令和4年度秋季特別展

令和4年11月1日(火曜日)から12月4日(日曜日)

愛荘町と那珂川町との交流は、旧秦荘町と旧馬頭町との国民体育大観のアーチェリー競技から始まりまりました。昭和56年(1981)には、姉妹都市盟約が締結されてから現在に至るまで協議をはじめ、教育や観光物産等の交流が続いています。
当館と那珂川町馬頭広重美術館との芸術文化交流として、2001年に「馬頭町広重美術館所蔵浮世絵展」、2016年には「浮世絵★歌川ファイブ」と題し、展覧会の開催を行いました。
今回の展示では、那珂川町馬頭広重美術館が誇る「青木コレクション」より、明治の浮世絵師小林清親の作品をお借りしての開催となります。
小林清親は、江戸時代の浮世絵には表現されなかった陰影法を、浮世絵に明治9年の作品で初めて発表した絵師です。西洋の技術では陰影法ですが、「光線画」と呼ばれ、画期的なものでした。
そんな小林清親ですが、浮世絵以外にも戯画やポンチ絵、戦争画、肉筆画等多くの作品を世に出しています。その背景としては、近代以降の浮世絵の衰退も大きくかかわってきます。
本展示では、小林清親の多岐にわたる作品を紹介し、明治以降の浮世絵について、思いめぐらしていただければと思います。
無料入館日
11月12日(土曜日)、13日(日曜日)、26日(土曜日)、27日(日曜日)
関連講座
【開催日】11月20日(日曜日)14:00~15:30
【演 題】「小林清親と光線画」
【講 師】長井 裕子 氏(那珂川町馬頭広重美術館主幹・学芸員、国際浮世絵学会常任理事)
【場 所】歴史文化博物館 企画展示室
【定 員】30名(先着制)
【参加費】無料(要入館券)
展覧会関連印刷物
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更新日:2025年09月07日