3月17日　明日の卒業式に向けて

　今日の2時間目に、卒業式のリハーサルをしました。途中から在校生代表が会場に入り、6年生とともに呼びかけを練習しました。6年生と在校生との練習は、今回のみ10分程度でしたが、短時間で密度の濃い練習ができました。そして何より、明日の主役、6年生の真剣な姿に心を打たれました。

　午後からは、5年生が明日の準備をしてくれました。これまでお世話になった6年生のために、体育館、教室、廊下などをきれいに掃除し、飾りつけをしました。明日の準備は万全です！

　新型コロナウイルス感染症が近隣でも拡大しているため、難しい判断でしたが、より安全な方法で開催できるよう、今年の卒業式は合唱を行わない決定をしました。しかし、「歌のない卒業式」でも、卒業する98名にとって最高の思い出になる式にしたい。そんな思いから6年生担任は、まず、主役である6年生の子どもたちの思いを聞きました。子どもたちは、「思い出の教室から会場へ入場したい。」「自分たちの成長を伝える式にしたい」「下級生とつながることのできる式にしたい」「感動する式にしたい」等、それぞれの思いを語ってくれました。この思いを実現するために、6年生担任、管理職、各学年の先生が話し合いを重ね、子どもたちの思いを形にする努力をしてきました。その結果、例年にはない、今年だけの形が出来上がりました。主な見どころは以下の通りです。

・本来、歌う予定であった「旅たちの日に」のピアノ演奏を入場曲として入場

・各学年の代表が6年生との思い出をもとに考えた呼びかけ

・各学年の呼びかけの後に、卒業生が各学年へ送るメッセージ

・保護者とともに、思い出の校舎を回りながら在校生とつながる教室通り抜け

　このほかにも、今年ならではのサプライズを準備していますが、詳細は明日のお楽しみです。卒業生の皆さん、明日は皆さんの卒業を在校生と先生のみんなで祝福します。小学校最後の日を、どうか、すばらしい1日にしてください。