3月18日　卒業証書授与式の様子

　3月18日、卒業証書授与式を行いました。コロナ禍における感染予防対策として、今年度は「歌のない卒業式」として行いましたが、「自分たちの成長を見てもらいたい！」「在校生とつながりを感じたい！」「最高の思い出にしたい！」という卒業生の思いにこたえるために、様々なアイデアのつまった、温かい式になりました。

　まずは、入場です。卒業式で合唱する予定であった曲のピアノ演奏で、卒業生が堂々と入場しました。ピアノ伴奏をした児童にも温かい拍手が送られました。その後は卒業証書の授与。一人ひとりが堂々と校長先生から卒業証書を受け取りました。

　授与が終わると、在校生の送る言葉です。在校生による呼びかけの前には、サプライズ映像を流しました。これは、「在校生とつながりたい」という卒業生の思いに応えるために、各学年の担任が、会場に入れない子どもたちから6年生への感謝の言葉をインタビューし、動画にまとめたものです。本番まで卒業生には秘密で制作していました。この在校生の映像を見て、思わず、涙を流す卒業生もいました。この映像の後は、各学年の代表による感謝の呼びかけを聞き、それぞれの学年に対して卒業生もお礼の呼びかけをしました。このような形をとるのは今年が初めてですが、卒業生と在校生の気持ちがつながるひと時でした。

　その後、卒業生による別れの言葉です。一人ひとりが、6年間の思い出をかみしめながら、涙をこらえながら立派に呼びかけを言う姿に、会場にいる人すべてが大きな感動をもらいました。教室でライブ映像を見る在校生の児童も、あこがれの、そしてお世話になった6年生との別れに涙を流す児童がたくさんいました。本当に感動的なひと時でした。

　その後、サプライズ第2弾、6年間の歩みをまとめた映像を流しました。これは、「自分たちの成長した姿を見せたい」という卒業生の思いに応えるために、6年生担任団が作成したものです。この映像を見て、卒業生はきっと、6年間の自分自身の成長を感じたことと思います。

　そして最後は、在校生に見守られながら、思い出の校舎を通り抜け、卒業式が終わりました。「歌のない卒業式」でしたが、卒業生にとって忘れられない1日になっていれば幸いです。卒業生の皆さん、これからも、皆さんのご活躍を愛知川小学校のみんなで応援しています。ご卒業、おめでとうございます。