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2月17日 よりよい教室環境をつくるために

更新日:2022年02月17日

 急拡大している新型コロナウイルス感染症。本校でも地域感染レベルに応じて、現在は最大限の感染対策を実施しています。今回は、その一環として、子どもたちが過ごす教室環境を中心に感染対策を紹介します。

 まず、教室環境で大切にしているのは、換気です。現在、飛沫感染対策として合唱、リコーダー、鍵盤ハーモニカ等による学習は停止していますが、オミクロン株への対策は飛沫だけでなく、空気感染対策も必要であることから、換気にも力を入れています。その際、威力を発揮しているのが、二酸化炭素濃度測定器です。この測定器で定期的に教室の数値を測定し、休み時間の換気とあわせて、適切な教室の換気状況を管理しています。先般の臨時休業期間に、教室の換気扇のフィルターも全教室分、掃除をしました。すると数値が大幅によくなり、現在、国の基準1500ppm以下に対して、本校の教室は、どの教室でも、500~800ppmの数値を維持しており、かなり新鮮な空気のもと、学習ができる環境になっています。

1階教室 CO2濃度577ppm、室温18度、湿度39%

1階教室 co2濃度436ppm、室温18度、湿度39%

2回教室 co2濃度731ppm、室温20度 湿度39%

この数値が維持できる仕組みは、やはり常時換気です。廊下側、教室上部の窓を常に開け、その対面にある換気扇2台を常時稼働。そして休み時間の換気タイムには、教室全体の空気を入れ替えています。また、適切な湿度を保つために、今年度は加湿器を新調し、これも常時、稼働させています。国の湿度の基準は30~80%。本校では常にその基準を上回る湿度を維持しています。

廊下側の常時換気

フィルターを掃除し、フル回転の換気扇

今年度新調した加湿器

 給食時は、マスクを外して食べるため、常に黙食を指導しています。また、3学期からは、町の方から一人ひとりに飛沫防止パーテーションが支給され、給食時の感染対策にとって大きな役割を果たしています。

 また、朝、教室へ入る前には、全児童が検温をし、家庭で行う検温カードをあわせ、ダブルチェックを実施しています。

 感染拡大を防ぐために、学級閉鎖になったときには、オンライン授業を実施する体制も整いました。今後も、気を緩めず、日々の感染対策を徹底することで、少しでも子どもたち、そして保護者の皆様が安心できる学習環境づくりに努めていきます。

給食時の飛沫防止パーテーション

朝の検温

学級閉鎖時のオンライン授業

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