5月6日　5年生理科　天気を予想しよう

　昨年度から、高学年の理科では専科教員による授業を取り入れています。近年、子どもたちの「理科離れ」が話題になっていますが、理科の学習は、他の教科と異なり、実験や観察を通して自然界の摂理を学んでいきます。それ故、授業前の準備に時間がかかり、ほかの教科の指導も行う学級担任にとっては、準備時間の確保が大きな課題でした。その点、理科を専科教員による授業にすることで、しっかりとした授業準備ができ、5,6年の授業も行うため、系統性と専門性にも特化した授業が行えることが最大の利点です。今後、国の方でも高学年は、中学校のように教科担任による授業が検討されています。

　今日の2時間目は、5年3組の理科専科教員による授業でした。今、5年生では、天気の学習をしています。今日のめあては、天気の予想です。先生から指定された天気図をグループのみんなで読み取り、次の日の天気を予想するという学習課題でした。予報は単なる当て物ではなく、天気図から予報の根拠を示し、パワーポイントを用いて、グループで発表しようという流れです。理科と情報教育とをミックスさせ、子どもたちは天気図から考えられることを友達と意見交換しながら、グループで天気を予想していました。今後も、「理科が楽しい！」と子どもたちが実感できる授業づくりに努力をしていきます。