10月25日　4年生やまのこの様子

　4年生は今日、多賀町の高取山へ「やまのこ事業」に出かけました。「やまのこ事業」とは、森林への理解と関心を深めるために森林環境学習施設で体験学習を行う滋賀県の事業です。4年生の「やまのこ」で森林について学び、5年生の「うみのこ」で琵琶湖について学ぶ、環境学習に力を入れる滋賀県ならではの事業です。

　さて、今日はすばらしい天候の下、「やまのこ」を実施することができました。高取山に着くと開校式の後、森林組合の方に実際に枝打ちや間伐の作業を見せていただきました。事前学習で枝打ちや間伐の意味を学習しているため、子どもたちは事前に得た知識を自分の目でしっかり確かめていました。その後、班ごとに丸太切りや森林ウォークの体験をしました。各班には、1名の森林ボランティアの方がついてくださり、山に生息する様々な植物について教えてくださいました。ウォークの途中、川の始まる地点も観察しました。

　お弁当タイムをはさんで、午後からはクラフトづくりを楽しみました。午前中に自分で切った丸太を土台にして、枝や実を考えながらつけて作品が完成し、今日のお土産になりました。

　大自然の下、山でしか学ぶことのできない貴重な体験をすることができました。森林ボランティアの皆様、本当にありがとうございました。この山から流れ出た水が、川となり、その川が琵琶湖につながっています。来年は「うみのこ」で琵琶湖の真ん中から、山々を見て、今日のことを思い出してもらえると嬉しいです。