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9月2日 5年生びわ湖学習の様子

更新日:2021年09月02日

 9月10日に予定されていた5年生、フローティングスクールは延期となりました。しかし、フローティングスクールに行く前に、びわ湖について学ぼうと、今日はびわ湖フローティングスクールの所員の方に来ていただき、3つの教室に分かれて、びわ湖についての授業をしていただきました。

 1つ目の授業は、「ヨシについて知ろう」です。びわ湖に生育するヨシは、魚の住みかとなったり、水をきれいにしたり、よしずなど様々な生活用品になっていたりとびわ湖や私たちの生活に欠かせないものであることを教えていただきました。また、最後にはヨシを使ってペンをつくり、そのヨシペンで文字や絵をかいて楽しみました。

 2つ目の授業は、「びわ湖の深呼吸」です。色水で温度の違う水を水槽に流し込むことで、びわ湖の水の循環を、実験によって再現していただきました。「びわ湖は深呼吸しているんだね。」という先生の言葉に、実感をもちながら深くうなずく子どもたち。きっと、湖の子の船の上でも、この実験から学んだことを思い出しながら、びわ湖を眺めることでしょう。

 3つ目の授業は、「水の回復実験」です。びわ湖は、周囲の約460本の川から水が注がれ、瀬田川から流れ出ます。そして、びわ湖の水が入れ替わるのに約5年かかるそうです。そこで、この授業では、びわ湖に赤潮が発生し、大いに汚れていた時代の水を絵の具で再現し、何年かけると、水がきれいになるのかを実験を通して教えていただきました。汚れた水がきれいになるのには、予想以上に長い時間がかかることを知った子どもたちでした。

 3つの授業をとおして、びわ湖を身近に感じ、びわ湖について様々な興味や関心をもつことのできたひと時でした。フローティングスクールの所員の皆様、本当にありがとうございました。延期になりましたが、フローティングスクールがさらに楽しみになった5年生の子どもたちでした。

*現在、地域感染レベル3のため、グループごとの実験、観察は行わず、指導者が前で実験を行い、それを児童が見る形式で授業を行いました。

「ヨシについて」の授業の様子

「水の循環について」の授業の様子

「汚れ回復実験」の様子

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