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平成27年3月定例会3日目(平成27年03月25日) 議事録

更新日:2019年12月25日

平成27年3月愛荘町議会定例会

議会日程

開会:午前10時30分 閉会:午後8時13分

平成27年3月愛荘町議会定例会日程と議案内容
日程 議案内容
日程第1 議案第28号 平成27年度愛荘町一般会計予算
日程第2 議案第29号 平成27年度愛荘町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算
日程第3 議案第30号 平成27年度愛荘町土地取得造成事業特別会計予算
日程第4 議案第31号 平成27年度愛荘町国民健康保険事業特別会計予算
日程第5 議案第32号 平成27年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計予算
日程第6 議案第33号 平成27年度愛荘町介護保険事業特別会計予算
日程第7 議案第34号 平成27年度愛荘町下水道事業特別会計予算

本日の会議に付した事件

日程第1から日程第7

日程と議案内容(同意・議案)
日程 議案内容
追加日程第 1

同意第6号 愛荘町副町長の選任につき同意を求めることについて

追加日程第 2

議案第36号 愛荘町行政組織条例の一部を改正する条例について

追加日程第 3

議案第37号 契約の締結につき議決を求めることについて

追加日程第 4

議案第38号 損害賠償の額を定めることについて

追加日程第 5

議案第39号 平成26年度愛荘町一般会計補正予算(第12号)

追加日程第 6

議案第40号 平成26年度愛荘町土地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)

追加日程第 7

議案第41号 平成27年度愛荘町一般会計補正予算(第1号)

日程と議案内容(請願)
日程 議案内容
追加日程第 1 請願第 1号 年金の「マクロ経済スライド」発動中止の意見書採択を求める請願
日程と議案内容(意見書・議提)
日程 議案内容
追加日程第 1

意見書第1号 年金の「マクロ経済スライド」発動中止を求める意見書

追加日程第 2

議堤第 1号 愛荘町議会委員会条例の一部を改正する条例について

追加日程第 3

議堤第 2号 議会改革条例検証特別委員会設置に関する決議

追加日程第 4

議堤第 3号 損害賠償の議員派遣について

日程と議案内容(報告・選任)
日程 議案内容
追加日程第 1

報告第 1号 総務産業建設常任委員会の正副委員長の報告について

追加日程第 2

選任第 3号 議会運営委員会委員の選任について

追加日程第 3

選任第 4号 議会改革条例検証特別委員会委員の選任について

追加日程第 4

選挙第 6号 愛知郡広域行政組合議会議員の選挙について

追加日程第 5

報告第 2号 議会運営委員会および各特別委員会の正副委員長の報告について

出席議員(14名)

1番 上林 村治

2番 西澤 桂一

3番 伊谷 正昭

4番 高橋 正夫

5番 外川 善正

6番 徳田 文治

7番 河村 善一

8番 小杉 和子

9番 本田 秀樹

10番 吉岡 ゑミ子

11番 瀧 すみ江

12番 竹中 秀夫

13番 辰己 保

14番 森 隆一

欠席議員(0名)

なし

議事

開会の宣告

議長(森 隆一君)

皆さん、改めまして、おはようございます。ご苦労さまです。

開議の宣告

議長(森 隆一君)

ただいまの出席議員は14名で、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

議事日程の報告

議長(森 隆一君)

本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。それでは、議案審議に入ります。

議案28号~34号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(森 隆一君)

日程第1、議案第28号平成27年度愛荘町一般会計予算から日程第7、議案第34号平成27年度愛荘町下水道事業特別会計予算までを一括議題とし、3月6日の議事を続けます。
まず、日程第1、議案第28号平成27年度愛荘町一般会計予算は予算特別委員会に付託され、審査報告書が提出されていますから、予算特別委員会委員長の審査報告を求めます。予算特別委員会委員長、本田委員長。

〔予算特別委員長 本田 秀樹君登壇〕

予算特別委員長(本田 秀樹君)

予算特別委員会、委員長報告を行います。

平成27年3月23日
愛荘町議会議長 森 隆一様

愛荘町予算特別委員会委員長 本田 秀樹

本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、愛荘町議会会議規則第77条の規定により報告をいたします。

  1. 審査結果
    議案第28号平成27年度愛荘町一般会計予算を原案可決。
  2. 審査経過
    3月17日に総務部門、民生部門、産業建設部門および教育部門に分け、部門別に総括質疑を行い、慎重に審査いたしました。

主な内容は、「総務部門」は、ふるさと納税の取り組みについて、合併10周年式典について、電算用備品購入について、平成27年度予算重点方針等の職員への徹底について、各種事業の見直しについて、職員の増員について、物件費の計上について、近代建築物委員謝礼について、彦根愛知犬上広域ごみ処理施設の進捗状況について、東近江行政組合の運営について、まちづくり補助金について、生ごみ処理機の効果について、「民生部門」は、職員としての我が子の子育て環境について、保育料保護者負担金と町立保育園使用料について、国民健康保険事業特別会計繰出金について、医療費を抑える施策について、介護予防について、児童福祉措置費について、生活介護支援サポーターについて、学童保育所運営委託料について、就職活動を理由とする場合の保育所入園の認定について、障害支援区分認定審査事業について、「産業建設部門」は、都市計画審議会について、湖東三山館あいしょうの支援体制について、農業振興について、学校給食センターに対する野菜拡大事業について、「教育部門」は、いじめ対策について、全国統一学力検査について、本町の子ども1人当たりの教育費予算について、学力・体力の向上について、西澤真蔵記念館のあり方について、明神踊りなどの伝統文化の保存支援について、食育推進計画の当初予算の反映について、子どもの貧困化について、バリアフリーの図書館運営について、学校図書館司書の活動について、最後に総括質疑として、これからの財政計画・運用の仕方についてなど、活発に審査がおこなわれました。
審査終了後、討論を省略し、採決の結果、賛成多数で議案第28号平成27年度愛荘町一般会計予算は原案のとおり決定いたしました。

以上で委員長報告を終わります。

議長(森 隆一君)

これより、委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。辰己君。

13番(辰己 保君)

辰己。平成27年度愛荘町一般会計当初予算について討論を行います。
まずはじめに、平成27年度一般会計当初予算では、つくし保育園改築事業、不妊に悩む方への特定治療等支援事業、第3子目以降出産育児一時金および福祉医療事業など健康づくりや医療体制の充実、そして子育て支援が盛り込まれています。また、小さくてもきらりと輝くまちづくりを目指しての中山道再生整備事業や、ふれあい交流館事業、そして産業振興の取り組みとして愛荘町那珂川町物産展事業を行い、地域産業の発信などが計画されています。アーチェリー場、テニスコートに加えてグラウンドゴルフ場の整備が行われ、スポーツ公園としてスポーツを架け橋とした町を発信できる環境が整備されます。スポーツに加えて、伝統文化、芸能・芸術を発展させるまちづくりにも今後に期待をしたいところです。
平成27年度一般会計当初予算で反対する理由は、すべての町民に背番号を付して、国民を管理するシステムがの盛り込まれていることが最大の問題点です。一昨年12月の国家機密保護法、そして昨年7月の集団的自衛権行使の閣議決定、今国会では5月に集団的自衛権行使のための法案が提出されようとしています。
自民・公明は、国会を延長してまでも戦争立法を成立させ、戦争のできる国へと突き進む考えです。町民への背番号制は戦争立法と一体のものであるということを言わなければなりません。
安倍暴走政治は教育委員会委員長制度を廃止して、政治が教育の介入できる、やってはならない壁を超えようとする改悪を行いました。まさに戦前教育の回帰への入口です。こんな危険な政治を止めるためにも、平成27年度一般会計当初予算から背番号システムの削除修正を提案すべきではありますが、国の法律に基づくもので、修正をすることができません。しかし、多くの町民が声を上げることにより、その流れをストップさせることができます。
このような危険な政治を進める一方で、戦前の教訓からつくられた国民皆保険制度を済し崩す広域国民健康保険連合会への移行を止めなければなりません。国民健康保険も介護保険も所得のない人を締め出す制度となってきているのが現実です。安倍暴走政治は、国づくりでは国民の統制と教育の統制を狙い、国民生活では格差と貧困を増幅させています。国民の権利と生活が脅かされている中で、同和特別扱いの政治は直ちにやめるべきです。町民は医療費や食事を削って生活を守っているというのが現実です。
そうした中で、自治会運営も難しくなってきています。なのに、愛荘町は補助金要綱を持ち出して、何にでも使えるコミュニティづくり推進補助金を正当化しています。もし、その補助金が地域の自立を促すためというなら、地域と住民を愚弄するものだと批判しなければなりません。また、すべての自治会への補助金との整合性を欠き不公正な拠出だと訴えるとともに、町民各位、町民すべての人権が尊重されるまちづくりのあり方を考えていくことを呼び掛けて反対討論とします。

議長(森 隆一君)

ほかに討論はありませんか。4番、高橋君。

4番(高橋 正夫君)

4番、高橋です。議案第28号平成27年度愛荘町一般会計予算について、賛成討論を行います。
平成年度27年度一般会計予算については、愛荘町政10年の節目の年度であり、これまでの事業の見直しや、町の将来像を描いた上での精査された予算更正であることを確認いたしました。
歳入歳出総額92億6,400万円となり、前年度当初比1.5%増の理由については、老人ホーム建設補助金として地域介護・福祉空間整備事業1億1,948万円、年々増える医療費を補うための国保会計への繰出金6,745万円の計上や、町防災行政無線デジタル化による設計委託等による消防費の3,273万円の増、中山道再生整備事業による街道交流館建物の基金買戻9,958万円など、福祉関連予算、防災関連予算、町の活性化に関する予算を中心に、各分野において行き届いた予算計上となっております。
また、昨年度に引き続き、消費税率の引き上げに伴う予算対応を的確になされており、地方消費税交付金中の増税分1億3,900万円については、町内民間保育所入所事業、福祉医療事業に充当することで、社会保障と税の一体改革による社会保障の充実、安定化を図られています。
この当初予算を有効に生かすため、今後も建設的な議論を活発に行い、住民の目線に立ったまちづくり、将来の子どもたちのためのまちづくりを展開していく必要があると考えております。
引き続き、適切な予算執行、予算管理を求め、議員各位におかれましてもご賛同を下さいますようお願いし、賛成討論といたします。

議長(森 隆一君)

これで討論を終わります。
これより、議案第28号を採決します。本案に対する予算特別委員会は委員長報告のとおりは可決であります。よって、委員長の報告のとおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

座ってください。起立多数です。よって、議案第28号平成27年度愛荘町一般会計予算は、原案のとおり可決しました。
日程第2、議案第29号平成27年度愛荘町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算、日程第3、議案第30号平成27年度愛荘町土地取得造成事業特別会計予算の2特別会計予算は同和対策特別委員会に付託され、審査報告書が提出されていますから、同和対策特別委員会委員長の審査報告を求めます。同和対策特別委員長、河村君。

〔同和対策特別委員長 河村 善一君登壇〕

同和対策特別委員長(河村 善一君)

同和対策特別委員会、委員長報告を行います。

平成27年3月23日

愛荘町議会議長 森 隆一様

愛荘町同和対策特別委員会委員長 河村 善一

本委員会に付託された議案は審査の結果、次のとおり決定したので、愛荘町議会会議規則第77条の規定により報告します。

  1. 審査結果
    議案第29号平成27年度愛荘町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算を原案可決。
    議案第30号平成27年度愛荘町土地取得造成事業特別会計予算を原案可決。
  2. 審査経過
    3月12日に同和対策特別委員会委員7名の出席がありました。住宅新築資金等貸付事業特別会計の質疑の主なものは、滞納者の納付状況についてなどの審査が行われ、討論を経て採決の結果、全員賛成で議案第29号平成27年度愛荘町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算は原案のとおり決定しました。

次に、土地取得造成事業特別会計の質疑はなく、討論を経て採決の結果、全員賛成で議案第30号平成27年度愛荘町土地取得造成事業特別会計予算は原案のとおり決定いたしました。
以上で委員長報告を終わります。

議長(森 隆一君)

これより、議案第29号の委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

討論なしと認めます。
これより、議案第29号を採決します。本案に対する同和対策特別委員会は委員長報告のとおりは可決であります。よって、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

座ってください。全員起立であります。よって、議案第29号平成27年度愛荘町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算は原案のとおり可決しました。

議長(森 隆一君)

次に、議案第30号の委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

討論なしと認めます。
これより、議案第30号を採決します。本案に対する同和対策特別委員会は委員長報告のとおり可決であります。よって、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

座ってください。起立全員であります。よって、議案第30号平成27年度愛荘町土地取得造成事業特別会計予算は原案のとおり可決しました。
日程第4、議案第31号平成27年度愛荘町国民健康保険事業特別会計予算、日程第5、議案第32号平成27年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計予算、日程第6、議案第33号平成27年度愛荘町介護保険事業特別会計予算の3特別会計予算は教育民生常任委員会に付託され、審査報告書が提出されていますから、教育民生常任委員会委員長の審査報告を求めます。教育民生常任委員会委員長、小杉君。

〔教育民生常任委員長 小杉 和子君登壇〕

教育民生常任委員長(小杉 和子君)

教育民生常任委員会、委員長報告を行います。

平成27年3月23日

愛荘町議会議長 森 隆一様

愛荘町教育民生常任委員会委員長 小杉 和子

本委員会に付託されました議案は、審査の結果、次のとおりに決定しましたので、愛荘町議会会議規則第77条の規定により報告します。

  1. 審査結果
    議案第31号平成27年度愛荘町国民健康保険事業特別会計予算を原案可決。
    議案第32号平成27年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計予算を原案可決。
    議案第33号平成27年度愛荘町介護保険事業特別会計予算を原案可決。
  2. 審査経過
    3月11日に教育民生常任委員7名の出席がありました。

国民健康保険事業特別会計の質疑の主なものは、ジュネリック医薬品利用の医師への働きかけ、応能負担・応益負担の構成比率について、所得割の率は課税総所得に見合ったものか、町独自の減免制度について、法定分の繰入金について、緊急的対応としての短期保険証の交付について、基金の取り崩しについて、国の新年度予算の法定減免拡充を想定した保険者支援についてなど審査が行われ、討論は反対討論が1件、賛成討論が1件あり、採決の結果、賛成多数で議案第31号平成27年度愛荘町国民健康保険事業特別会計予算は原案のとおり決定しました。
次に、後期高齢者医療事業特別会計は質疑等審査が行われ、討論は反対討論が1件、賛成討論が1件あり、採決の結果、賛成多数で議案第32号平成27年度後期高齢者医療事業特別会計予算を可決するものと決しました。

次に、介護保険事業特別会計の質疑の主なものは、基金の取り崩しの仕組みについてなど審査が行われ、討論は反対討論が1件、賛成討論が1件あり、採決の結果、賛成多数で議案第33号平成27年度愛荘町介護保険事業特別会計予算は原案のとおり可決いたしました。
以上をもって委員長報告を終わります。

議長(森 隆一君)

これより、議案第31号の委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。11番、瀧 すみ江君。

11番(瀧 すみ江君)

11番、瀧 すみ江、反対討論を行います。議案第31号平成27年度愛荘町国民健康保険事業特別会計予算について反対を表明します。
平成26年度から70歳から74歳の窓口負担を、これまでの1割から2割に引き上げる改悪が、対象年齢を毎年1歳ずつ引き上げる形で実施されています。平成26年度は70歳になる人の負担が上がりましたが、平成27年度は対象が70歳と71歳に拡大されます。
1953年に施行された新国保法では第3条で市町村が行うことが定められました。なぜ、国保を運営する保険者を都道府県ではなく市町村にしたのか、その理由は医療供給体制の違い、住民の状況の地域差があまりにも多く、無理があったからです。市町村国保は、保健事業や住民健診事業など地域の実情と連動させながら、住民の命を守ってきました。また皆保険=義務化の根拠状況ができました。
ほかの医療保険に加入できない適用除外の人すべてを国保の被保険者にすれば、保険税と窓口の負担ができない人を必ず抱え込むことになります。保険税が高すぎれば負担に耐えられない層を生み出し、国保財政そのものが揺らぎます。その事態を避けるために、国庫負担が絶対不可欠だったわけです。
新国保法は、創設当時から被保険者の困難性を十分に認識しており、現在盛んに言われている年齢構成が高く医療費水準が高い無職者、失業者、非正規労働者などの低所得者が多く、所得水準が低い、保険料負担が重いなどの構造的な問題は織り込み済みであり、この問題解決のために多くの国庫負担が設定されていました。
国保法等の一部改正案が平成27年通常国会に提出され、平成30年度からは都道府県が財政負担の責任主体となる医療保険制度改革が行われようとしています。平成27年4月から財政運営の都道府県単位化となります。
政府は国保を都道府県に運営主体を移すことを睨みながら、市町村の一般財政からの繰り入れを削減し、国保税の値上げにつながる平準化を進めていることを狙ったものです。
以上、健康で文化的な最低限度の生活を保障する国の義務化を放棄するものであることを訴えて、反対討論といたします。

議長(森 隆一君)

ほかに討論はありませんか。3番、伊谷君。

3番(伊谷 正昭君)

3番、伊谷です。私は平成27年度愛荘町国民健康保険事業特別会計予算について賛成する立場から討論を行います。
国民健康保険は昭和36年に創設され、半世紀にわたって医療保険制度の根幹となす制度として重要な役割を担っており、地域住民の医療の確保と健康の保持増進に寄与をしております。
しかし、医療保険制度改革については、国民皆保険を支える重要な基礎である国民健康保険制度の安定的な運営が可能となるよう、本年度通常国会への所要の法案が提出をされたこととなります。
平成30年度から都道府県が財政運営の責任主体となり、国保の運営の中心的な役割を担うこととなり、市町村の国保を取り巻く情勢は大きく変化をして行く状況にあります。
当町におきましても、長引く景気低迷の影響を受け、国保財政の厳しい状況であります。国保納税滞納者につきましては、短期被保険者証や資格証明の発行、徹底した納付指導に努めておられます。また、医療費は県下でも最も低い状況でありますが、医療の高度化などにより、年々増加傾向にあることから特定健診、特定保健指導の実施や人間ドック助成、レセプト点検等により、医療費の適正化に取り組まれております。
税務課、健康推進課、住民課3課の連携のもと、税の収納率をアップ、保健事業の推進、医療費の適正化に取り組み、保険者としての安定した事業運営と財政の運営に努める予算編成であります。予算の承認について賛成をするものであります。
議員各位におかれましてもご理解をいただき、本予算の承認、ご賛同をお願い申し上げ、討論を終わります。以上です。

議長(森 隆一君)

これで討論を終わります。
これより、議案第31号を採決します。本案に対する教育民生常任委員会は委員長報告のとおりは可決であります。よって委員長の報告のとおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

座ってください。起立多数です。よって、議案第31号平成27年度愛荘町国民健康保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決しました。
次に、議案第32号の委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。11番、瀧君。

11番(瀧 すみ江君)

11番、瀧 すみ江、反対討論を行います。議案第32号平成27年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計予算に対して反対を表明します。
平成26年4月から保険料が引き上げられ、高齢者の負担を増やしました。この平成27年度予算に関わる内容ではありませんが、国は平成29年度から段階的に後期高齢者医療の低所得者の保険料の特例軽減を廃止することを計画しています。広域連合で中心的なことは決定され、町民、町議会も知らないところで進められています。
予算の内容は事務的な部分ですので問題ないものと認識しますが、後期高齢者医療制度そのものに反対して、反対討論といたします。

議長(森 隆一君)

ほかに討論はありませんか。3番、伊谷君。

3番(伊谷 正昭君)

3番、伊谷です。私は、平成27年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計予算に賛成をする立場から討論を行います。
高齢者を中心に増大する医療費を賄い、将来にわたり安心して治療が受けられるよう、平成20年度から後期高齢者医療制度が導入をされ、今年で8年目を迎えるところであります。
社会保険制度改革において、後期高齢者医療制度において、現在でも十分定着をしているとされ、今後は現行制度が基本としながら、実施状況を踏まえ、必要な改善を行っていくことが適当であるとされてまいりました。
このような状況の中で、平成27年度は保険料が平成26年度と同一であり、さらに増大する医療費には厳しい財政状況を踏まえ、高齢者の負担を抑えるため、保険料の軽減処置を拡大するなど、高齢者が安心して医療を受けられるよう、医療制度の充実と事業の円滑な執行に資するため、予算計上をされるものであります。
さらに広域連合との連携を密にされ、高齢者へのきめ細かな対応をお願いを申し上げ、本予算の承認について賛成をするものであります。議員各位におかれましても、ご理解をいただき、本予算の承認のご賛同をお願いを申し上げまして、賛成討論を終わります。

議長(森 隆一君)

これで討論を終わります。
これより、議案第32号を採決します。本案に対する教育民生常任委員会は委員長報告のとおり可決であります。よって委員長の報告のとおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

座ってください。起立多数であります。よって、議案第32号平成27年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計予算は、原案のとおり可決しました。
次に、議案第33号の委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。11番、瀧君。

11番(瀧 すみ江君)

11番、瀧 すみ江、反対討論を行います。議案第33号平成27年度愛荘町介護保険事業特別会計予算について反対を表明します。
医療介護総合法に基づく介護保険の新制度が、平成27年度から始まります。平成27年度から年金収入280万円以上の利用者には、介護保険の利用料2割への引き上げが行われ、介護施設の食費・居住費の補助の対象制限も8月から実施されます。
また、3月6日には第6期の介護保険料が議決されました。策定委員会で協議された結果、国が示す9段階より多い12段階になっていること、低所得者層には国の示す率より低く設定されていることから、低所得者に配慮していることは伺えますが、公費5割・保険料5割という状況の中で、限界を超えている高額な介護保険料の域を脱しておらず、高齢者に多大な負担を強いるものです。
さらに、平成27年度から介護事業者に支払われる介護報酬が2.27%も引き下げられることになりました。介護報酬が大幅に削減されれば、職員の処遇改善どころか最悪の場合、事業所の閉鎖や撤退という事態にもつながりかねません。
政府は、消費税の増税分はすべて社会保障に充てると説明しましたが、政府の説明では平成27年度の消費税増税分のうち、社会保障充実に充てられるのは、わずか16%に過ぎません。必要な介護を保障できない、また高齢者に多大な負担を押し付ける政府の姿勢を批判して反対討論といたします。

議長(森 隆一君)

ほかに討論はありませんか。3番、伊谷君。

3番(伊谷 正昭君)

3番、伊谷です。私は、平成27年度介護保険事業特別会計予算に賛成をする立場から討論を行います。
介護保険制度を活用することによって、地域づくりや生きがい対策など充実を図り、さらに地域のきずなを再生し、高齢者の皆さんが生涯現役としての地域や社会との関わりを持ちながら生活できるまちづくりを目指すことをされております。
高齢者が尊厳を持って自立した生活を続けられるよう、介護保険制度が始まって15年が経過をし、着実に定着をしております。我が国においては、世界に例のない速さで高齢化が進展をして、こうした状況から団塊の世代が75歳以上になる2025年を目途に、高齢者を地域で支える仕組みである地域包括ケアシステムの構築を実現することが重要となっております。
こうした中、今回策定をされた第6期介護保険事業計画において、1人ひとりに目が行き届く地域包括ケアシステムの強化を基本方針として、高齢者が安心して、いつまでも生き生きと暮らせるまちづくりの実現を目指すこととされています。
この基本方針により、必要な介護サービス増の確保や提供に努められるとともに、引き続き、本制度の理解促進に取り組まれ、特に保険料の収納対策については、新たに低所得者対策として公費投入を実施されますが、保険料額の増額改正により、重点的に対処していただき、財源確保に努められることが必要があります。また、認知症対策は重要な課題であり、より一層の推進されることをお願いするものであります。
本予算につきましては、新たに作成をされました第6期介護保険事業計画を基本として、編成をされているものであり、承認について賛成するものであります。
議員各位におかれましても、ご理解をいただき、本予算の承認とご賛同をお願い申し上げ討論を終わります。

議長(森 隆一君)

これで討論を終わります。
これより、議案第33号を採決します。本案に対する教育民生常任委員会は委員長報告のとおり可決であります。よって委員長の報告のとおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

座ってください。起立多数です。よって、議案第33号平成27年度愛荘町介護保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決しました。
日程第7、議案第34号平成27年度愛荘町下水道事業特別会計予算は総務産業建設常任委員会に付託され、審査報告書が提出されていますから、総務産業建設常任委員会の審査報告を求めます。総務産業建設常任委員会、本田委員長。

〔総務産業建設常任委員長 本田 秀樹君登壇〕

総務産業建設常任委員長(本田 秀樹君)

総務産業建設常任委員会、委員長報告を行います。

平成27年3月23日
愛荘町議会議長 森 隆一様

愛荘町総務産業建設常任委員会委員長 本田 秀樹

本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、愛荘町議会会議規則第77条の規定により報告をいたします。

  1. 審査結果
    議案第34号平成27年度愛荘町下水道事業特別会計予算を原案可決。
  2. 審査経過
    3月12日に産業建設常任委員7名の出席がありました。質疑の主なものは公営企業会計の目的、メリット、デメリットについてなどの審査が行われ、討論を経て、採決の結果、全員賛成で議案第34号平成27年度愛荘町下水道事業特別会計予算は原案のとおり決定いたしました。

以上で委員長報告を終わります。

議長(森 隆一君)

これより、委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

討論なしと認めます。
これより、議案第34号を採決します。本案に対する総務産業建設常任委員会は委員長報告のとおり可決であります。よって、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

座ってください。全員起立であります。よって、議案第34号平成27年度愛荘町下水道事業特別会計予算は原案のとおり可決しました。
ここで暫時休憩をいたします。10分後に全員協議会を開きますので、よろしくお願いいたします。

休憩午前11時41分
再開午後1時11分

議長(森 隆一君)

少し時間が早いですけれども、休憩前に引き続き会議を開きます。

議長(森 隆一君)

お諮りします。ただいま同意1件、議案6件が提出されました。これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

異議なしと認めます。よって、同意1件、議案6件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。

同意第6号の上程、説明、採決

議長(森 隆一君)

追加日程第1、同意第6号愛荘町副町長の選任につき同意を求めることについてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。町長。

〔町長 宇野 一雄君登壇〕

町長(宇野 一雄君)

それでは、同意第6号愛荘町副町長の選任につき同意を求めることにつきまして、ご説明を申し上げます。
副町長の選任同意につきましては、地方自治法第162条の規定により同意を求めるものでございます。
私が町長に就任させていただきまして早1年が経過いたしました。就任早々に新たな行政課題や住民の多様なニーズに即応した施策を総合的かつ主導的に展開し、各分野の事業が縦割り組織の自己完結型で展開できることを基本といたしまして、意思決定の迅速化と責任体制の明確化を図るため、組織の見直しを行い、部制を取らせていただき、各部に部長を配置したところでございます。
あわせまして、副町長の選任を考えておりましたが、就任後時間的余裕がなく、副町長の人選ができなく見送りをさせていただきました。このため各部長に副町長の代替を付帯してまいったところでございます。
今回、山積しました課題に迅速に対応するため、早急に執行体制を整える必要がありますことから、地域住民に信頼されることはもとより、管理・指導力や職員の人材育成などに経験豊かな人材をとの思いから、滋賀県知事にお願いをいたしておりまして、今般、その適任者として推薦いただきました県職員約25年の経験者であります中村守氏を選任いたしたいと存じます。
中村(なかむら) 守(まもる)氏は大津市朝日丘2丁目1番13号にお住まいで、昭和42年1月16日生まれの48歳でございます。
平成2年3月に経済学部経営法学科をご卒業され、同年4月に滋賀県に奉職されております。今日まで総務部人事課、現在の総務部市町振興課で経験を積まれております。滋賀県職員課長級での現職派遣となりますので、就任期間を定めましてお願いしようとするものでございます。
慎重審査のうえ何とぞご同意賜りますようお願いを申し上げます。

議長(森 隆一君)

人事案件につき、質疑・討論を省略しますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

異議なしと認め、質疑・討論を省略します。
これより、同意第6号を採決します。本案は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

座ってください。起立全員であります。よって、同意第6号愛荘町副町長の選任につき同意を求めることについては、これに同意することに決定しました。
暫時休憩いたします。

休憩午後1時15分
再開午後1時17分

議長(森 隆一君)

休憩前に引き続き会議を開きます。

議案第36号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(森 隆一君)

追加日程第2、議案第36号愛荘町行政組織条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。総務部長。

〔総務部長 中村 治史君登壇〕

総務部長(中村 治史君)

それでは、議案第36号愛荘町行政組織条例の一部を改正する条例について、説明させていただきます。
議案書は1ページをお開きいただきたいと思います。改正条例説明資料1ページをお開きいただきたいと思います。改正条例説明資料に基づきましてご説明申し上げます。
まず、愛荘町行政組織条例の一部を改正する理由でございます。平成25年の台風18号、平成26年の台風・大雨等自然災害の発生が多発する現状において、防災・減災、新型インフルエンザ等、庁舎管理などの危機管理に対応する専門部署を必要とすることから、新たに総務課内に「危機管理対策室」を設置すること。
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が平成27年4月1日から施行されることに伴い、地方公共団体の長が総合教育会議で定める大綱の策定に関することと、総合教育会議に関することの事務を行う必要があるため、総務課がその事務を行うこととすること。
今後、さらに高齢者が増加する中で、福祉課を「地域福祉課」と「長寿社会課」に分け、業務の専門性を高め、社会保障の充実を図ることとすること。
子ども・子育て支援の推進にあたって、子どもおよびその保護者等または妊娠している方が教育・保育施設や地域の子育て支援事業等を円滑に利用できるよう、身近な場所で情報収集と提供を行い、必要に応じ相談・助言等を行うとともに、関係機関との連絡調整等を行うため、子ども支援課内に「子育て世代包括支援センター」を設置すること。
以上の理由により、愛荘町行政組織条例の一部を改正するものでございます。
愛荘町行政組織条例の一部を改正する条例の要旨でございます。まず、第3条第1項第13号を第16号とし、第12号の次に、次の3号を加えるものでございます。13号として危機管理対策室に関すること、14号として総合教育会議で定める大綱の策定に関すること、15号として総合教育会議に関すること。
第4条第3項の健康推進課の分掌事務に、次の1号を加えるものです。12号、医療機関との調整に関すること。
第4条第5項を第6項に改めるものでございます。
第4条第4項第6号から第9号までを、次のように改めるもの。6号、発達支援に関すること。7号、要保護児童対策地域協議会に関すること。8号、子育て支援の総合窓口に関すること。9号、子育て支援センターに関すること。
2ページであります。第4条第4項第9号の次に、次の2号を加え同項を第5項に改めるものでございます。10号、子育て世代包括支援センターに関すること。11号、子育て支援に関し他課等との連絡調整に関すること。
第4条第2項を次のように改めるもの。第2項、地域福祉課。1号、社会福祉に関すること。2号、民生委員児童委員および主任児童委員に関すること。3号、生活保護に関すること。4号、災害救助に関すること。5号、行路病人および行路死亡人に関すること。6号、福祉団体の育成に関すること。7号、障がい児(障がい者)福祉に関すること。8号、更生保護に関すること。
第4条第2項の次に、次の1項を加えるものでございます。3項、長寿社会課。1号、高齢者福祉に関すること。2号、介護保険に関すること。3号、地域包括支援センターに関すること。
改正後の条例につきましては、平成27年4月1日から施行するものでございます。以上、よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。

議長(森 隆一君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。13番、辰己君。

13番(辰己 保君)

辰己です。愛荘町行政組織条例の一部を改正する条例について討論を行います。
この提案された行政組織については、今日のニーズに応えるための室の設置、また子育て支援のための事業を推進するその整備のため、また福祉課を分課して、より町民サービスに応える体制を整えるという点で評価をするわけですが、何と言っても地方教育行政法に基づいて、やはり大きな日本全国にそうした状況をつくりだすということを指摘して、何としてもこれについては反対を行い、そうした戦前の回帰を阻止していかなければならないというふうに強く信念を持っていることを訴えて、反対討論といたします。

議長(森 隆一君)

ほかに討論はありませんか。9番、本田君。

9番(本田 秀樹君)

9番、本田 秀樹、賛成討論を行います。議案第36号愛荘町行政組織条例の一部を改正する条例について、賛成討論を行います。
今ほどの説明もございました組織行政の条例を一部改正する理由であります。教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が平成27年4月1日から施行されることに伴い、地方公共団体の長が総合教育会議で定める大綱の策定に関することと、総合教育会議に関することの事務を行う必要があるため、総務課がその事務を行うことだと、そしてまた、今後、さらに高齢者が増加する中で、福祉課を「地域福祉課」と「長寿社会課」に分け、業務の専門性を高め、社会保障の充実を図ることと組織の改正をされるのを聞きました。
議員各位におかれましてもご賛同をお願いし、賛成討論とさせていただきます。

議長(森 隆一君)

これで討論を終わります。
これより、議案第36号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

座ってください。起立多数であります。よって、議案第36号愛荘町行政組織条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。

議案第37号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(森 隆一君)

追加日程第3、議案第37号契約の締結につき議決を求めることについてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。教育管理部長。

〔教育管理部長 青木 清司君登壇〕

教育管理部長(青木 清司君)

それでは、議案書の4ページをお願いをいたします。議案第37号契約の締結につき議決を求めることについてを、ご説明させていただきます。
次のように変更請負契約を締結することにつき、地方自治法第96条第1項第5号ならびに愛荘町議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議決を求めるものでございます。

  1. 契約の目的
    平成26年度工事第55号
    愛知川幼稚園グラウンド整備工事
  2. 変更契約の金額
    変更前の契約金額5,535万円
    変更後の契約金額5,566万7,520円(31万7,520円の増額)
  3. 契約の相手方住所
    滋賀県愛知郡愛荘町愛知川796番地7
    氏名 株式会社安田組
    代表取締役 安田 勉

以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

議長(森 隆一君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

討論なしと認めます。
これより、議案第37号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

座ってください。全員起立であります。よって、議案第37号契約の締結につき議決を求めることについては、原案のとおり可決しました。

議案第38号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(森 隆一君)

追加日程第4、議案第38号損害賠償の額を定めることについてを議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。産業建設部長。

〔産業建設部長 北川 元洋君登壇〕

産業建設部長(北川 元洋君)

それでは、議案第38号損害賠償の額を定めることについてを、ご説明させていただきます。
議案書5ページでございます。損害を次のとおり賠償することについて、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
相手方 滋賀県彦根市正法寺町606番地53 小川 佳寛
事故の概要 平成27年1月30日(金曜日)午後6時頃、相手方所有の自動車を所有者の親族が運転中、町道香之庄小八木線(香之庄1182番地付近)の陥没箇所に右前輪が落ち、右前ドア下等に損傷を与えたものでございます。
損害賠償金は5万7,240円でございます。
よろしくお願いいたします。

議長(森 隆一君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

討論なしと認めます。
これより、議案第38号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

座ってください。全員起立であります。よって、議案第38号損害賠償の額を定めることについては、原案のとおり可決されました。

議案第39号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(森 隆一君)

追加日程第5、議案第39号平成26年度愛荘町一般会計補正予算(第12号)を議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。総務部長。

〔総務部長 中村 治史君登壇〕

総務部長(中村 治史君)

それでは、議案第39号を説明させていただきます。議案書の6ページをお開きいただきたいと思います。
平成26年度愛荘町一般会計補正予算(第12号)は、次に定めるところによる。
第1条歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4,348万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ106億1,902万9,000円とするものでございます。
第2条地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は「第2表繰越明許費」によるものでございます。
9ページをお願いいたします。第2表繰越明許費でございます。まず、議会費におきまして議会運営事業(議会放映システムサーバー等関連機器更新)として700万円を、総務費総務管理費旧愛知郡役所庁舎保存事業につきましては3,000万円を、商工費商工費につきましては愛荘町プレミアム付き商品券事業3,100万円を、土木費道路橋梁費道路新設改良事業(町道名神国八線道路改良工事第1工区・第2工区)においては6,200万円を、道路維持補修事業(町道橋梁維持補修工事)では1,500万円を、都市計画費都市計画事業((仮称)東部地域公園整備工事)においては8,200万円を、教育費小学校費愛知川小学校周辺環境整備事業におきましては2,076万円をお願いするものでございます。
また、変更といたしまして、総務費総務管理費におきまして、まち・ひと・しごと創生事業におきまして、地方創生先行型事業を追加することにより2,273万6,000円に、民生費児童福祉費におきまして、児童福祉施設等整備事業(つくし保育園改築事業監理業務・造成工事・建設工事)におきましては6億4,720万3,000円の変更をお願いするものでございます。
事項別明細書で詳しく説明をさせていただきます。11ページをお願いいたします。
まず、歳入からでございます。国庫支出金国庫補助金総務費国庫補助金でございます。まず、地方創生先行型交付金945万1,000円の追加、地域消費喚起・生活支援型交付金3,009万5,000円の追加、教育費国庫補助金公立学校施設整備補助金においては1,395万6,000円の減額であります。
続きまして、寄付金総務費寄付金がんばる愛荘町まちづくり応援寄付金は10万円の追加をお願いするものでございます。
繰入金特別会計繰入金土地取得造成事業特別会計繰入金につきましては772万1,000円の追加でございます。
続いて、基金繰入金財政調整基金繰入金は財源調整として1,451万5,000円の追加をお願いするものでございます。
12ページであります。教育振興基金繰入金につきましては450万円の減額であります。
諸収入雑入総務費雑入におきましては全国町村総合賠償補償保険金5万8,000円の追加であります。
次に歳出であります。13ページをお願いします。議会費につきましては備品購入費700万円の追加、総務費一般総務管理費一般管理費におきましては補償補てん及び賠償金5万8,000円の追加、企画費につきましては2,573万6,000円の追加でございます。
14ページでございます。商工費商工振興費でございます。こちらにつきましては3,100万円の追加でございます。
土木費住宅費小集落地域改良事業費につきましては土地取得造成事業特別会計繰出金1万円の減額であります。
教育費小学校費学校建設費におきましては工事請負費450万円の減額、幼稚園費におきましては工事請負費1,590万円の減額、諸支出金基金費におきましてはがんばる愛荘町まちづくり基金費として10万円の追加でございます。
以上、補正予算の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

議長(森 隆一君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。7番、河村君。

7番(河村 善一君)

繰越明許のところです。旧愛知郡役所庁舎保存事業、ふれあい交流館設計業務委託3,000万円の繰越ならびに補正予算の愛知郡役所の設計業務委託の1,300万円のことについてお尋ねいたします。
前回の臨時議会での住民投票条例の時に、それは議会で議決されたわけでありますけれども、それ時の説明では県に対して今返事を待っているところであると、町長が知事に対し、県に対して、その返事を待っているところであるということを聞いています。3月末にあたり、全協でも説明いただいたわけですけれども、今現状どうなっているか、お答えいただきたいと思います。
なお、補正予算の中で、新たに前の金額よりも多くの補正予算が今提案されております。この金額において、実質は施行期限が平成27年5月7日から平成27年12月27日までの予定であるということを伺っております。これであるならば、何も26年度の補正予算でなくてもいいのではないかと、この補正する意味がわからないというのでしょうか。平成27年度の予算ではないかというように思うわけですが、そのことについての説明を求めます。

議長(森 隆一君)

町長。

町長(宇野 一雄君)

それでは、私から土地の問題についてお答えをいたします。
まず、土地の問題、いわゆる県教委との交換という話だと認識をいたしておりますが、ここの土地の問題に関わりましては、先ほど詳しく申し上げましたけれども、振り返ってみますと、平成24年度当初に愛知高等学校の存続と愛知高等養護学校の併設に絡みまして、愛知高等学校教育振興会と愛知高校同窓会から、旧愛知郡役所を活用した愛知高等養護学校生徒の社会自立や職業自立に向けた教育などに寄与できないかとの打診がございました。
我々といたしましては、地域共学を教育目標とされております愛知高等学校の考え方に同調したしまして、何とかならないかというようなことで、実は平成24年7月に事前協議を県教委と行ったところでございます。その時には私どもは交換じゃなくて、県有地の一部を借地して、その建物を50メートルほど南へ動かして、そこで活用できないかということで事前協議をさせていただきました。
そのところ、県有地の一部を我々が借りて、その場に建物を建てるということは、だめやということでございました。それは私も認識をいたしております。しかしながら、その当時、学校敷地内の里道水路の調査を県が進めて行ったということもありまして、里道水路と学校敷地、いわゆる県有地との交換は可能と、県教委からの回答を得たところでございます。
したがいまして、県教委ではそのことを前提に、県の予算におきまして、里道水路の測量、面積の確定、官民境界の申請などを行っておりまして、町といたしましては官民境界の立会などに協力をしてまいったところでございます。それらの業務に県で約1年6ヵ月の時間を要したということでございます。
その間に、町有地部分また県有地部分の土地鑑定評価を県が実施されまして、交換条件が整ったということで、前回も申し上げましたけれども、昨年8月、知事宛公有財産譲渡申請書の提出を求められまして、昨年8月25日に滋賀県知事宛て、町長名で提出したところでございます。
その公有財産譲渡申請書を受けまして、県内部では交換妥当性などについて知事部局とも協議をなされておりましたものと考えます。その過程において、土地の交換は難しいなといったような状況がございました。基本的に、交換困難になったということですけれども、今も申し上げましたとおり、私どもから交換してくれと申し出たわけでも何でもありません。あくまでも県教委から申し出たことでありますので、もうこれがダメになったということ自身は、我々としたら遺憾な、承諾ができないような状況ではございます。
そういったことを踏まえまして、去る3月10日、県立愛知高等学校敷地整備に係る経緯と対応についてといった公文書が、滋賀県教育委員会教育長名で出てまいりました。文中には結論といたしまして、「事務的な検討が不十分であったことにより、今回の交換手続きについては困難となったことは誠に遺憾です」と、「県教育委員会としては学校敷地内の里道水路を町から購入したいと考えておりますので、事情をご拝察のうえ、何とぞご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます」というような文章が出てきまして、実質上、県との土地の交換については、もうだめになったということでございます。以上でございます。

議長(森 隆一君)

総合政策部長。

総合政策部長(林 定信君)

河村議員の質問のうち、27年度でということでございましたけれども、このことにつきましては、今、町長答弁申しましたように、最終的に県の是正が3月に入ってからということでございまして、この愛荘町ふれあい交流館、仮称でございますけれども、旧愛知郡役所の整備事業につきましては、社会資本整備交付金を活用いたしますので、28年度までという形で定められております。
既に、だいぶ県の問題等によりまして進捗が遅れておりまして、日程が非常にタイトになってございます。新たに委託契約する業務のうち、建物現状保存作成等につきましては、現在の現地調査等と並行して進められるものがございますので、現行の委託契約と業務の行程等を勘案しつつ、実施設計等委託業務を早期に事業発注できるように準備を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。

議長(森 隆一君)

7番、河村君。

7番(河村 善一君)

当初は愛知高のところに移設してということであっただろうと思うわけです。私はその前提が崩れてしまったということであるならば、もう一度今の愛知郡役所というものを、どこに置くのか、あるいは今後どうするのかというのを、もう一度仕切り直しではないかと考えるわけです。
そういう意味において、今後の方向性をはっきりと示したうえで、いろいろ事業にあたっていくべきではないかと。だから、私はなし崩し的にという表現は悪いですけれども、でもこれを認めて、これを認めてというようなことではなくて、もう一度仕切り直して、新たにこういう方向性で考えていくんだということを示さるるべきだと考えますが、町長の考えをお尋ねいたします。

議長(森 隆一君)

町長。

町長(宇野 一雄君)

お答えを申し上げます。基本的には県との土地の交換はだめになったということではございますけれども、元々この土地については、旧愛知郡役所の土地を買収してやろうということを進めていたわけでございます。
しかしながら、JAそのものが統合支店の関係で、いろいろなところ探していたわけなのですが、それが見つからないということで、もう最終的にここしかないということで、「旧愛知郡役所を解体して、その場で建てたい」という意向が、平成23年の4月18日付でJA東びわこから文書が出てまいりまして、我々もそれを踏まえていろいろなところを探したのですけれども、それもなかったというような中で、そういった時にJAは自分で探して、ご案内のとおり、湖東開発道路の近くにJAの統合支店を今建てているところでございます。
ちょうど、住民直接請求はございました頃、最中に、今年の2月4日なのですけれども、JAから敷地が遊休資産化した。もう他所へ土地を求めたので、あの土地はもう遊休化していると、ですから、その敷地用に立つ愛知郡産業会館、いわゆる郡役所ですけれども、それは老朽化が進んでいるし、暴風などによる窓や瓦やガラスの落下等々の危険性からリスク回避のためにも、愛荘町の計画する当該建物の保存活用等について時期を定めた後、当該用地ごとの購入など、早急な意思決定をいただきたくお願い申し上げますとの文書が出てまいりました。
先ほども申し上げましたように、今年の2月4日に文書が出てきたのですが、県教委から最終的な公文書の回答がなかったもので、その2月4日の文書に対応することは、我々は拙速ということで対応はしませんでした。しかしながら、先ほども申しましたように、3月10日の文書でもって交換はだめやということになりましたので、一方、JAではあれを遊休地としてなんとか処分したいという気持ちをお持ちになっておりますので、我々としてはそれらの方向で一度考えさせていただきたいというように思っているところでございます。以上です。

議長(森 隆一君)

7番、河村君。

7番(河村 善一君)

私の質問は、これを最後にしたいと思うのですけれども、今の方向転換について、やはり住民にまだ十分な説明ができていないと、今は愛知郡役所を愛知高の前に移設しますよというところで、この議場でも説明をずいぶんなされてきましたし、そのようなことで考えてきたと思います。
愛知高の愛知郡役所のところには愛知食油も、今なお、ご利用されておられますし、その問題もあろうかと考えますし、あるいは、そこについての住民の理解だけではなくて、住民の理解がなければやはり進んでいくことはできないのではないかということを考えております。
それについて、住民に対してどのように今後説明されていくのか。やはり議会だけの理解ではなくて、住民皆さんの、納税者のご理解がなければ、このことは進んでいかないと思うのですけれども、再度、町長にお尋ねいたします。

議長(森 隆一君)

町長。

町長(宇野一雄君)

前回、確か質疑の中で申し上げましたとおり、この事業につきましても、また街道交流館につきましても、細部を今後啓発、啓発と言うか、情報提供していくということを言っていますので、この方向転換につきましては、また次の広報でまたお示しさせていただきたいというように思っております。以上です。

議長(森 隆一君)

ほかに質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

これで質疑を閉じます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。7番、河村君。

7番(河村 善一君)

この郡役所に関して、私は新たに、今までの明許繰越であるならば、今まで議会の経過もあるから、仕方ないと思うのですけれども、新たに、調査、膨らんだ形での繰越明許というのは認められないと。町長が今述べられた、説明されたように、郡役所が今の愛知高の前に行くところについて、教育委員会からそういう返事が来た、方向転換であるならば、これについては取り下げるべきではないかと考えて、私は十分言えませんけれども、この明許繰越については認められないということで、反対討論とさせていただきます。

議長(森 隆一君)

ほかに討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

これで討論を終わります。
これより、議案第39号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

起立多数であります。よって、議案第39号平成26年度愛荘町一般会計補正予算(第12号)は、原案のとおり可決されました。

議案第40号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(森 隆一君)

追加日程第6、議案第40号平成26年度愛荘町土地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)を議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。総合政策部長。

〔総合政策部長林 定信君登壇〕

総合政策部長(林 定信君)

議案第40号平成26年度愛荘町土地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)を説明させていただきます。
議案書16ページをお願いいたします。平成26年度愛荘町土地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
第1条歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ772万円を追加し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ773万1,000円とするものです。
歳入歳出の詳細につきましては、事項別明細書により説明させていただきます。19ページをお願いたします。まず、歳入ですが、財産収入で土地売払収入に5筆にかかるもので772万8,000円の追加でございます。山川原小集落地区改良事業用地の売払収入でございます。
繰入金としまして一般会計繰入金1万円の減額、諸収入で預金利子として2,000円の追加です。
次に歳出ですが、20ページをお願いいたします。公共事業用地取得事業費で消耗品費1,000円の減額、諸支出金で一般会計繰出金772万1,000円の追加です。
以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


議長(森 隆一君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

討論なしと認めます。
これより、議案第40号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

座ってください。起立全員であります。よって、議案第40号平成26年度愛荘町土地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決しました。

議案第41号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(森 隆一君)

追加日程第7、議案第41号平成27年度愛荘町一般会計補正予算(第1号)を議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。総務部長。

〔総務部長中村 治史君登壇〕

総務部長(中村 治史君)

それでは、議案第41号を説明させていただきます。議案書の21ページをお願します。
平成27年度愛荘町一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
第1条歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4,119万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ93億519万2,000円とするものでございます。
今回の補正予算につきましては、消費税率引き上げによる影響を緩和するために、低所得者に対する臨時福祉給付金と、子育て世代に対する子育て世帯臨時特例給付金の補正予算をお願いするものでございます。
事項別明細書で各課目の補正額および内容を説明しますので、24ページをお願いいたします。まず、歳入でございます。国庫支出金国庫補助金民生費国庫補助金子育て世帯臨時特例給付金補助金1,260万円および子育て世帯臨時特例給付金事務事業補助金470万6,000円の追加、臨時福祉給付金給付事業費補助金1,500万円および臨時福祉給付金給付事務費補助金888万6,000円の追加であります。
次に歳出でございます。25ページをお願いします。総務費電子計算費委託料は子育て世帯臨時特例給付金臨時福祉給付金システム開発業務委託料として302万4,000円の追加、民生費社会福祉費社会福祉総務費において臨時福祉給付金事業および子育て世帯臨時特例給付金事業にかかる経費として3,816万8,000円の追加をお願いするものでございます。
なお、26ページにつきましては、今回の補正予算の職員の給与費明細書であります。
よろしくお願いします。
以上、補正予算の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。


議長(森 隆一君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

討論なしと認めます。
これより、議案第41号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

座ってください。全員起立であります。よって、議案第41号平成27年度愛荘町一般会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。
ここで暫時休憩をいたします。

休憩午後1時58分
再開午後1時59分

議長(森 隆一君)

休憩前に引き続き会議を開きます。

議長(森 隆一君)

お諮りします。ただいま請願1件、議堤3件が提出されました。これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

異議なしと認めます。よって、請願1件、議堤3件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。

請願第1号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(森 隆一君)

追加日程第1、請願第1号年金の「マクロ経済スライド」発動中止の意見書採択を求める請願についてを議題にいたします。
お諮りします。請願第1号について、愛荘町議会会議規則第92条第2項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

異議なしと認めます。よって、請願第1号は委員会の付託を省略することに決定しました。
請願第1号について、紹介議員の説明を求めます。11番、瀧 すみ江君。

〔11番瀧 すみ江君登壇〕

11番(瀧 すみ江君)

11番、瀧 すみ江。請願第1号についての説明をさせていただきます。朗読をもって提案に代えさせていただきます。
年金の「マクロ経済スライド」発動中止の意見書採択を求める請願

紹介議員瀧 すみ江
辰己 保

請願趣旨市民の福祉増進への日頃のご尽力に敬意を表します。
さて、政府は来年度予算案で医療・介護・生活保護・年金といった社会保障にかかわる予算を軒並み減額しています。中でも、年金では、今年4月分以降の来年度の年金改定率は0.9%に留めるとしています。物価上昇率が2.7%、賃金上昇率が2.3%となっているにも関わらず、マクロ経済スライドをはじめて発動することによって、過去の物価下落分を理由にした0.5%の年金削減分とマクロ経済スライド調整率0.9%等を合わせて1.4%年金の引き上げを抑制するというものです。このことは、物価が上昇する中、年金受給者の生活を直撃することは必至です。
これにとどまらず、政府はマクロ経済スライドを基礎年金部分について、向こう約30年にわたって適用し、年金を下げ続けようとしています。その結果、全国民の4分の1に当たる年金既受給者のみならず、これから年金を受給することになる現役世代にまで影響がおよび、現在35歳の青年が年金受給者となる時に受け取る年金水準は、現在より約30%低い水準になってしまいます。
マクロ経済スライドとは、2004年の年金改革時に導入された年金の給付水準を自動的に調整する仕組みです。年金改革に際して、保険料を負担する現役の減少と高齢者の長寿化に合わせて上げ幅を縮小するというものであり、賃金・物価があがっても年金をほとんど上げずに目減りさせる仕組みです。
この仕組みについて、制度導入当時、政府は名目年金額そのものは引き下げないという歯止めがあると盛んに強調していました。しかし、昨年10月15日の社会保障審議会年金部会において、政府・厚生労働省は年金額改定(スライド)のあり方を議題に取り上げ、マクロ経済スライドの改悪を提案し、その歯止めを廃止して、賃金・物価が下がっても調整して、年金額の引き下げを可能にしようとしています。つまり、例えば、物価が0.5%下がった場合、調整率を1%とすれば、年金が1.5%削減されることになります。
こうした止めどもなく減らされる年金に対して、高齢者のみならず、これから年金を受け取ることになる現役世代にも大きな不安が広がっています。年金の削減は、老後貧困と言われるように、国民生活に重大な影響を及ぼすだけでなく、個人消費の一層の低迷を招き、日本経済の健全な発展にも深刻な影を落とそうとしています。国民生活を守り、日本の経済を健全に発展させるうえからも、貴議会が下記事項を地方自治法第99条の規定により、意見書として国に提出されるよう請願します。
請願事項1、向こう30年間にわたって年金を下げ続ける「マクロ経済スライド」発動中止を求める意見書を採択してください。

2015年2月24日
請願団体全日本年金者組合滋賀県本部彦根愛知犬上支部
執行委員長八田 光雄

愛荘町議会議長吉岡 ゑミ子殿

今、読み上げましたが、日付と議長名のことで説明をさせていただきます。この請願の日付は、今読み上げましたように2月24日になっています。議会運営上、2月25日までに吉岡 ゑミ子前議長に提出をさせていただきましたので、議案は前議長の名前が書かれていますが、3月2日をもって議長が交代いたしましたので、森 隆一議長ということでお願いします。
以上、請願の趣旨をご理解いただき、ご賛同いただきますようよろしくお願いします。


議長(森 隆一君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

討論なしと認めます。
これより、請願第1号を採決します。本案は原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

座ってください。起立多数であります。よって、請願第1号年金の「マクロ経済スライド」発動中止の意見書採択を求める請願については、採択することに決定いたしました。
暫時休憩いたします。

休憩午後2時08分
再開午後2時36分

議長(森 隆一君)

休憩前に引き続き会議を開きます。

議長(森 隆一君)

お諮りします。ただいま意見書1件が提出されました。これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

異議なしと認めます。よって、意見書1件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。

意見書第1号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(森 隆一君)

追加日程第1意見書第1号年金の「マクロ経済スライド」発動中止の意見書を議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。11番、瀧すみ江君。

〔11番瀧 すみ江君登壇〕

11番(瀧 すみ江君)

11番、瀧 すみ江です。それでは、意見書第1号を説明させていただきます。朗読をもって提案に代えさせていただきます。

意見書第1号

平成27年3月23日

愛荘町議会議長森 隆一様

年金の「マクロ経済スライド」発動中止を求める意見書

上記の議案を、愛荘町議会会議規則第14条の規定により提出する。

提出者 愛荘町議会議員瀧 すみ江
賛成者 同上林 村治
賛成者 同徳田 文治
賛成者 同外川 善正
賛成者 同小杉 和子
賛成者 同西澤 桂一
賛成者 同伊谷 正昭
賛成者 同辰己 保

次のページをお開きください。
年金の「マクロ経済スライド」発動中止を求める意見書
2012年11月16日に、衆議院解散に先だち、ほとんど審議されることもないまま、3年間で年金を2.5%削減する法律が成立した。特例水準の解消を理由としているが、これは2000年から2002年に消費者物価指数が下がった際、高齢者の生活と経済への悪影響を避けるため、年金を下げず据え置いた結果、現在の年金水準が高いままになっているというものである。しかし、灯油など生活必需品の値上げ、各種控除の縮小などによる増税、社会保険料の相次ぐ引上げなどで、実質手取りは下がり、高齢者の生活が厳しさを増している今、10年以上も前の理由で年金を引き下げることは道理に合わない。年金引き下げではなく、最低保障年金制度の実現こそ待たれている。
年金の削減は消費を冷え込ませ、不況を一層深刻にし、国や地方の経済にも負の影響を与えることが懸念される。年金のさらなる削減は、政府が経済政策の柱にしている経済の好循環に逆行するものである。今後さらにマクロ経済スライドの実施で連続的な年金削減が行われる。年金制度の改定によって、若者を中心に年金離れが一層進み、年金制度への信頼はさらに低下することが懸念される。
このような事態を踏まえて、高齢者の生活と地域経済を守るためにも、下記の事項について強く要望する。

「マクロ経済スライド」の発動を中止し、年金のさらなる削減を行わないこと。
最低保障年金制度を確立すること。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

平成27年3月23日

滋賀県愛知郡愛荘町議会

内閣総理大臣、厚生労働大臣宛

以上、よろしくお願いいたします。


議長(森 隆一君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

討論なしと認めます。
これより、意見書第1号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

起立多数であります。よって、意見書第1号年金の「マクロ経済スライド」発動中止の意見書は、原案のとおりに決定しました。

議提第1号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(森 隆一君)

追加日程第2、議堤第1号愛荘町議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題にします。
提案者の説明を求めます。9番、本田君。

〔9番本田 秀樹君登壇〕

9番(本田 秀樹君)

それでは、議堤第1号愛荘町議会委員会条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。議案書は3ページでございます。

議堤第1号

愛荘町議会委員会条例の一部を改正する条例

上記の議案を愛荘町議会会議規則第14条の規定により提出する。

提出者 愛荘町議会議員 本田 秀樹
賛成者 愛荘町議会議員 竹中 秀夫
賛成者 同 小杉 和子
賛成者 同 伊谷 正昭
賛成者 同 辰己 保

愛荘町議会議長森 隆一様

教育委員長と教育長を一本化した新たな責任者(新教育長)をおくことなどを内容とする地方教育行政の組織および運営に関する法律の一部を改正する法律が施行されます。これらに関連する条例改正については、今期定例会で町執行部からいくつかの提案がなされてきたところでございます。あわせて、地方自治法第121条(長および委員長等の出席義務)も改正されたことから、新旧対照表のとおり、愛荘町議会委員会条例第18条を改正するものでございます。
付則としまして、この条例は平成27年4月1日から施行するものでございます。また、経過措置として教育長がなお従前の例により在職する場合においては、改正後の第18条の規定は適用せず、この条例による改正前の第18条の規定は、なおその効力を有するものでございます。慎重審議のほどよろしくお願いを申し上げます。


議長(森 隆一君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

討論なしと認めます。
これより、議堤第1号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

起立多数です。よって、議堤第1号愛荘町議会委員会条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決しました。

◎議提第2号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(森 隆一君)

追加日程第3、議堤第2号議会改革条例検証特別委員会設置に関する決議を議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。5番、外川 善正君。

〔5番外川 善正君登壇〕

5番(外川 善正君)

5番、外川 善正。議堤第2号についてご説明します。ページは6、7ページです。
議堤第2号
議会改革条例検証特別委員会設置に関する決議
上記の議案を愛荘町議会会議規則第14条の規定により別紙のとおり提出する。

平成27年3月23日

提出者 愛荘町議会議員 外川 善正

賛成者 愛荘町議会議員 上林 村治
賛成者 同 西澤 桂一
賛成者 同 伊谷 正昭
賛成者 同 高橋 正夫
賛成者 同 徳田 文治
賛成者 同 河村 善一
賛成者 同 小杉 和子
賛成者 同 本田 秀樹
賛成者 同 吉岡 ゑミ子
賛成者 同 瀧 すみ江
賛成者 同 竹中 秀夫
賛成者 同 辰己 保

愛荘町議会議長森 隆一様

議会改革条例検証特別委員会設置に関する決議
次のとおり、議会改革条例検証特別委員会を設置するものとする。

  1. 名称
    議会改革条例検証特別委員会
  2. 設置の根拠
    地方自治法第110条および愛荘町議会委員会条例第5条
  3. 目的
    議会改革条例検証に関する調査・研究
  4. 設置期限
    平成27年12月議会定例会閉会までとし、閉会中も調査・研究を行う
  5. 定数
    6人

提出の理由平成26年1月29日に愛荘町議会改革条例を制定し、平成26年3月議会より適用し、議会運営を進める中で、愛荘町議会改革条例13条の規定に基づき、議会が果たすべき役割と責任などについて検証を行い、更なる議会改革を図るためです。以上です。よろしくお願いします。


議長(森 隆一君)

これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。

〔「なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

討論なしと認めます。
これより、議堤第2号を採決します。本案は原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者 起立〕

議長(森 隆一君)

座ってください。全員賛成です。よって、議堤第2号議会改革条例検証特別委員会設置に関する決議は、原案のとおり可決することに決定しました。

議堤第3号の上程、説明、採決

議長(森 隆一君)

追加日程第4、議提第3号議員派遣についてを議題にします。
会議規則第120条の規定により、お手元に配付しました議案のとおり、議員を派遣することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

異議なしと認めます。よって、議提第3号議員派遣については、お手元に配付しました議案のとおり、議員を派遣することに決定しました。
暫時休憩をいたします。

休憩午後2時51分
再開午後3時05分

議長(森 隆一君)

休憩前に引き続き会議を開きます。

議長(森 隆一君)

ただいま本田秀樹君から議員辞職願が提出されました。
お諮りします。議員辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに、ご異議はありませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

異議なしと認めます。よって、議員辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。
暫時休憩いたします。

休憩午後3時06分
再開午後3時06分

議長(森 隆一君)

休憩前に引き続き会議を開きます。

議員辞職について

議長(森 隆一君)

追加日程第1、議員辞職についてを議題とします。事務局に辞職願を朗読させます。局長。


議会事務局長(上林 忠恭君)

それでは朗読させていただきます。

平成27年3月23日

愛荘町議会議長森 隆一様

愛荘町議会議員本田 秀樹

辞職願

この度、一身上の都合により、平成27年3月23日付けをもって愛荘町議会議員を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。

以上でございます。


議長(森 隆一君)

お諮りします。本田秀樹君の議員の辞職を許可することに、ご異議はございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

異議なしと認めます。よって、本田秀樹君の議員の辞職を許可することに決定いたしました。
暫時休憩をいたします。

休憩午後3時07分
再開午後4時50分

議長(森 隆一君)

休憩前に引き続き会議を開きます。

議長(森 隆一君)

本日の会議は議事の都合によりあらかじめ延長を行いますが、ご理解ください。以上。暫時休憩します。

休憩午後4時51分
再開午後8時02分

議長(森 隆一君)

休憩前に引き続き会議を開きます。

議長(森 隆一君)

お諮りします。ただいま選任2件、選挙1件、報告2件が提出されました。これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、ご異議ありませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

異議なしと認めます。よって、選任2件、選挙1件、報告2件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。

報告第1号について

議長(森 隆一君)

追加日程第1、報告第1号総務産業建設常任委員会の正副委員長の報告についてを議題にします。
委員会での互選の結果、総務産業建設常任委員会委員長に竹中秀夫君、副委員長に高橋正夫君、以上のとおり互選されましたので報告します。

選任第3号の上程、説明、採決

議長(森 隆一君)

追加日程2、選任第3号議会運営委員会委員の選任についてを議題にします。
お諮りします。議会運営委員会委員の選任については、愛荘町議会委員会条例第6条第4項の規定により、お手元に配付した名簿のとおり指名したいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

異議なしと認めます。よって、選任第3号議会運営委員会委員の選任についてはお手元に配付した名簿のとおり、選任することに決定しました。

選任第4号の上程、説明、採決

議長(森 隆一君)

追加日程第3、選任第4号議会改革条例検証特別委員会委員の選任についてを議題にします。
お諮りします。議会改革条例検証特別委員会委員の選任については、愛荘町議会委員会条例第6条第4項の規定により、お手元に配付した名簿のとおり指名したいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

異議なしと認めます。よって、選任第4号議会改革条例検証特別委員会委員の選任については、お手元に配付した名簿のとおり、選任することに決定しました。

選挙第6号上程、説明、採決

議長(森 隆一君)

追加日程第4、選挙第6号愛知郡広域行政組合議会議員の選挙についてを議題とします。
お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。これにご異議ありませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。
お諮りします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決定しました。愛知郡広域行政組合議会議員に小杉和子君を指名します。
お諮りします。ただいま指名しました者を愛知郡広域行政組合議会議員の当選人と定めることに異議はありませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(森 隆一君)

異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました者が愛知郡広域行政組合議会議員に当選されました。
愛知郡広域行政組合議会議員に当選されました小杉和子君が議場にいますので、愛荘町議会会議規則第33条第2項の規定により、当選の告知をします。

報告第2号について

議長(森 隆一君)

追加日程第5、報告第2号議会運営委員会および各特別委員会の正副委員長の報告についてを議題にします。
各委員会で互選の結果、議会運営委員会委員長に竹中秀夫君、副委員長に高橋正夫君、予算・決算特別委員会委員長に竹中秀夫君、副委員長に高橋正夫君、議会改革条例検証特別委員会委員長に外川善正君、副委員長に西澤桂一君、以上のとおり互選されましたので報告します。

閉会の宣告

議長(森 隆一君)

これで、本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じます。
町長、あいさつ。

町長あいさつ

町長(宇野一雄君)

それでは、今議会の閉会にあたりまして、一言御礼を申し上げます。
今議会で提案させていただきました案件は、追加案件を含めまして、副町長の選任および固定資産税評価審査委員の選任、教育委員会委員の任命に伴う人事案件計5件、条例の制定および改正案件20件、契約の締結に伴う議決案件2件、損害賠償の額を定める案件1件、平成26年度各会計の補正予算案件7件、平成27年度各会計予算案件7件、平成27年度補正予算案件1件の合計43案件につきまして、慎重審議をいただき、すべて可決いただき誠にありがとうございました。
特に、平成27年度予算編成にあたりましては、平成27年1月の内閣府月例経済報告によります景気の基調判断や政策態度、合わせまして総務省から出されております平成27年度地方財政計画や本町における主要企業の個別需用を総合的に勘案し、歳入歳出予算を編成したものでございます。
将来の愛荘町の夢を次世代につなげていくための大事な予算でございまして、一般会計、特別会計合わせまして142億6,648万円で、対前年度当初比2.9%の増額になったところでございます。
また、本日、平成27年度補正予算をお願いいたしましたが、執行にあたりましては委員会などで賜りました貴重なご意見を十分踏まえ、適正に執行してまいります。また、平成26年度補正予算におきましては、多くの事業で繰越明許費を計上する結果となりました。
地方創生事業など国が各地方自治体での繰越明許を前提に予算化されたものは除きまして、地方自治法で繰越明許費の規定はありますものの、早期着工に努めなるなど、安易に繰り越すべきではないと認識はいたしております。誠に申し訳なく存じております。
ご議決いただきました平成27年度予算の執行にあたりましては、会計年度独立の原則に則り、年度当初より事業の執行計画を立て、計画的に予算執行してまいります。特に、工事請負などにつきましては、早期着工・早期竣工などに努めてまいることといたします。
さて、東日本大震災が発生し、4年が経ちまして、思い起こせば、平成23年3月11日午後2時46分、当時愛荘町では平成23年3月議会定例会の予算特別委員会が開かれておりました。大津波により町が呑み込まれて、船舶や自動車が流れる映像が何度見ても衝撃的でございました。2万人近くの死者・行方不明者を出した未曾有の大災害でした。4年が経った現在も、約23万人の方々が避難生活を強いられております。国におかれましては、国民の生命・財産・暮らしを守るという視点から一日も早い復興に引き続き全力を挙げていただきたいと存じます。
愛荘町といたしましても、この震災を大きな教訓といたしまして、今世紀前半に発生する可能性が高いと言われております東南海・南海地震、本県におきます花折断層帯や鈴鹿西縁断層帯等が影響する地震はもとより、風水害などの自然
災害への対応、新型インフルエンザなどへの備えを急ぐ必要がありますことから、危機管理体制の充実などに努めてまいることといたしております。
また、一般会計補正予算でお認めいただき、全額繰り越しをお願い申し上げまして、まち・ひと・しごと創生事業でございますが、愛荘町版人口ビジョンをベースといたしまして、観光産業の新興、子育て支援など福祉の充実、歴史文化などの地域資源の活用などを地域の特色を生かし、魅力ある持続可能な施策につきまして、国が示しております自立性、将来性、地域性、局地性、結果重視の政策5原則を基に、愛荘町版総合戦略検討会を設置し、また議員各位の意見を拝聴しつつ、平成27年度中に策定してまいります。
最後になりましたが、今もう席にはおられませんが、今議会を最後に辞職されました本田議員におかれましては、旧愛知川町より4期11年の長きにわたり議員としてご活躍され、町の発展、新興のため、ご尽力をいただき、誠にありがとうございます。厚くお礼を申し上げたいと存じます。今後とも、身体には十分ご自愛いただき、次のステップへとご活躍いただきますことをご祈念申し上げますとともに、ご期待を申し上げます。
結びにあたりまして、議会中に賜りました貴重なご意見やご提言を肝に銘じまして、職員ともども誠心誠意、これらの事務執行にあたってまいりたいと考えております。
議員各位におかれましては、ご健勝・ご多幸をご祈念申し上げますとともに、今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻をお願い申し上げまして、平成27年3月議会閉会にあたってのお礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。


議長(森 隆一君)

これをもって、平成27年3月愛荘町議会定例会を閉じます。大変ご苦労さまでございました。

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