第26回ふるさと展
第26回ふるさと展
愛荘町石橋は中山道の歌詰橋で豊郷町と接します。承平・天慶の乱で討ち取られた平将門の首を都に運ぶ際、この橋に差し掛かると、急に将門の首が襲ってきたといいます。その時、藤原秀郷は機転を利かせ、首に向かって「歌を一首所望する」と投げかけたところ、返答に詰まった首は地に落ちたといいます。これが「歌詰橋」の名の由来です。将門の首は近くの山塚の頂に首塚として怨念とともに封じ込められたと伝わります。
戦国時代、具足師の村田弥四郎は、織田信長に甲冑を献上したところ、大変に褒められ、一丁四方の屋敷地を山塚村に賜ったと記されます。後に春田と改名、井伊家の具足師となり、彦根藩主が交代する度に、藩主の甲冑製作を命じられました。
また、石橋在住の浦部好弘氏は観世流能楽師として活躍し、京都新聞社や滋賀県から功労者表彰され、令和3年には文化庁より地域文化功労賞を授与されました。子供たちの文化芸能の継承活動を紹介します。
開催場所
愛荘町立歴史文化博物館 エントランスロビー
(エントランスロビーのみの入場は無料です)
展覧会関連印刷物
この記事に関するお問い合わせ先
歴史文化博物館
〒529-1202
滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺878番地
電話番号:0749-37-4500
ファックス:0749-37-4520
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更新日:2022年04月07日