令和2年度最終日の様子

　令和2年度最終日の様子です。修了式では校長先生から1年間の全校児童の成長をたくさん、ほめていただきました。また、生徒指導主任から春休みの生活について話を聞いた後、令和2年度愛知川小学校の出来事を映像にまとめたスライドショーが上映され、子どもたちは懐かしみながら、楽しく見ていました。その後、1年間お世話になった教室をきれいに掃除し、最後の学級活動。担任の先生から修了証をもらい、1年間の成長を顧みながら、学級のみんな、先生とのお別れを惜しつつ、話をしっかり聞いていました。そして、お昼前に全校児童が元気に下校していきました。

　令和2年は新型コロナウイルス感染症による臨時休業から始まり、私たちも今まで経験したことのない事態に直面したまま、新学期を迎えました。どうすれば家庭にいる子どもたちに学校生活に近い教育が提供できるのかを職員みんなで話し合い、様々な知恵とアイデアを出し合った結果、宿題回収のポスティング、家庭学習用の時間割づくり、ホームページからの学習動画発信、びわ湖放送への番組出演など様々な方法で子どもたちとつながる方法を実践してきました。また、子どもたちも、コロナ禍の制限された生活の中で学校生活を豊かにするアイデアを考えました。声のない応援合戦、応援団旗コンテスト、6年生勉強教え隊、ろうかピカピカ大作戦など、接触を密にしない制限された生活の中でも全校のつながりを生むアイデアが6年生を中心に生まれ、それが全校に広がり、結果として新しい伝統が生まれました。この伝統は、6年生が、「あいがいっぱい愛知川小」のキャッチフレーズとともに、5年生に引き継がれたので、きっと5年生は新6年生となり、また令和3年度も活気あふれる愛知川小をつくってくれることと期待しています。

　このように、制約の中でも豊かな教育実践ができたのも、保護者の皆様のご理解とご協力のおかげです。1年間、本当にありがとうございました。令和3年度も引き続き、よろしくお願いします。