橋 正夫 様

巨額な国体費用を削減し、県民のいのち・暮らしの応援の県政を求める意見書

上記の議案を、愛荘町議会会議規則第14条の規定により提出する。

提出者 愛荘町議会議員 辰己 保
賛成者 愛荘町議会議員 瀧 すみ江

巨額な国体費用を削減し、県民のいのち・暮らしの応援の県政を求める意見書

2024年に滋賀県で開催予定の第79回国民スポーツ大会(以下国体)の施設整備等に総額511億円にもおよぶ税金をつぎ込もうとしている。県の財政見通しでは今後800億円もの赤字が見込めれることから、県民生活にかかる事業が行革の名で切り下げられようとしている。国体の開催費用について全国知事会は自治体財政が圧迫された苦い経験から平成14年緊急決議を挙げ、国体の簡素・効率化をすすめてきた。この間、開かれた国体は既存施設の活用や他府県施設の利用など、施設整備の費用を節約してコンパクトな国体として成功させている。500億円を超える施設整備費の中心は主会場となる彦根市の陸上競技場に200億円、大津市の県立体育館に100億円、草津市のプールに99億円である。いずれも土地造成に多額の費用が必要なうえ、国体終了後の施設利用や維持管理を考えた場合、課題は山積である。施設整備費用を他府県並みに半減させようとすれば、この3つを抜本的に見直すことが必要である。今県内にある陸上競技場や体育館でも部分的な修繕や客席・サブグラウンド・駐車場を仮設すれば十分に開催できる。その一方で県は来年度からの4年間で市町、団体への補助金・委託料など582項目を廃止・縮小し、約24億円を削減しようとしている。県民の暮らしを犠牲にして国体に巨額の費用をつぎ込むことに県民の理解は得られない。
国体費用を半減し、その財源で子どもの医療費無料化を拡充し、国民健康保険税(国民健康保険料)を引き下げ、マンモス化で困難さを増す特別支援学校を新増設するなど、税金の使い方を県民のいのちと暮らしを優先に抜本的に見直すべきである。
国体の成功と暮らしを守り、県民の願いを実現することは両立できる。国体の施設整備費を削減し、暮らしを守るために以下のことを求める。

  1. 500億円を超える国体施設整備費等を他府県並みに半減すること。
  2. 行政経営方針を見直し、県民の暮らしを応援し切実な県民要求を実現すること。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

2018年12月19日

愛荘町議会
滋賀県知事宛て

以上の意見書の文面であります。これに対する一言を申し上げておきます。
500億円も投入して国民スポーツ大会(国体)を行う前に、そのために県民の補助金の削減・縮小が行われるわけです。今この文面に書いてあるように24億円を削減するということになってきます。
一例ですが、本町にも影響します。子ども食堂がその対象となるなど、これからの地域づくりにとっても子どもたちの成長においても、大きな役割を果たすのではないかと私は考えております。
国体事業のあおりで10万円の補助金がカットされる。子ども食堂は親の労働の働き方にも影響し、家族そろって夕食の団らんが持てない家庭が増える中で取り組みがつくり出されてきました。地域からも支える取り組みが後退すること、このことは地域にとっても、また町にとっても大きな損失とつながっていくと考えます。その詳細については一般質問でも述べています。
国体費用を半減することで、地域の取り組みが継続できます。国民健康保険事業への県費が投入していただくことができる。よって、国体費用は他県並みの予算で行い、福祉施策を維持することはできると考えます。
議員各位の適正なご判断をお願い申し上げて意見書の提出とさせていただきます。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより意見書第4号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立少数です。よって、意見書第4号巨額な国体費用を削減し、県民のいのち・暮らし応援の県政を求める意見書については否決することに決定しました。

意見書第5号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第5意見書第5号陸上自衛隊饗庭野演習場での実弾射撃訓練の中止と日米合同演習を行わないことを求める意見書についてを議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。11番、瀧 すみ江君。

〔11番瀧 すみ江君登壇〕

11番(瀧 すみ江君)

11番、瀧 すみ江。意見書第5号の提案説明をさせていただきます。朗読をさせていただきます。

意見書第5号

2018年12月10日

愛荘町議会議長 高橋 正夫 様

陸上自衛隊饗庭野演習場での実弾射撃訓練の中止と日米合同演習を行わないことを求める意見書

上記の議案を、愛荘町議会会議規則第14条の規定により提出する。

提出者 愛荘町議会議員 瀧 すみ江
賛成者 愛荘町議会議員 辰己 保

陸上自衛隊饗庭野演習場での実弾射撃訓練の中止と日米合同演習を行わないことを求める意見書

高島市の陸上自衛隊饗庭野演習場で11月14日午後演習場外通過の国道303号に陸自信太山第37普通科連隊の発射した81ミリメートル追撃砲弾が着弾するという、あってはならない事件が発生した。
高島市民の運転する自動車の数十メートル近くに着弾し、その炸裂した砲弾がアスファルト片を破裂、さらにその破片が自動車後部窓を突き破り、一歩間違えば破弾・殺傷の恐れがあった。陸自幕僚長の説明では煙の位置や飛翔音から着弾域が目標の北側に大きくそれているのはわかっていたが、訓練は続行したとされ、事件の原因は誤射によるものとされた。
饗庭野演習場では2015年7月に保坂地区民家への重機関銃弾が民家を直撃する事件が起きた。その際に、高島市と陸上自衛隊が安全対策に関する覚書を締結し、実弾射撃訓練が再開された経緯がある。覚書には問題が発生した場合、陸自が市などに速やかに通報することも盛り込まれたが、今回の事故では市への報告は発生後2時間半後であった。
高島市と陸上自衛隊は17日に駐屯地周辺の地域連絡会の14地区の区長を対象に説明会を行った。出席者からは過去の教訓が生かされず、訓練による住民被害が繰り返されたことに不安なまま日常を過ごしているのは耐えられない。演習場周辺に国道が通り、民家もある立地をどこまで理解して訓練しているのか。このままでは自衛隊の存在が問われる事態だ。3年前に被害にあった人は集落を出ざるを得なかった。少子高齢化の中、こうした議案でまた住民が減ることになってはたまらないと訴え、安心して生活できる環境をつくってほしいなどと、誤射発覚後の陸自の対応に怒りと切実な声が相次いで出された。
饗庭野演習場では2013年10月に米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレーを使った国内初となる日米合同演習が実施された。合同演習では市街地上空を通るなど地元自治体が出していた要望事項をことごとく無視した訓練が行われた。
来年春には16回目となる日米合同演習が予定されており、今回の事件で演習場周辺の住民の不安は一層強まっている。饗庭野演習場では、ほぼ毎日のように訓練が行われており、周辺住民の安心・安全・生命と暮らしを危険に脅かしていることは今回の事件を見ても明らかである。
以上のことから、下記の事項を強く求める。

  1. 陸上自衛隊饗庭野演習場での実弾射撃訓練を中止すること。
  2. 日米合同練習を行わないこと。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

2018年12月19日

滋賀県愛荘町議会
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
防衛大臣宛て

ただいま朗読をさせていただきましたが、11月の実弾射撃訓練の出来事は言うまでもなくあってはならないことであり、地元自治体も周辺住民の皆さまの安全を確保するため、安全管理に万全の措置を講ずることが絶対条件、実弾射撃訓練の中止さらに原因究明を徹底されますよう強く要請しています。
また、2013年10月に饗庭野で行われた日米合同演習では、国内初となるオスプレーを使った訓練になりました。オスプレーは試作段階から墜落事故を多発させてきた欠陥飛行機です。もともとオスプレーには飛行中に故障しても安全に着陸できるオートローテーション機能がなく、民間機であればアメリカの航空機安全基準に違反し、日本の航空法でも飛ぶことは禁止されています。
それが日本の空を飛べるのは米軍の特権的地位を利用した日米地位協定で日本の法律の適用から除外されているからです。このようなとんでもないことが認められている日米地位協定抜本見直しを求める提言を、今年7月全国知事会が全会一致で採択しました。
私はこのような画期的な動きの中で、地元滋賀県の平和を守るためにも日米共同演習をやめることを訴えます。この2項目を求める意見書に、皆さんのご賛同をお願い申し上げまして提案説明といたします。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより意見書第5号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立少数です。よって、意見書第5号陸上自衛隊饗庭野演習場での実弾射撃訓練の中止と日米合同演習を行わないことを求める意見書については否決することに決定しました。

意見書第6号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第6意見書第6号国保税の負担軽減を図るため協会健保並みの国保税に引き下げるための公費を投入することを求める意見書についてを議題といたします。
本案について提案理由の説明を求めます。13番、辰己 保君。

〔13番辰己 保君登壇〕

13番(辰己 保君)

意見書第6号をご提案申し上げます。

意見書第6号

2018年12月10日

愛荘町議会議長 高橋 正夫 様

国保税の負担軽減を図るため協会健保並みの国保税に引き下げるための公費を投入することを求める意見書

上記の議案を、愛荘町議会会議規則第14条の規定により提出する。

提出者 愛荘町議会議員 辰己 保
賛成者 愛荘町議会議員 瀧 すみ江

国保税の負担軽減を図るため協会健保並みの国保税に引き下げるための公費を投入することを求める意見書

全国どこでも高すぎる国保税(国保料)に加入者は悲鳴を上げている。滞納世帯は全国で289万、全加入世帯の15%を超えている。全国知事会、全国市長会、全国町村会などの地方団体は、加入者の所得が低い国保が他の医療保険より保険税が高く負担が限界になっていることを国保の構造問題だと指摘し、国保を持続可能とするためには、被用者保険との格差を縮小するような抜本的な財政基盤の強化が必要と主張している。日本医師会などの医療関係者も国民皆保険制度を守るために低所得者の保険税(保険料)を引き下げ、保険証の取り上げをやめるよう求めている。
この構造的な問題を解決するには公費投入しかない。全国知事会、全国市長会、全国町村会なども、国保の定率国庫負担の増額を政府に要望し続けており、2014年には具体的に1兆円規模の公費を投入し、協会健保並みの負担率にすることを政府に求めている。
国保税(国保料)が協会健保と比べて著しく高くなる大きな要因は国保にしかない均等割、平等割という応益部分の算定にある。収入が変らなくても家族の人数が増えれば平等割が増える仕組みは、子育て世代に多大な負担となっている。
これらの問題は国保の都道府県単位化になっても何ら解決できない問題であり、国保税制の危機を打開する道は、国民健康保険制度に国が抜本的な財政措置を講じることである。よって、国保税(国保料)の負担軽減を図るため、協会健保並みの国保税に引き下げるための公費を投入することを求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

2018年12月19日

滋賀県愛荘町議会
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
財務大臣
厚生労働大臣宛て

これに対して、数多くは言う必要はないと思います。あくまでも全国町村会がこれらをみている。では、町議会としてもこれを上げるべき、後押しすべきというふうに私は強く思いますし、そのためにも皆さんのご賛同をお願い申し上げて提案とさせていただきます。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより意見書第6号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立少数です。よって、意見書第6号国保税の負担軽減を図るため協会健保並みの国保税に引き下げるための公費を投入することを求める意見書については否決することに決定しました。

議長(高橋 正夫君)

暫時休憩いたします。再開を1時30分といたします。

休憩午後12時22分
再開午後1時30分

議長(高橋 正夫君)

休憩前に引き続き会議を開きます。

議堤第15号~17号の上程、説明、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第7、議提第15号総務産業建設常任委員会閉会中の継続調査についてから追加日程第9議堤第17号広報常任委員会閉会中の継続調査についてまでを一括議題とします。
各常任委員会委員長より、閉会中も継続調査に付したい旨の申し出があります。閉会中の継続調査に付すことにご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

異議なしと認めます。よって、議提第15号総務産業建設常任委員会閉会中の継続調査について、議提第16号教育民生常任委員会閉会中の継続調査について、議堤第17号広報常任委員会閉会中の継続調査については、閉会中も継続調査に付すことに決定しました。

議堤第18号の上程、説明、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第10、議提第18号議員派遣についてを議題にします。
会議規則第127条の規定により、お手元に配付しました議案のとおり、議員派遣することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

異議なしと認めます。よって、議提第18号議員派遣については、お手元に配付しました議案のとおり、議員を派遣することに決定しました。

議長(高橋 正夫君)

暫時休憩いたします。

休憩午後1時32分
再開午後1時34分

議長(高橋 正夫君)

休憩前に引き続き会議を開きます。

議長(高橋 正夫君)

お諮りします。ただいま意見書1件が提出されました。これを日程に追加し直ちに議題にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

異議なしと認めます。よって、意見書1件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。

意見書第7号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第1意見書第7号主要農作物の種子生産にかかる県条例の制定を求める意見書についてを議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。9番、河村 善一君。

〔9番河村 善一君登壇〕

9番(河村 善一君)

それでは意見書の提案させていただきます。

意見書第7号

平成30年12月19日

愛荘町議会議長 高橋 正夫 様

主要農作物の種子生産にかかる県条例の制定を求める意見書

主要農作物種子法(以下、「種子法」という。)を廃止する法案が、平成29年4月14日の参議院本会議で可決・成立し、平成30年4月1日種子法が廃止された。
これまで、県行政は同法に基づき高品質な原種・原原種の生産・供給等を担い、本県の主要農産物である水稲、麦および大豆の安定生産や品質向上に中心的な役割を果たすことにより、地域農業の振興に大きな貢献をしてきた。
種子法の廃止を受けて、県は関係要綱を1本化した滋賀県水稲、麦類および大豆の種子供給にかかる基本要綱を制定し、県内では同要綱に基づく種子生産が開始されたところである。
一方、一部の県においては、これまで行政が担ってきた種子生産にかかる業務を外部に移管する等の方針が示され、移管されれば種もみの価格上昇や品質低下を招かねない等の報道がなされており、県内の生産現場においても将来的には優良な種子が安定的に供給されなくなるのではないかという不安が広がっている。
よって、県におかれては今後も県行政が種子生産に中心的な役割を果たし、これまでどおりの行政対応を継続することに必要な予算および関係部署の人員体制を恒久的に措置する観点から、主要農産物の種子生産にかかる条例を制定されるよう強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成30年12月19日

滋賀県愛荘町議会
滋賀県知事宛て

よろしくお願いいたします。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより意見書第7号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、意見書第7号主要農作物の種子生産にかかる県条例の制定を求める意見書については原案のとおり可決することに決定しました。

閉会の宣告

議長(高橋 正夫君)

これで、本定例会に付された日程はすべて終了いたしましたので、会議を閉じます。
町長の閉会のあいさつをお願いいたします。町長。

町長あいさつ

町長(有村 国知君)

平成30年12月愛荘町議会定例会の閉会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
今議会では追加案件を含む全18件の提案議案について、慎重審議の上、ご議決をいただきました。誠にありがとうございます。
一般質問や議案審議、委員会を通じていただいたご意見・ご提案につきましても今後の町政運営に生かさせていただきたく存じます。ありがとうございました。
平成30年も残すところわずかとなりました。寒さも一段と増してまいりますが、くれぐれもご自愛をいただき、お健やかな年末年始を町民の皆さまがお迎えになられますことを、また新年が愛荘町にとって輝かしい年となることを祈念申し上げ、閉会のあいさつとさせていただきます。

議長(高橋 正夫君)

これをもって、平成30年12月愛荘町議会定例会を閉会いたします。
大変ご苦労さまでございました。

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