高齢者虐待を防ぎましょう

更新日:2020年05月01日

高齢者虐待の背景には、高齢者の認知症や自立度の低下、家族の介護疲れなどのさまざまな要因があります。

高齢者の尊厳を守り、高齢者と家族がともに健やかに暮らすために、地域全体で見守り、支援していくことが大切です。

このような行為は高齢者虐待にあたります

身体的虐待

 ・殴る、ける、つねる、たたくなど

 ・ベッドにしばりつける、意図的にくすりを過剰に摂取させる

心理的虐待

 ・悪口を言う、罵倒する、恥をかかせるような言葉

 ・どなる、ののしる、悪口を言う、意図的に無視するなど

介護・世話の放棄、放任(ネグレクト)

 ・食事を与えない、入浴させない

 ・必要な介護サービスを受けさせない

 ・劣悪な状態や住環境のなかに放置するなど

しいたげられる高齢者

経済的虐待

 ・年金や預貯金を、本人の意思や利益に反して勝手に使う

 ・日常生活に必要な現金を渡さない、使わせないなど

性的虐待

 ・下半身を裸にして放置する

 ・キス、性器への接触、セックスの強要など

虐待していることに気づいていない場合があります。

しつけのつもりで叩いてしまったり、認知症の徘徊に困り、部屋に閉じ込めてしまったり、転ばないようにベッドにくくりつけたり、無理なリハビリを強要してしまっていたり…。

相手のことを思いやっているつもりが、虐待につながる不適切な対応になっている場合があります。

高齢者虐待に気づいたら

高齢者虐待を防ぐために、周りの人の「気づき」がとても大切になります。高齢者虐待は虐待をしている養護者にとっても苦しい状況があり、虐待をとめることは養護者のためにも必要なことです。

「虐待かも」と思われたら地域包括支援センターに連絡をお願いします。

虐待を受けている高齢者自身も連絡することが出来ます。守秘義務により、誰が連絡・通報したのか周囲に漏らすことはありません。

通報・相談窓口

相談しているところ

地域包括支援センター
〒529-1380 滋賀県愛知郡愛荘町愛知川72番地
電話番号:0749-42-4690
ファックス:0749-42-5887

この記事に関するお問い合わせ先

地域包括支援センター
〒529-1380 滋賀県愛知郡愛荘町愛知川72番地
電話番号:0749-42-4690
ファックス:0749-42-5887
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