平成30年9月定例会3日目(平成30年09月21日) 議事録

更新日:2019年12月25日

平成30年9月愛荘町議会定例会

議会日程

開会:午後1時00分 閉会:午後2時11分

平成30年9月愛荘町議会定例会日程と議案内容
日程 議案内容
日程第1 議案第52号 平成29年度愛荘町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについてから
日程第2 議案第53号 平成29年度愛荘町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて
日程第3 議案第54号 平成29年度愛荘町土地取得造成事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて
日程第4 議案第55号 平成29年度愛荘町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて
日程第5 議案第56号 平成29年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて
日程第6 議案第57号 平成29年度愛荘町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて
日程第7 議案第58号 平成29年度愛荘町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて

本日の会議に付した事件

日程第1から日程第7

追加日程と議案内容
日程 議案内容
追加日程第1 議案第59号 契約の締結につき議決を求めることについて
追加日程第2 議案第60号 契約の締結につき議決を求めることについて
追加日程と議案内容(議堤)
日程 議案内容
追加日程第1 議堤第10号 2025年国際博覧会の誘致に関する決議
追加日程第2 議堤第11号 総務産業建設常任委員会閉会中の継続調査について
追加日程第3 議堤第12号 教育民生常任委員会閉会中の継続調査について
追加日程第4 議堤第13号 広報常任委員会閉会中の継続調査について
追加日程第5 議堤第14号 議員派遣について

出席議員(14名)

1番 澤田 源宏

2番 村西 作雄

3番 森野 隆

4番 西澤 桂一

5番 村田 定

6番 伊谷 正昭

7番 外川 善正

8番 徳田 文治

9番 河村 善一

10番 吉岡 ゑミ子

11番 瀧 すみ江

12番 竹中 秀夫

13番 辰己 保

14番 高橋 正夫

欠席議員(なし)

なし

議事

開議の宣告

議長(高橋 正夫君)

ただいまの出席議員は14名で、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

議事日程の報告

議長(高橋 正夫君)

本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。

議案第52号~議案第58号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

日程第1、議案第52号平成29年度愛荘町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについてから日程第7、議案第58号平成29年度愛荘町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてまでを一括議題として9月10日の議事を続けます。
まず、議案52号平成29年度愛荘町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについては決算特別委員会に付託し、審査が行われた報告書が提出されていますから、決算特別委員会の審査報告を求めます。
決算特別委員会、河村委員長。

〔決算特別委員会長 河村 善一君登壇〕

決算特別委員長(河村 善一君)

決算特別委員会委員長報告を行います。

平成30年9月21日

愛荘町議会議長 高橋 正夫 様

愛荘町決算特別委員会委員長 河村 善一

本委員会に付託された議案は、審査の結果、次のとおり決定したので、愛荘町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。

  1. 審査結果議案第52号平成29年度愛荘町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを原案可決。
  2. 審査経過9月18日に各部門別に総括質疑、全体総括質疑を行い、慎重に審査しました。

また、決算特別委員会に先だち、9月11日から9月14日にかけて第1委員会から第4委員会により詳細な説明・質疑を行ったことを申し添えます。
総務部門の主な内容は指定管理者制度見直しの進捗状況について、ふるさと納税の返礼品3割以下への見直しの考え方について、税の滞納処分強化と基本的人権の尊重について、ストレスチェック事業の効果について、大型生ごみ処理機実証実験の効果・検証について、ごみの不法投棄に対する啓発について、がんばる愛荘町まちづくり基金積立金の取り崩しに対しての考え方について、防災基金積立金について、地域おこし協力隊の評価について、地域資源コーディネーターについて、現在の行政レベルを維持していくための人件費・職員数について、消防団員の確保について、災害時自主避難所の周知および収容人数・備蓄品・ペット対応等について、旧近江銀行・旧郡役所の工事およびバリアフリー化について、6町クラウド共同利用料について、民生部門は保健センターの抜本的改修について、愛の郷・いきいきセンターの使用料収入について、老人ホーム入所措置事業の状況について、緊急通報システム登録者増加の取り組みについて、地域支え愛活動促進事業について、聴覚障害者への緊急時(災害時等)対応について、もこもこクラブへの補助金について、けんこうプールへの交通支援について、つくし保育園での臨時職員について、児童虐待の推移について、産業建設部門は有害鳥獣事業の評価について、サルの駆除頭数増の県への要望について、伝統産業会館指定管理料および麻布創造発信事業委託料の評価について、街道交流館駐車場のあり方について、河川愛護作業補助金について、地籍調査の状況について、教育部門は幼稚園3年制の評価について、給食のアレルギー対応食の業者委託について、小麦アレルギーの児童・生徒に配慮したしょうゆの検討状況について、要保護児童・生徒の推移および幼稚園臨時職員の現状について、給食費個人負担金の取り扱いについて、最後に総括質疑として定住自立圏構想について、秦荘庁舎職員駐車場用地の購入の考えについて、補助金・負担金の見直しについて、不納欠損についてなど、活発に審査が行われました。
質疑終了後、討論を省略し、採決の結果、起立多数で議案第52号平成29年度愛荘町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについては、可決するものと決しました。

以上で委員長報告を終わります。

議長(高橋 正夫君)

これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。13番、辰己 保君。

13番(辰己 保君)

13番、辰己 保。平成29年度一般会計決算に対して反対討論を行います。
はじめに平成29年度において、まちづくりの拠点施設となる街道交流館やふれあい交流館の施設整備や魅力満載プロジェクト事業、子ども子育て支援事業、国道8号線へ通ずる歩道整備事業、小中学校整備など町民福祉と教育に寄与する事務事業については認定を行います。
国の経済政策と労働法の改悪で貧富の格差が拡大しています。そして、社会保障費の削減や制度改悪で町民の出費は膨れ上がり、その結果、税や介護保険料・使用料が生活費に占める割合が比重が高まっています。
この実態を反映した声が町民から寄せられています。実質賃金が上がらないために真面目に生活していても生活が苦しくなるばかりとの悲鳴の声、また派遣労働やパート労働から抜け出すことができないために、夢を持てないとの声が青年から聞かされます。そうした親からも我が子が15万円から20万円の収入で親がいなくなれば生活して行けるのかとの心配の声です。
経済的に困窮していく世代と子どもの生活環境との関係が深いことを見なければなりません。国が生活破壊を進めるもとでも町単独で困窮世帯から子どもを支援する事業をつくり出すことです。本町ではいち早く子ども食堂が実施されました。全国学力テストの成績だけに目を奪われて、生活困窮と保護者の就業実態など子どもの環境全体を見ない費用は慎むべきです。
本町の事務事業は正規職員に加えて150人以上の嘱託職員・臨時職員で行われています。これは国民の働く権利を無視した異常な形態です。正規職員が当たり前の労働環境は公共機関から進めるべきで、臨時職員比率を減らそうとしない姿勢は将来のまちづくりにとっても大きな問題となってきます。
政治の共通課題は町民が自由と幸福の追求に責任を持つことです。子ども支援の視点から愛荘町夢まちテラスえちでのものづくり工房への活用に期待をし、平成29年度においても支援をしてきました。
町民の幸福追求に責任を持つ財源は平成29年度決算黒字や基金積立年度中増減額推移を見てもあります。国民健康保険事業や介護保保険事業の財源は国の負担責任をまず求めること、実施させることです。国とともに本町の使命を曖昧にして町民の実態を無視して自己責任ありきは憲法の理念に反することを指摘しておきます。
最後に、差別は経済活動と経済関係から生まれてきます。今日の貧富の格差拡大は子どもの権利を奪う環境をつくり出しています。過去につくり出された差別を歴史から学び、今に生かすためにも同和問題をはじめとする行政意識を変えることです。そうしたことを訴えて反対討論といたします。

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。12番、竹中 秀夫君。

12番(竹中 秀夫君)

12番、竹中です。議案第52号平成29年度愛荘町一般会計歳入歳出決算の認定についての賛成討論を行います。
平成29年度は第1次愛荘町総合計画後期計画期間の最終年度の仕上げの年として、また次期総合計画に向けた新たなスタートへの基礎となる大切な年でありました。こうした中、平成29年度一般会計歳入決算額は106億6,723万5,000円となり、前年度に比べ2億3,968万2,000円の増加となりました。税収においては法人税の減収により1億1,626万2,000円の減収となったものの、収納率は上昇し、徴収強化対策の効果の表れと感じているところであります。
また、ふるさと納税法の拡充や有利な交付税措置のある合併特例債を借入、町の主要企業に充当するなど、きめ細かに財源確保に努められています。
次に、歳出決算は、102億2,601万5,000円となり、前年度に比べ3億3,073万7,000円の増となりました。主要事業として健康づくりの場となるけんこうプールの改修事業、文化事業の拠点となるハーティーセンター秦荘照明音響等改修事業、子どもたちの健やかな成長を願う教育環境の整備ととして秦荘西小学校校舎増築事業や愛知川東小学校校舎等増築事業を実施され、観光や交流の場として愛荘町を発信する拠点施設となる街道交流館の整備、町指定文化財としてふれあい交流館の整備を実施するなど多方面にわたるハード事業に取り組まれたところであります。
一方、ソフト事業におきましても第2次総合計画の達成事業に着手するとともに、子育て支援施策、高齢者施策、減債対策等を必要とされる行政利用を適格に執行されています。
年々厳しくなる財政状況でありますが、職員の皆さんが一丸となって行政改革に取り組んでいただき、更なる健全な財政運営と住民の満足の向上に努めていただきたいと思います。以上、本決算の認定について賛成するものでございます。
議員各位におかれましても賛同をお願いいたしまして賛成討論といたします。以上です。

議長(高橋 正夫君)

ほかに討論ありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

これで討論を終わります。
これより議案第52号を採決します。本案に対する決算特別委員会は報告のとおり可決であります。委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立多数です。よって、議案第52号平成29年度愛荘町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり可決されました。
日程第2、議案第53号平成29年度愛荘町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて、日程第3、議案第54号平成29年度愛荘町土地取得造成事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては、総務産業建設常任委員会に付託し、審査が行われた報告書が提出されていますから、総務産業建設常任委員会の審査報告を求めます。
総務産業建設常任委員会、竹中委員長。

〔総務産業建設常任委員長 竹中 秀夫君登壇〕

総務産業建設常任委員長(竹中 秀夫君)

総務産業建設常任委員会、委員長報告を行います。

平成30年9月21日

愛荘町議会議長 高橋 正夫 様

総務産業建設常任委員会委員長 竹中 秀夫

本委員会に付託をされた議案は審査の結果、次のとおり決定したので、愛荘町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。

  1. 審査結果議案第53号平成29年度愛荘町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを原案可決。
    議案第54号平成29年度愛荘町土地取得造成事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを原案可決。
  2. 審査経過9月11日に、総務産業建設常任委員7名の出席がありました。住宅新築資金等貸付事業特別会計の質疑の主なものは、滞納者の分母(総額)について、住宅新築資金等貸付の償還年数についてなどの審査が行われ、討論を経て採決の結果、全員賛成で議案第53号平成29年度愛荘町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり決定いたしました。
    次に、土地取得造成事業特別会計の質疑・討論はなく、採決の結果、全員賛成で議案第54号平成29年度愛荘町土地取得造成事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり決定いたしました。

以上で委員長報告を終わります。

議長(高橋 正夫君)

これより議案53号の委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

ほかに討論ありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより議案第53号を採決します。本案に対する総務産業建設常任委員会は報告のとおり可決であります。委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、議案第53号平成29年度愛荘町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり可決されました。
次に、議案第54号の委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより議案第54号を採決します。本案に対する総務産業建設常任委員会は報告のとおり可決であります。委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、議案第54号平成29年度愛荘町土地取得造成事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり可決されました。
日程第4、議案第55号平成29年度愛荘町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて、日程第5、議案第56号平成29年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて、日程第6、議案第57号平成29年度愛荘町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては教育民生常任委員会に付託し、審査が行われた報告書が提出されていますから、教育民生常任委員会の審査報告を求めます。
教育民生常任委員会、西澤委員長。

〔教育民生常任委員長 西澤 桂一君登壇〕

教育民生常任委員長(西澤 桂一君)

教育民生常任委員会、委員長報告を行います。

平成30年9月21日

愛荘町議会議長 高橋 正夫 様

愛荘町教育民生常任委員会委員長 西澤 桂一

本委員会に付託されました議案は、審査の結果、次のとおりに決定しましたので、愛荘町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。

  1. 審査結果議案第55号平成29年度愛荘町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを原案可決。
    議案第56号平成29年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを原案可決。
    議案第57号平成29年度愛荘町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを原案可決。
  2. 審査経過9月13日に教育民生常任委員7名が慎重に審査しました。国民健康保険事業特別会計の質疑の主なものは退職被保険者の一人当たりの税額について、一般会計繰入金について、特定健診の受診率についてなど審査が行われました。討論は反対討論が1件、賛成討論が1件ありました。採決の結果、起立多数で議案第55号平成29年度愛荘町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり決定しました。次に、後期高齢者医療事業特別会計の質疑の主なものは軽減特例の見直し対象となった人数等についてなど審査が行われました。討論は反対討論が1件、賛成討論が1件あり、採決の結果、起立多数で議案第56号平成29年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり決定いたしました。
    最後に、介護保険事業特別会計の質疑の主なものは第6期計画の最終年であった平成29年度の総括について、第7期計画の重点内容について、繰越明許されたいきいきホッとプラン印刷製本の進捗状況について、介護保険料の不納欠損の取り扱いについてなど審査が行われました。討論は反対討論が1件、賛成討論が1件ありました。採決の結果、起立多数で議案第57号平成29年度愛荘町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり決定いたしました。

以上で委員長報告を終わります。

議長(高橋 正夫君)

これより議案第55号について、委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。11番、瀧 すみ江君。

11番(瀧 すみ江君)

11番、瀧 すみ江。議案第55号平成29年度愛荘町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算に対し認定しない立場で討論を行います。
概要の総括で書かれているように、国民健康保険は国保皆保険の基盤をなす制度として半世紀にわたって我が国の医療保険制度の中核的な役割を担い、地域住民の医療の確保と健康の保持増進に大きく貢献してきました。
平成29年度は町が財政運営の責任主体である最後の年度になり、今年度(30年度)からは滋賀県が財政運営の責任主体になりました。県は保険料水準の統一化を目指すとしていますが、そのようなことになれば保険料や保険税が極端に高くなる自治体が生まれることになります。市町それぞれの状況があるので、それぞれの市町の状況に見合った保険料また保険税にすべきです。また、県は法定外繰り入れの段階的開始を考えていますが、県が押し付けるのではなく自治体の独自性を尊重すべきです。
国保は他の協会店舗等の法的医療保険に比べて高齢者や低所得者層が多く加入しているという構造的な問題を抱えており、その結果として高すぎる保険料また保険税や財政悪化につながっています。
保険税の引き下げは喫緊の課題であり、国保負担を大幅に増やし国保税を引き下げることが必要であることを訴え反対討論といたします。

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。10番、吉岡 ゑミ子君。

10番(吉岡 ゑミ子君)

私は議案第55号平成29年度愛荘町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に賛成する立場から討論を行います。
国民健康保険は国民皆保険制度を建基することにより地域住民の医療の確保と健康の保持増進に寄与しています。しかし、医療の高度化、被保険者数の減少などにより国保事業の運営は年々厳しさを増しています。
このような状況下において税負担の公平化と保険税収納率の向上を図るため、未納者に対し納付相談の機会を拡大するなど収納対策の強化に努められております。
さらには医療費の適正化にも取り組まれ、保険財政の安定的な運営にも努められております。
今後においても税務課、健康推進課、住民課等が連携され、より一層保険者として安定した事業運営と財政運営の健全化を努められることを求め、本決算の認定について賛成するものです。
議員各位におかれましても、ご理解をいただき決算認定にご賛同をお願いし討論を終わります。

議長(高橋 正夫君)

ほかに討論ありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

これで討論を終わります。
これより議案第55号を採決します。本案に対する教育民生常任委員会は報告のとおり可決であります。委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立多数です。よって、議案第55号平成29年度愛荘町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり可決されました。
次に、議案第56号の委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。11番、瀧 すみ江君。

11番(瀧 すみ江君)

11番、瀧 すみ江。議案第56号平成29年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算を認定しない立場から討論を行います。
平成29年度は第5期後期高齢者医療保険料の2年目になります。第1期の時は所得割6.85%、均等割3万8,175円でしたが、毎期引き上がり第5期は所得割は8.94%、均等割4万5,242円になりました。
また、平成29年度に後期高齢者医療保険料の軽減特例の見直しが行われ、均等割額の9割軽減が7割軽減に、所得割額の5割軽減が2割軽減になりました。さらに、平成30年度には均等割7割軽減が5割軽減に、所得割2割軽減が軽減なしになりました。
これにより影響を受けた人数は500人を超えています。広域連合で何もかも決められるので知らないところで何もかも決められてしまいます。
介護保険料、後期高齢者医療保険料は同時に支払えば年金暮らしの高齢者にとっては本当に大きな負担を強いられることになります。このように高齢者の暮らしが守られない制度を批判して反対討論といたします。

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。10番、吉岡 ゑミ子君。

10番(吉岡 ゑミ子君)

私は議案第56号平成29年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定に賛成する立場から討論を行います。
平成20年4月から75歳以上の高齢者に係る医療を都道府県ごとの後期高齢者医療広域連合が運営主体となった後期高齢者医療制度が創設され、10年が経過をしました。
この間、国では高齢者の置かれている状況に配慮され制度が定着して状況であります。平成29年度には保険者の軽減特例の見直しや高額医療費の上限額の見直しなども行われ、町においては制度の周知や保険料収納への理解を深めるための啓発のほか、きめ細かな対応に努められており、適切に運営がなされていたところです。
高齢者が安心して医療を受けられるよう事業の円滑な執行に努められていることから、本決算の認定について賛成するものです。
議員各位におかれましても、ご理解をいただきご賛同をお願いし討論を終わります。

議長(高橋 正夫君)

ほかに討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

これで討論を終わります。
これより議案第56号を採決します。本案に対する教育民生常任委員会は報告のとおり可決であります。委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立多数です。よって、議案第56号平成29年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり可決されました。
続いて、議案第57号について委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。11番、瀧 すみ江君。

11番(瀧 すみ江君)

11番、瀧 すみ江。議案第57号平成29年度愛荘町介護保険事業特別会計歳入歳出決算を認定しない立場から討論を行います。
平成29年度から介護予防日常生活支援総合事業が行われました。要支援者の必要なサービスを確保するための町の努力は評価いたしますが、この新総合事業は要支援者の訪問通所サービスを介護保険のサービスから外すという介護保険制度の改悪によるものです。平成30年度におきましても利用料の3割負担など制度改悪が目白押しです。
また、第6期介護保険事業計画の最終年度であり、第7期計画が策定され、平成30年度からの第7期保険料が決められました。第6期介護保険料を決めた時、介護保険準備基金が4,261万円を取り崩して252円を引き下げるとされたのに、3年間で434万3,000円を取り崩しただけで積立が847万5,730円であり、413万2,730円が上乗せされて、29年度決算では6,730万9,106円の残高と過去最高になっています。
平成29年度決算にもありますように、平成29年度の給付費は見込み額より1億405万4,138円少なく、計画対比7.6%減でした。このようなことから言えるのは第6期計画の介護保険料は適正ではなかった。第1号被保険者は保険料を多く払い過ぎていたということは言えます。
払い過ぎたならば一人ひとりに返還するのが筋ですが、そうでなければ、それを第7期の保険料に反映すべきです。第7期も準備基金を4,700万円取り崩し、保険料を271円引き下げるとしていますが、第7期計画が終わる時に基金がどのぐらい取り崩されているのか疑問を持つところです。第7期介護保険料も引き上がり負担増となっています。
以上のことから、国の制度改悪を批判するとともに、適正な計画を立て準備基金を活用して介護保険料を引き上げない方策を取ることを訴えて反対討論といたします。

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。10番、吉岡 ゑミ子君。

10番(吉岡 ゑミ子君)

私は議案第57号平成29年度愛荘町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に賛成する立場から討論を行います。
介護保険は制度開始から18年が経過をし、制度も一定定着してきましたが、今後は保険料の上昇を抑えながら事業の継続を計っていくことが大きな課題となっています。
平成29年度の介護事業については、特に4月から開始された総合事業と10月から町内5ヵ所の施設において健康元気もりもり教室の実施がなされ、多くの高齢者の参加を得たことは大変評価できるものです。
また、増加する認知症に対して適切に対応できる職員の育成に取り組むなど、高齢者の住み慣れた地域で尊厳あるその人らしい暮らしを継続できるよう事業執行に努められています。
介護保険は共助の観点から住民負担の公平性を確保するため制度の周知や納付相談に努められた結果、収納率も上昇しています。このような状況の中、一人ひとりに目が行き届く地域包括ケアシステムの深化、推進のケア方針とした第7期介護保険事業計画を策定され適正な介護保険料の算定に努められました。
今後も適正な介護事業の執行と自助・互助・共助・公助の適切な組み合わせによる福祉社会の構築に向けて取り組まれることを要望し、本決算の認定について賛成をするものです。
議員各位におかれましても、本決算の認定にご賛同をお願いし、討論を終わります。

議長(高橋 正夫君)

ほかに討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

これで討論を終わります。
これより議案第57号を採決します。本案に対する教育民生常任委員会は報告のとおり可決であります。委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立多数です。よって、議案第57号平成29年度愛荘町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり可決されました。
日程第7、議案第58号平成29年度愛荘町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては、総務産業建設常任委員会に付託し、審査が行われた報告書が提出されていますから、総務産業建設常任委員会の審査報告を求めます。
総務産業建設常任委員会、竹中委員長。

〔総務産業建設常任委員長 竹中 秀夫君登壇〕

総務産業建設常任委員長(竹中 秀夫君)

総務産業建設常任委員会、委員長報告を行います。

平成30年9月21日

愛荘町議会議長 高橋 正夫 様

総務産業建設常任委員会委員長 竹中 秀夫

本委員会に付託された議案は、審査の結果、次のとおり決定したので、愛荘町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。

  1. 審査結果議案第58号平成29年度愛荘町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを原案可決。
  2. 審査経過9月12日に総務産業建設常任委員7名の出席がありました。質疑の主なものは公共下水道普及状況の中の処理区域内世帯数および処理区域内水洗化世帯数の差と湖東広域衛生管理組合の汲みとりの対象との整合について、公共汚水桝を設置した世帯の受益者負担金・分担金についてなどの審査が行われ、討論を経て、採決の結果、全員賛成で議案第58号平成29年度愛荘町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり決定いたしました。

以上で委員長報告を終わります。

議長(高橋 正夫君)

これより議案第58号について、委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより議案第58号を採決します。本案に対する総務産業建設常任委員会は報告のとおり可決であります。委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、議案第58号平成29年度愛荘町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり可決されました。

議長(高橋 正夫君)

暫時休憩いたします。

休憩午後1時47分
再開午後1時48分

議長(高橋 正夫君)

休憩前に引き続き会議を開きます。

議長(高橋 正夫君)

お諮りします。ただいま議案2件が提出されました。これを日程に追加し直ちに議題にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

異議なしと認めます。よって、議案2件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。

議案第59号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第1、議案第59号契約の締結につき議決を求めることについてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。総合政策部長。

〔総合政策部長 小杉 善範君登壇〕

総合政策部長(小杉 善範君)

それでは、議案第59号契約の締結につき議決を求めることについて、ご説明させていただきます。
次のように請負契約を締結することにつき、地方自治法第96条第1項第5号ならびに愛荘町議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議決をお願いするものであります。

  1. 契約の目的
    平成30年度工事第12号
    愛荘町立山川原地域総合センター増改築工事(建築)
  2. 契約の方法
    一般競争入札
  3. 契約金額
    2億1,351万6,000円
  4. 契約の相手方住所
    滋賀県蒲生郡竜王町山之上3276番地
    氏名 株式会社ヤマタケ創建 代表取締役 竹井 友明

以上でございます。ご審議の方よろしくお願いいたします。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより議案第59号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、追加日程第1、議案第59号契約の締結につき議決を求めることについては、原案のとおり可決されました。

議案第60号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第2、議案第60号契約の締結につき議決を求めることについてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。総合政策部長。

〔総合政策部長 小杉 善範君登壇〕

総合政策部長(小杉 善範君)

それでは、議案第60号契約の締結につき議決を求めることについて、ご説明させていただきます。
次のように請負契約を締結することにつき、地方自治法第96条第1項第5号ならびに愛荘町議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議決をお願いするものであります。

  1. 契約の目的
    平成30年度工事第13号
    愛荘町立山川原地域総合センター増改築工事(電気設備)
  2. 契約の方法
    一般競争入札
  3. 契約金額
    5,994万円
  4. 契約の相手方住所
    滋賀県甲賀市水口町本丸3番45号
    氏名 株式会社テクノミツボシ 代表取締役 谷口 学

以上、審議賜りますようよろしくお願いいたします。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

討論なしと認めます。
これより議案第60号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立全員であります。よって、追加日程第2、議案第60号契約の締結につき議決を求めることについては、原案のとおり可決されました。

議長(高橋 正夫君)

暫時休憩といたします。

休憩午後1時54分
再開午後1時55分

議長(高橋 正夫君)

休憩前に引き続き会議を開きます。

議長(高橋 正夫君)

お諮りします。ただいま議堤5件が提出されました。これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

異議なしと認めます。よって、議堤5件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。

議堤第10号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第1、議堤第10号「2025年国際博覧会の誘致に関する決議」を議題にします。
提案理由の説明を求めます。12番、竹中 秀夫。

〔12番竹中 秀夫登壇〕

12番(竹中 秀夫君)

報告いたします。

議堤第10号平成30年9月2日

愛荘町議会議長 高橋 正夫 様

2025年国際博覧会の誘致に関する決議

上記の議案を、愛荘町議会会議規則第14条の規定により提出する。

提出者愛荘町議会議員 竹中 秀夫
賛成者 愛荘町議会議員 西澤 桂一
賛成者 同 河村 善一
賛成者 同 村田 定
賛成者 同 森野 隆

2025年国際博覧会の誘致に関する決議

2025年に「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする国際博覧会を大阪・関西が一体となって開催することは、新たな産業や観光のイノベーションが期待できるなど、大きな経済効果をもたらすとともに、全世界に向けて圏域の存在感を示す絶好の機会となり、極めて大きな意義がある。
また、このような国際博覧会の開催は、滋賀県における産業振興や観光文化交流等を促進するとともに、県内各地域の振興や住民の生活向上にも寄与することが期待できる。
よって、愛荘町議会は大阪・関西における国際博覧会の開催の意義に賛同するものであり、誘致・実現に向け、大阪府・大阪市や経済界とともに、積極的に取り組むこととする。
以上、決議する。

平成30年9月21日

滋賀県愛荘町議会

以上です。

議長(高橋 正夫君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。13番、辰己 保君。

13番(辰己 保君)

議堤第10号「2025年国際博覧会の誘致に関する決議」に対して反対を表明します。
まず、議堤第10号の決議は今提案者から朗読があったように、国際博覧会に限定した決議文となっています。しかし、実際の博覧会はカジノ万博とも言われています。そのことを証明するように、大阪から滋賀県町村議長会にあいさつに来られるほどカジノ構想に力を入れています。
日本共産党は万博博覧会が持つ産業や技術の進歩・展望を示し、広く協力的に広げようという理念、そのものに反対するものではありません。しかし、この万博はカジノ万博です。
本決議案はカジノ構想について触れていませんが、松井知事はIRと万博の相乗効果を成長の起爆剤にしようと期待しています。また、本決議案は昨年3月に松井知事から府下の各市議会へ要請された内容とほぼ同様になっています。府下の自治体自体がこぞって決議を挙げることにより大阪万博が府民から支持されていることを世界に示すとともに市町村の協力を取り付けようとしているものです。これに本町も加わるということを示すわけです。松井知事が万博とカジノをセットとし、その推進を図ろうとしている点です。
この間の世論調査でも万博会場の予定地の近くにカジノを含む総合型リゾートを誘致することへの賛否を問うと、反対が過半数を大きく上回っています。しかし、大阪府では既にIRの推進局が設置されています。カジノは刑法で禁じられる賭博です。知事は成長戦略と位置づけていますが、ギャンブルが何の財を生み出すものでないことは明白で、それがもたらすものはギャンブル依存症の拡大、不法集団の暗躍、まともな産業・経済の衰退などであり、人類の進歩、展望とも万博が掲げる健康長寿のテーマとも相容れないものです。
また、万博の開催地は大阪湾の埋め立て途中の人口の島夢洲と想定されています。近い将来南海トラフ地震は確実視される中で、大地震大津波に耐えられない夢洲に半年にわたって人を集中させようという計画は、あまりにも無謀と言わなければなりません。
以上を訴えて反対討論といたします。

議長(高橋 正夫君)

次に賛成討論はありませんか。4番、西澤 桂一君。

4番(西澤 桂一君)

4番、西澤です。私は賛成討論をいたします。
提案者の方から説明がありましたように、現在経済は東京を中心ということになってきています。東京に2020年にはオリンピックが開かれ、増々この関西との経済格差が広がっていく中で、関西の地盤をしっかりと強固していく。やはり東京を中心ということになりますと、経済のみならず人口も東京の方に集中していく、こういうようないろいろな弊害が出てまいります。
そういう意味で関西としてしっかりとした基盤をつくる、そういう趣旨で賛成をいたします。

議長(高橋 正夫君)

ほかに討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

これで討論を終わります。
これより議堤第10号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(高橋 正夫君)

起立多数です。よって、議堤第10号「2025年国際博覧会の誘致に関する決議」は、原案のとおり可決されました。

議堤第11号~13号の上程、説明、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第2、議提第11号総務産業建設常任委員会閉会中の継続調査についてから追加日程第4議堤第13号広報常任委員会閉会中の継続調査についてまでを一括議題とします。
各常任委員会委員長より、閉会中も継続調査に付したい旨の申し出があります。閉会中の継続調査に付すことにご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

異議なしと認めます。よって、議提第11号総務産業建設常任委員会閉会中の継続調査について、議提第12号教育民生常任委員会閉会中の継続調査について、議堤第13号広報常任委員会閉会中の継続調査については、閉会中も継続調査に付すことに決定しました。

議堤第14号の上程、説明、採決

議長(高橋 正夫君)

追加日程第5、議提第14号議員派遣についてを議題にします。
会議規則第127条の規定により、お手元に配付しました議案のとおり、議員派遣することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(高橋 正夫君)

異議なしと認めます。よって、追加日程第5、議提第14号議員派遣については、お手元に配付しました議案のとおり、議員を派遣することに決定しました。

閉会の宣告

議長(高橋 正夫君)

これで、本定例会に付された日程はすべて終了しましたので、会議を閉じます。
町長の閉会のあいさつをお願いいたします。町長。

町長あいさつ

町長(有村 国知君)

今議会の閉会にあたりまして、一言御礼を申し上げます。
今議会提案させていただきました案件は、追加案件を含めまして人事案件1件、報告案件2件、改正・条例等議決案件2件、第2次愛荘町総合計画の策定に伴う議決案件1件、契約の締結および財産の取得に伴う議決案件6案件、町道の路線認定に伴う議決案件1件、平成30年度愛荘町一般会計補正予算等に伴う議決案件5件、平成29年度愛荘町一般会計歳入歳出決算等の認定に伴う議決案件7件、合わせて24案件をご提案させていただきました。
会議中におきましては台風21号への対応等により議会日程を変更いただく中、議員の皆さまには熱心にご審議いただき、それぞれご決定賜りましたことを厚く御礼申し上げます。
議会中にいただきました貴重なご意見やご提言につきましては、議員の皆さまをはじめ町民の皆さまの情報を共有し、職員ともども未来を見据え対応を進めてまいりたいと考えております。
また、残念ながら否決されました平成30年度愛荘町一般会計補正予算(第2号)につきましても、町民生活へ影響が出ないよう議会の皆さまと協議させていただきながら引き続きお力を賜ってまいりたいと考えております。
さて、今期定例会でご議決いただきました第2次愛荘町総合計画において、私たちが目指す10年後の町の姿を「愛着と誇り、人と町がともに輝く未来創生の町」と掲げさせていただきました。新たな第2次総合計画をこれからも町政の総合的な推進のための指針として町民の皆さまと理念を共有し、ともに取り組みを進めるため、組織体制を見直し、人と町が成長し、みんなが誇れる住みよいまちづくりを実現してまいる所存です。
結びにあたりまして、議員の皆さまをはじめ町民の皆さまのご健康とご多幸を、そして増々のご活躍を心からご祈念申し上げ、御礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。

議長(高橋 正夫君)

これをもちまして、平成30年9月愛荘町議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。

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