第34回企画展


紐を結んで花や動物など、様々な形を表現する伝統的な飾り結びの技法を「花結び」といいます。
花結びは仏前を飾る荘厳具として発展し、平安時代には教養として学ばれました。また、大名の間で茶の湯が盛んになった戦国時代には、毒殺防止のため茶壷の封印技術として花結びが発展。茶道の中で様々な結び方が研究され、秘伝の技として師匠から弟子へと伝承されていきました。しかし、複雑な技術である花結びは時代が進むと伝承者が減少し、現代では史料でしかその姿を伺い知ることができない結びも多く存在します。
展覧会ではその幻となった花結びを、史料を元に復元し展示。また、現代の作家が作り上げた花結び作品も展示します。
一本の紐が咲かせる美しい花結びの世界をご堪能ください。
休館日
月・火曜日(※祝日は開館)
無料入館日
令和3年6月26日(土曜日)~27日(日曜日)
学芸員による展示解説
日 時:令和3年6月20日(日曜日)・7月4日(日曜日)
10:30~/13:30~
場 所:愛荘町立歴史文化博物館 企画展示室
参加費:無料(要入館券)
展覧会チラシ
第34回企画展チラシ (PDFファイル: 1008.8KB)
展覧会解説書
第34回企画展展示作品解説書 (PDFファイル: 5.0MB)
展覧会列品目録
この記事に関するお問い合わせ先
歴史文化博物館
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滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺878番地
電話番号:0749-37-4500
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更新日:2021年08月06日