『秦荘の歴史』第一巻 古代・中世編

更新日:2019年12月25日

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5冊立てて置いてあり1冊が閉じたままもう1冊が開いて置いてある『秦荘の歴史』第一巻 古代・中世編の写真

県下最大級の古墳群であった『上蚊野古墳群』、古代愛知郡における渡来氏族『依智秦氏』の活躍、湖東三山の一つ『金剛輪寺』の創建と繁栄、今昔物語にも描かれた『矢取地蔵縁起』、仏師運慶の娘も関わったという荘園『香庄』、六角氏や京極氏・浅井氏や近在土豪の様相など、秦荘の古代から中世にかけての世界を詳しく描き出しています。

第一巻の構成

第一章

  • 秦荘町の黎明
  • 第一節 秦荘の地理と地域像
  • 第二節 縄文・弥生から古墳
  • 第三節 神話伝承の世界
  • 第四節 愛知郡の古代豪族

第二章

  • 近淡海から近江へ
  • 第一節 愛知郡の成立
  • 第二節 古代の耕地整理
  • 第三節 仏教文化の浸透
  • 第四節 依智秦氏の活躍

第三章

  • 荘園の発達と武士
  • 第一節 佐々木氏の愛知郡支配
  • 第二節 寺社の荘園
  • 第三節 金剛輪寺の興隆
  • 第四節 荘園の諸相

第四章

  • 土豪の勃興と争乱
  • 第一節 六角と京極
  • 第二節 矢取地蔵と水争い
  • 第三節 金剛輪寺『下用帳』の世界
  • 第四節 戦国の東近江

執筆委員

担当編集委員
井上 満郎 京都産業大学教授
河内 将芳 京都造形芸術大学助教授
今本 暁
近江兄弟社高校講師
大友 暢
秦荘町教育委員会町史編さん室
大橋 信弥
安土城考古博物館次長兼学芸課長
門野 晃子
高島市教育委員会文化財課職員
木村 至宏
成安造形大学学長
下坂 守
文化庁美術学芸課長
高橋 誠一
関西大学教授
林 定信
秦荘町歴史文化資料館館長
松澤 修
滋賀県文化財保護協会主任技師

役職などは『秦荘の歴史』第一巻が刊行された平成17年3月現在のものです。

本のかたち

B5判 布張上製本 化粧箱入り
本文 約450ページ
口絵カラー1ページ・モノクロ8ページ

お問合せ先

秦荘図書館(町史担当) 電話番号37-4345

この記事に関するお問い合わせ先

歴史文化博物館
〒529-1202
滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺878番地
電話番号:0749-37-4500
ファックス:0749-37-4520
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