町長メッセージ（令和2年5月14日）

愛荘町の皆様へ

　本日、新型コロナウイルス特別措置法に基づき全国に発令されていた緊急事態宣言が滋賀県を含む39県で解除されました。

　愛荘町では、先月16日に緊急事態宣言が全国に拡大されて以降も、住民や事業者の皆様と共に感染拡大防止の取組を進めてまいりました。住民の皆様には外出の自粛、公共施設の休館、学校の休業、そして事業者の皆様には大変な状況の中、営業時間の短縮や休業協力など感染防止の取組に、ご協力をいただいておりますことに改めて感謝申し上げます。

　皆様のご協力により、現時点までに町内の感染者は確認されていない他、県内における新規感染者数は減少に転じております。

　しかしながら、新型コロナウイルスそのものが無くなったわけではなく、感染のリスクは常に存在します。これまでの努力を無駄にしないためにも気を緩めることなく、感染拡大防止の取組を継続しなければなりません。引き続き、住民の皆様や事業所の皆様お一人お一人の感染症予防対策が必要となります。「密閉・密集・密接」の3密の重なる環境を徹底的に避けるとともに、手洗いや人との距離の確保等対策の継続をお願いします。

　新型コロナウイルスとの闘いは、短期的に終わるものではなく、長期に亘ることも覚悟しなければなりません。その間における住民の皆様、事業者の皆様を支えるため、町においては、国の特別定額給付金への1万円の加算、経営に苦しまれている事業者の皆様への10万円給付等の町独自の施策を実施するとともに、納税の猶予等の対応を行っております。

　一刻も早く事態が終息し、平穏な生活が取り戻せるよう心を一つにしてこの難局を乗り越えましょう。

令和2年5月14日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    　　　　　愛荘町長　有村　国知