インターネットを悪用した人権侵害をなくしましょう

　インターネットによりコミュニケーションの輪が広がり便利になる一方で、インターネットを悪用した行為が増え、他人への中傷や無責任なうわさ、特定の個人のプライバシーに関する情報の無断掲示、差別的な書き込み、インターネット上でのいじめなど、人権やプライバシーの侵害につながる情報が流れています。特定の民族や国籍の人々を排斥する差別的言動（いわゆるヘイトスピーチ）や、部落差別等の同和問題に関して差別を助長するような内容の書き込みがされることもあります。

　さらに、自殺を誘うような情報などインターネット上の有害情報に起因して犯罪やトラブルに巻き込まれ、被害に遭うなどの人権侵害事案も発生しています。

　インターネットを悪用することなく、お互いの人権を尊重した行動をとるようにしましょう。

　人権政策課では、深刻化しているインターネットの掲示板等への悪質な書き込みに対し、令和2年度からモニタリングを実施し、該当書き込みを発見した場合は法務局等と連携してサイト管理者へ削除依頼を行うなど、インターネット上での差別書き込みの抑止と削減に努めています。