木造地蔵菩薩坐像
彫第8号
1.部門
彫刻
2.所在地
愛荘町松尾寺 金剛輪寺(地蔵堂)
3.所有者
金剛輪寺 代表役員 住職 濱中 光礼
4.時代
鎌倉時代
5.内容
近年まで本堂脇陣に安置されていたが、現在は再建された地蔵堂の本尊として祀られている。下腹部の薄さや胸前の衣文線にやや硬化が見られることから、14世紀の造像と思われる。本像に付属する光背は、金剛輪寺旧蔵の銅造聖観音坐像(現ボストン美術館蔵)をはじめ、本堂内陣右脇壇に安置される木造薬師如来立像(鎌倉時代)や石造阿弥陀如来坐像などと同じく、周縁部に種子を廻らしている。
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更新日:2019年12月25日