木造不動明王立像
彫第5号
1.部門
彫刻
2.所在地
愛荘町松尾寺 金剛輪寺(本堂)
3.所有者
金剛輪寺 代表役員 住職 濱中光礼
4.時代
平安時代(平安後期)
5.内容
金剛輪寺本堂左脇陣(向かって右)に安置されている。現在この左脇陣に安置する3躰の平安仏のうち、その中央に安置されている像である。上半身を痩せ目に、一方下半身はしっかりとしたボリュームを表すところや、背面の裳先を平坦かつ短めに表すところから、11世紀中頃から12世紀にかけて制作されたものと思われる。目鼻立ちを面相部の下方に集め体躯もやや短めなコンパクトな印象を与え童子相を表し、魅力的で保存状態も良好である。今後注目されるべき不動明王の古像と言える。
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更新日:2019年12月25日