平成28年9月定例会3日目(平成28年09月23日) 議事録
平成28年9月愛荘町議会定例会
議会日程
開会:午前10時30分 閉会:午後3時25分
日程 | 議案内容 |
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日程第1 | 議案第63号 平成27年度愛荘町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて |
日程第2 | 議案第64号 平成27年度愛荘町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて |
日程第3 | 議案第65号 平成27年度愛荘町土地取得造成事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて |
日程第4 | 議案第66号 平成27年度愛荘町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて |
日程第5 | 議案第67号 平成27年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて |
日程第6 | 議案第68号 平成27年度愛荘町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて |
日程第7 | 議案第69号 平成27年度愛荘町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて |
本日の会議に付した事件
日程第1から日程第7
日程 | 議案内容 |
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追加日程第1 | 議案第70号 財産の取得につき議決を求めることについて |
追加日程第2 | 議案第71号 契約の締結につき議決を求めることについて |
追加日程第3 | 議案第72号 契約の締結につき議決を求めることについて |
追加日程第4 | 議案第73号 契約の締結につき議決を求めることについて |
追加日程第5 | 議案第74号 損害賠償の額を定めることについて |
追加日程第6 | 議案第75号 平成28年度愛荘町一般会計補正予算(第5号) |
追加日程第1 | 請願第2号 TPP協定を国会で批准しないことを求める請願 |
追加日程第2 | 議堤第8号 議員派遣について |
追加日程第3 | 意見書第2号 TPP協定を国会で批准しないことを求める意見書 |
出席議員(13名)
1番 上林 村治
2番 西澤 桂一
3番 伊谷 正昭
4番 高橋 正夫
5番 徳田 文治
6番 河村 善一
7番 小杉 和子
8番 吉岡 ゑミ子
9番 瀧 すみ江
10番 森 隆一
11番 竹中 秀夫
12番 辰己 保
13番 外川 善正
欠席議員(0名)
なし
議事
開議の宣告
議長(外川 善正君)
皆さん、おはようございます。残暑厳しい9月の初めに始まりました9月議会におきましても、本日最終日になりました。
過日は台風がこちらの方に来ましたが、あまり大きな被害もなく通り過ぎたことにホッとしております。今は秋口にかかり、朝夕は大変過ごしやすい時期になりましたが、十分身体の方には気をつけていただきたいと思います。
この議会も議会改革という旗印を掲げまして半年経ちました。いろいろなことに挑戦していくというのも1つの方法ですので、そこら辺の部分につきましても、皆さん方のご協力をお願いしたいと思います。座らせていただきます。
ただいまの出席議員は13名で、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
議事日程の報告
議長(外川 善正君)
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
議案63号~69号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(外川 善正君)
日程第1、議案第63号平成27年度愛荘町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについてから日程第7、議案第69号平成27年度愛荘町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてまでを一括議題として、9月7日の議事を続けます。
まず、議案第63号平成27年度愛荘町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについては決算特別委員会に付託し、審査が行われた報告書が提出されていますから、決算特別委員会の審査報告を求めます。決算特別委員会、竹中委員長。
〔決算特別委員長 竹中 秀夫君登壇〕
決算特別委員長(竹中 秀夫君)
決算特別委員会委員長報告を行います。
平成28年9月23日 愛荘町議会議長 外川 善正様
愛荘町決算特別委員会委員長 竹中 秀夫
本委員会に付託された議案は、審査の結果、次のとおり決定したので、愛荘町議会会議規則第77条の規定により報告します。
- 審査結果議案第63号平成27年度愛荘町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを原案可決。
- 審査経過9月20日に各部門別に総括質疑、全体総括質疑を行い、慎重に審査しました。
また、決算特別委員会に先だち、9月12日から9月14日にかけて第1委員会から第4委員会により詳細な説明・質疑を行ったことを申し添えます。
総務部門の主な内容は町ホームページの更新業務について、フェイスブックの拡散について、沓掛町営住宅跡地の維持管理について、マイナンバー制度のメリット・デメリットについて、新電力会社との契約による経費節減の考え方について、災害対策にかかるタイムラインの策定について、小集落地区改良事業の課題解決について、秦荘庁舎東側駐車場の購入の考え方について、歴史的建造物の保存活用について、民生部門は障がい者に対する職員の姿勢・施設に対する指導について、旧つくし保育園の特殊建築物定期検査について、成年後見人制度の予算執行について、障がい者虐待防止に対する決算内容について、つくし保育園新園舎の工事について、子ども・子育て新制度の初年度の総括と保育料算定方法の変更による状況について、産業建設部門は名神国8線道路改良工事について、道路改良工事のアスファルト舗装について、空き家対策・空き家の活用について、教育部門は学力調査に対する評価について、父兄が安心する町内中学校のPRについて、いじめ対策について、学校内での雑草の処分について、図書館の雑誌購入について、中央スポーツ公園グラウンドゴルフ場の運営について、総合教育会議初年度の評価について、学校体育施設使用料について、人権学習・人権研修会への参加者動員に対する考え方について、最後に総括質疑として平成27年度予算編成時の考え方に対する決算の評価についてならびに起債の考え方についてなど、活発に審査が行われました。
質疑終了後、討論を省略し、採決の結果、起立多数で議案第63号平成27年度愛荘町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについては、可決するものと決しました。
以上で委員長報告を終わります。
議長(外川 善正君)
これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。12番、辰己君。
12番(辰己 保君)
12番、辰己。平成27年度一般会計決算に対して反対討論を行います。
本町は合併して10年が経っています。両町の伝統・文化を引き継ぎつつ、新町まちづくり計画に基づく事務事業も一段落となってきました。この合併して10年の経過とともに地域経済のあり方・考え方も変わり、地域の活性化への取り組み方も変わってきています。
農家民泊の取り組みで新たな出会いとリピーターへの期待、古い建物を使ったロケーション活動も、こうした形で地域の活性化をという取り組みを進めています。また、金剛輪寺と合わせ中山道の街道交流館や旧愛知郡役所の有効活用で愛荘町全体の活性化につなげることが今本当に求められています。とりわけ愛知高等学校の存在も大きな役割があると考えています。
こうした各施設が観光や誘客、人との結びつき、そうしたことに呼び込むことが私はできていくというふうに確信を持っています。なぜならば、我が町にはびんてまりで小さな形から大きく育て上げた、しかも全国に発信したという実績を、そうした関係者の努力で実現をさせてきた、この実績を持っているわけです。こうした施設は我々の力、地域の人たちの創造性を結集すれば、大きな町の発信ができると考えます。
また、東では金剛輪寺は全国に知られた名勝、歴史的建造物を早期に整備を行い、まちじゅうミュージアムをつくりあげて、改めて全国に発信していくと、そのことによって地域経済の活性化、相乗効果が生まれてきます。この立場から歴史的建造物の整備の促進を期待するところです。
また、つくし保育園改築や3年制保育園の実施など、平成27年度に実施された町民支援の事務事業については、決算認定をするところです。町は町民の要望に応える施設を限られた財源の中で進めています。
しかし、安倍首相の政治姿勢は、年金資金を金融マネーに投じて損失を繰り返す。介護や医療の受益者負担を押し付ける、こうした中、国民に老後の不安と今ある生活の危機を感じて財布のひもは厳しくなる、これでは景気対策に逆行するだけであります。
また、非正規雇用の若者が増えている。非正規雇用では暮らせないとの悲鳴をあげても、現実は就労の機会が限られてきている。国の政策で生活を営む上での必要な収入が確保できなくなっている国民が増え、一方で大企業や富裕層には減税という、こうした中で国の財源確保が難しくなってきている。
こうした状況の下で、社会保障を抑制する、削減して行くためには、制度改悪をどこまで進められるか。このことが問われてくるわけです。そうなれば、当然国民の実態を把握していくということが生まれてくるわけで、こうした流れの中でマイナンバー制度が創設をされてきています。
よって、マイナンバー制度は今後もどんどんと利用拡大が進み、すなわち、国民監視を社会がつくってしまうということです。国民の人権が保障されない、すなわち、民主主義国家に逆行する制度であるため、一日も早く廃止する以外にないのであります。
総合教育会議の設置により、町長部局と教育部局との交流が行い、それなりのメリットはあるとの本町の思いはあります。しかし、総合教育会議の目的は首長の権限を特化させていくことと併せて、国の指揮系統の迅速化に結びつけようとしているわけです。
国民の思いとはかけ離れた国づくりが、安全保障関連法の成立によって、強力に進まれることを危惧しますし、そのことが町民生活を大きく脅かしてくるということを言わなければなりません。安保関連法は権力を縛る憲法を壊したもので、先進国として恥ずべき行為であると糾弾をしておきます。
マイナンバー制度によって国民の人権が保護されようとしている中で、同和問題を第一義的な人権問題としていることは問われるべきです。同対事業の残事業、どのように考えていくか、関係各位の協議を必要とする時期に来ていることを申し述べておきます。
地方分権と言われながら、国家情勢の国づくりが進めらて、そのことが地方政治を縛り、町民が暮らしにくい行政事務を強いる仕組みづくりが着々と進められていることを決算は示していると、私は地方の独自性が失われる国の政治の方向を警告して討論といたします。
議長(外川 善正君)
ほかに討論はありませんか。4番、高橋君。
4番(高橋 正夫君)
4番、高橋です。議案第63号平成27年度愛荘町一般会計歳入歳出決算の認定について賛成討論を行います。
平成27年度は合併10周年の節目の年であり、11月には記念式典を盛大に行われました。愛荘町のこれまでの歩みを振り返り、またこれからの愛荘町の将来像について考える大切な時間を町民の皆さまとともに共有した1年でございました。
世界的には、ギリシャの破たんによりユーロ経済が不安視され、さらに今年に入りますと、イギリスがEU離脱を表明するなど、中東情勢に加え、ヨーロッパにおいても、世界経済に及ぼされる危惧要因が発生しております。
我が国においても、不透明な経済状況であることが予想されます。引き続き、町においても柔軟な財政運営が望まれるところであります。
さて、平成27年度歳入決算についてですが、対前年度比3億3,119万円を増額となり、町民税は減額となったものの、積極的な国費・県費の獲得や交付税に有利な交付税措置のある合併特例債を活用するなど、その財源の確保に努め、一般財源削減への努力の跡が確認できます。
また、歳出につきましては、対前年比2億6,276万円の増ではありますが、大型事業であるつくし保育園新築事業の完了や、街道交流館ふれあい交流館の事業着手、中央スポーツ公園のグラウンドゴルフ場整備等、町のハード事業の遂行と、引き続く福祉医療の小中学生医療費無料化の実施、プレミアム商品券の発行等、ソフト面についても充実した内容でありました。
年々厳しくなる財政状況の中、創意と工夫による行政運営と住民の満足度の向上に期待するところでございます。引き続き無駄のない適切な支出と、将来への負担にも考慮した健全な財政運営に取り組まれ、コンプライアンスに基づく行政運営について、尽力いただくよう併せてお願いし、本決算の認定について賛成するものです。
議員各位におかれましてもご理解いただき、承認についてご賛同をお願いいたしまして賛成討論といたします。
議長(外川 善正君)
ほかに討論はございませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
これで討論を終わります。
採決に入る前に議長からお願いします。採決の時に起立される場合は、そのあと私の方から「着席願います」ということを言いますので、それまでご起立願いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
これより議案第63号を採決します。本案に対する決算特別委員会は報告のとおり可決であります。委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(外川 善正君)
起立多数です。着席願います。よって、議案第63号平成27年度愛荘町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり可決されました。
日程第2、議案第64号平成27年度愛荘町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて、日程第3、議案第65号平成27年度愛荘町土地取得造成事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては、同和対策特別委員会に付託し、審査が行われた報告書が提出されていますから、同和対策特別委員会の審査報告を求めます。同和対策特別委員会、伊谷委員長。
〔同和対策特別委員長 伊谷 正昭君登壇〕
同和対策特別委員長(伊谷 正昭君)
同和対策特別委員会、委員長報告を行います。
平成28年9月23日 愛荘町議会議長 外川 善正様
愛荘町同和対策特別委員会委員長 伊谷 正昭
本委員会に付託をされた事件は審査の結果、次のとおり決定したので、愛荘町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。
- 審査結果議案第64号平成27年度愛荘町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを原案可決。
議案第65号平成27年度愛荘町土地取得造成事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを原案可決。 - 審査経過9月16日に同和対策特別委員7名が慎重に審査いたしました。住宅新築資金等貸付事業特別会計の質疑の主なものは、諸収入の収入未済額についてなどの審査が行われました。討論を経て採決の結果、起立全員で議案第64号を可決するものと決しました。
次に、土地取得造成事業特別会計の質疑はなく、討論を経て採決の結果、起立全員で議案第65号を可決するものと決しました。
以上で委員長報告を終わります。
議長(外川 善正君)
これより議案第64号の委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
討論なしと認めます。
これより議案第64号を採決します。本案に対する同和対策特別委員会は報告のとおり可決であります。委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(外川 善正君)
起立全員であります。着席願います。よって、議案第64号平成27年度愛荘町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり可決されました。
次に、議案第65号の委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
討論なしと認めます。
これより議案第65号を採決します。本案に対する同和対策特別委員会は報告のとおり可決であります。委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(外川 善正君)
起立全員であります。着席願います。よって、議案第65号平成27年度愛荘町土地取得造成事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり可決されました。
日程第4、議案第66号平成27年度愛荘町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて、日程第5、議案第67号平成27年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて、日程第6、議案第68号平成27年度愛荘町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては教育民生常任委員会に付託し、審査が行われた報告書が提出されていますから、教育民生常任委員会の審査報告を求めます。教育民生常任委員会、徳田委員長。
〔教育民生常任委員長 徳田 文治君登壇〕
教育民生常任委員長(徳田 文治君)
教育民生常任委員会、委員長報告を行います。
平成28年9月23日 愛荘町議会議長 外川 善正様
愛荘町教育民生常任委員会委員長 徳田 文治
本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、愛荘町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。
- 審査結果議案第66号平成27年度愛荘町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを原案可決。
議案第67号平成27年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを原案可決。
議案第68号平成27年度愛荘町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを原案可決。 - 審査経過9月14日に教育民生常任委員6名が慎重に審査しました。国民健康保険事業特別会計の質疑の主なものは、1点目財政調整基金の取り崩しと今後の方向性・位置づけについて、2点目国民健康保険加入世帯の状況について、3点目資格証・短期証の状況について、4点目国民健康保険税の差し押さえ状況についてなど、審査が行われました。討論は反対討論が1件、賛成討論が1件ありました。採決の結果、起立多数で議案第66号は可決するものと決しました。
次に、後期高齢者医療事業特別会計の質疑はなく、討論は反対討論が1件、賛成討論が1件ありました。採決の結果、起立多数で議案第65号は可決するものと決しました。
最後に、介護保険事業特別会計の質疑の主なものは、1点目要介護1・2の方の施設入所について、2点目利用者負担が2割となった方の割合について、3点目町内外でのサービス利用者の割合について、4点目定期巡回・随時対応型訪問介護看護の導入の進捗状況についてなど、審査が行われました。討論は反対討論が1件、賛成討論が1件ありました。採決の結果、起立多数で議案第68号は可決するものと決しました。
以上で委員長報告を終わります。
議長(外川 善正君)
これより議案第66号について、委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。9番、瀧君。
9番(瀧 すみ江君)
9番、瀧 すみ江。反対討論を行います。議案第66号平成27年度愛荘町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてに反対を表明します。
国保の被保険者の特徴は、年齢構成が高く、医療費水準が高い無職者・失業者・非正規労働者等の低所得者が多く、所得水準が低い人々の割合が高いことであり、すなわち国保税の負担が重いということになります。
町では一般会計からの補てんは、国民健康保険加入以外の町民にとっては、税の二重負担になるとの理由から、計画的に税率を引き上げてきました。その結果、払いたくても払えない人々に対しても短期被保険者証、資格証明書の発行や差し押さえなどの徴収対策が行われてきました。
国保は福祉であるのが究極の目的であり、保険という制度をとっているのは、あくまで福祉という目的を達成するための手段です。平成30年度からは国民健康保険の都道府県化が実施されます。
国保の都道府県化のための滋賀県国民健康保険運営方針等検討協議会が昨年6月30日から行われているのに、未だに私たちには会議の内容や決定事項など何の情報公開もされていません。後期高齢者医療制度のように、町民が何もわからないうちに県で決められてしまうことになります。
国保の都道府県化の最大の改変は、都道府県が国保財政の元締め、市町村の監督役として強力な権限を持つようになることです。国保を広域化することで、保険税の引き上げにつながり、収納対策に拍車がかかる、また医療費適正化計画の強化で医療費削減を推進が起こり得ることになります。
都道府県国保運営方針は法令ではなく、法的な義務はない、いわゆる技術的助言です。その内容は法的拘束力を持つものではありません。市町村の自主性と自立性に配慮されたものでなくてはなりません。つきましては、町の理事を守るために町の要求を県に届け、その実現のために努力すること、また町民に情報提供をする事を求めて、討論といたします。
議長(外川 善正君)
ほかに討論はございませんか。7番、小杉君。
7番(小杉 和子君)
7番、小杉 和子。平成27年度愛荘町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成討論を行います。
私は議案第66号平成27年度愛荘町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に賛成する立場から討論を行います。
国民健康保険は医療保険制度の根幹をなす制度として、地域住民の医療の確保などに寄与していますが、医療技術の高度化等により医療費が増加をしています。一方、雇用の悪化などにより所得の低下などが見られ、課税総額は減少したものの保険税収納率は前年度を上まっています。
また、平成30年度の国民事業における都道府県化を見据え、計画的な税率改正を行っているものの一般会計からの多額の繰り入れがなされており、保険財政は大変厳しい状況であります。
このような状況下において、収納率の向上を図るため、未納者に対し電話催促などを行うほか、納付相談の充実と短期被保険者証等の交付などの収納対策の強化に努められております。さらに、レセプト点検の強化や医療費通知などにより医療費の適正化を行い、保険財政の安定的な運営に努められております。
今後におきましても税務課、健康推進課、住民課等が連携し、収納率アップ、保険事業の推進、医療費適正化に取り組み、より一層の安定した事業運営と財政運営の健全化を努められることを求め、本決算の認定について賛成をするものです。
議員各位におかれましても、ご理解をいただきご賛同をお願いいたします。
議長(外川 善正君)
ほかに討論ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
これで討論を終わります。
これより議案第66号を採決します。本案に対する教育民生常任委員会は報告のとおり可決であります。委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(外川 善正君)
起立多数です。よって、議案第66号平成27年度愛荘町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり可決されました。
次に、議案第67号の委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。9番、瀧君。
9番(瀧 すみ江君)
9番、瀧 すみ江です。反対討論を行います。議案第67号平成27年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてに反対を表明します。
後期高齢者医療制度は法律の目的に医療費適正化つまり医療費削減を掲げ、医療内容の差別化にも通じる規定が盛り込まれています。決算の総括に社会保障制度改革国民会議において、制度は定着していると考えられて、今後は実施状況を踏まえ、必要な改善を加えていくことが適当であると示されたと書かれています。
政府は後期高齢者被保険者の負担軽減のための保険料特別軽減を廃止しようとしています。これが実施されれば保険料が2倍から最高10倍にも跳ね上がる大改悪になります。また、後期高齢者医療費1割負担を2割に引き上げることについて政府がいよいよ論議具体化しようとしています。
このようなことから見れば、改善は国の立場からのものであり、後期高齢者にとっての改悪になることにほかなりません。決算そのものは事務的な部分しかありませんので、反対するものではありませんが、この状態自体が運営主体が広域連合にあり、町民が知らないところで運営されていることを示しています。
このことは平成30年度からの国保の都道府県化への警鐘であることを訴えて反対討論といたします。
議長(外川 善正君)
ほかに討論はありませんか。7番、小杉君。
7番(小杉 和子君)
7番、小杉 和子です。平成27年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論を行います。
私は、議案第67号平成27年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定に賛成する立場から討論を行います。
高齢化の進展により高齢者医療費の負担に対応し、負担の公平化および財政運営の責任の明確化と安定化を目的とした後期高齢者医療制度が創設され、8年が経過をいたしました。この間、国では保険料の軽減拡大や徴収方法の変更などの措置が講じられ、制度が定着をしてきた状況にあります。
今後は現行制度を基本とし、必要な改善を加えていくことが適当であることを示されています。町においては制度の周知や保険料収納への理解を深めていただくために、個人通知などによる啓発のほか、窓口対応や自宅訪問などのきめ細かな対応に努められているところです。
高齢者が安心して医療を受けられるよう制度の充実と円滑な執行に努められていることから、本決算の認定について賛成するものです。
議員各位におかれましても、ご理解をいただきご賛同をお願いいたします。討論を終わります。
議長(外川 善正君)
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
これで討論を終わります。
これより議案第67号を採決します。本案に対する教育民生常任委員会は報告のとおり可決であります。委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(外川 善正君)
起立多数です。着席願います。よって、議案第67号平成27年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり可決されました。
続いて、議案第68号について委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。9番、瀧君。
9番(瀧 すみ江君)
9番、瀧 すみ江、反対討論を行います。議案第68号平成27年度愛荘町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてに反対を表明します。
平成27年度は第6期介護保険事業計画の1年目にあたります。決算の概要にもあるように、介護給付費が計画対比1.2%減、予防給付費が計画対比7.7%増となっています。
このことは平成29年度より始まる介護予防日常生活支援総合事業において、要支援者のサービスを現状のまま確保することがますます必要になっていることを意味しています。
65歳以上の高齢者全員から介護保険料を徴収しておきながら、国はその給付費を抑える目的で要支援者の訪問通所サービスを介護保険のサービスから外してしまいました。
このうえ、要介護1・2のホームヘルプなどの生活援助も保険から外そうとしています。平成27年度に特別養護老人ホームへの入所者を原則要介護3以上にする、補足給付の縮小、所得160万円以上の人を対象に、利用料を2割に引き上げるという制度改悪が強行され、利用者やその家族に深刻な影響を与えています。
更なる改悪も狙われています。財政制度等審議会に提出された行程表では65歳から74歳までの利用料を所得に関わらず2割にする、要介護1・2の人も保険給付から外して訪問介護の生活援助を原則自己負担か地域支援総合事業に移すという方向が示されています。
このように保険あって介護なしを次々進める国の姿勢を批判して反対討論といたします。
議長(外川 善正君)
ほかに討論ありませんか。7番、小杉君。
7番(小杉 和子君)
7番、小杉 和子。平成27年度愛荘町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について賛成討論を行います。私は、議案第68号平成27年度愛荘町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に賛成する立場から討論を行います。
高齢者の介護を社会全体で支える制度としてスタートしました介護保険は、制度開始から16年が経過をし、介護サービスの利用者も増え、制度も定着をしてきました。
平成27年度の介護事業については、介護認定審査、介護保険給付事業のほか、地域包括支援センターを中心に、高齢者の総合的相談支援や介護予防事業を実施されました。
特に介護予防事業について運動機能向上や栄養改善、口腔ケアや認知症の予防を、わかりやすくサロンへの出前講座や元気はつらつ悠々教室などで、多くの高齢者に向けて取り組まれたこと、今後増加する認知症の人が地域に安心して暮らすことができるよう認知症の理解を広く支援を行う認知症サポーターを多数養成されたことは大いに評価されるものと考えられます。
また、団塊の世代が75歳以上になる2025年を視野に、一人ひとりに目が行き届く地域包括ケアシステムの強化をめざし、地域住民の協力により、高齢者を支えていく制度づくりを構築する地域高齢者社会参加推進事業を実施されるものと、介護保険事業を進めて行く上で財源である保険料の徴収においても、滞納者及び滞納額を減らす努力をされました。
今後において住民負担の公平性を確保するために制度の周知に努められることを要望し、本決算の認定について賛成をするものです。
議員各位におかれましても、本決算の認定にご賛同をお願いし、討論を終わります。
議長(外川 善正君)
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
これで討論を終わります。
これより議案第68号を採決します。本案に対する教育民生常任委員会は報告のとおり可決であります。委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(外川 善正君)
起立多数です。よって、議案第68号平成27年度愛荘町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり可決されました。
日程第7、議案第69号平成27年度愛荘町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては、総務産業建設常任委員会に付託し、審査が行われた報告書が提出されていますから、総務産業建設常任委員会の審査報告を求めます。総務産業建設常任委員会、竹中委員長。
〔総務産業建設常任委員長 竹中 秀夫君登壇〕
総務産業建設常任委員長(竹中 秀夫君)
総務産業建設常任委員会、委員長報告を行います。
平成28年9月23日 愛荘町議会議長 外川 善正様
愛荘町総務産業建設常任委員会委員長 竹中 秀夫
本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、愛荘町議会会議規則第77条の規定により報告します。
- 審査結果議案第69号平成27年度愛荘町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを原案可決。
- 審査経過9月13日に総務産業建設常任委員7名が慎重に審査しました。質疑の主なものは、公営企業会計移行基本計画について、維持管理業務は適正価格でできているかなどの審査が行われました。討論を経て、採決の結果、起立全員で議案第74号は可決するものと決しました。
以上で委員長報告を終わります。
議長(外川 善正君)
これより議案第69号について、委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
討論なしと認めます。
これより議案第69号を採決します。本案に対する総務産業建設常任委員会は報告のとおり可決であります。委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(外川 善正君)
起立全員であります。着席願います。よって、議案第69号平成27年度愛荘町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについては原案のとおり可決されました。
議長(外川 善正君)
暫時休憩いたします。
休憩午前11時26分
再開午前11時26分
議長(外川 善正君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
議長(外川 善正君)
お諮りします。ただいま議案6件が提出されました。これを日程に追加し直ちに議題にしたいと思いますが、これにご異議はございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
異議なしと認めます。よって、議案6件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。
議案第70号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(外川 善正君)
追加日程第1、議案第70号財産の取得につき議決を求めることについてを議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。管理主監。
〔管理主監 北川 孝司君登壇〕
管理主監(北川 孝司君)
それでは、議案書の1ページをご覧いただきたいと思います。議案第70号財産の取得につき議決を求めることについて、ご説明させていただきます。
次のように財産を取得することにつき、地方自治法第96条第1項第8号ならびに愛荘町議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、議決を求めるものでございます。
- 取得の目的
平成27年度繰越物品第1号
自治体情報セキュリティ強化対策事業 - 取得の方法
指名競争入札 - 取得金額
4,071万6,000円 - 取得の相手方住所
京都府京都市上京区千本通元誓願寺上る南辻町369番地の3
氏名 株式会社ケーケーシー情報システム
代表取締役社長 松下 直弘
以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(外川 善正君)
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。2番、西澤君。
2番(西澤 桂一君)
2番、西澤です。この内容につきましては先ほどの全協の方でご説明いただきましたので理解はしております。ただ、関連するものとしまして、追加更正予算をいずれやるのではないかというような質問をいたしましたところ、総務部長の方から、これは予算化されているというようなお話だったんで、その点につきまして少しお尋ねをしたいと思います。
と申しますのは、議会承認を契約の締結を経て、そして本来は追加更正予算で対応するというのが本来の筋だろうというふうに思っておりますが、これが既に予算化されているということになってきますと、この議会承認はいったい何なのかというような意味合いを帯びてくると思います。
ですから、私がお尋ねいたしました本来ですと、まず契約の締結、そしてその後に予算化というような手順を踏むことについて、どう考えておられるのかということと、仮に当初予算において、これが計上されてということであれば、金額の算出というのはどのような根拠によって算出されているのかということにもなりますので、その点についてお尋ねをしたいと思います。
議長(外川 善正君)
総務部長。
総務部長(川村 節子君)
お答えいたします。
契約でございますが、まず予算がないと起工があげられないということでございます。まず、予算があってから契約の業務の執行にあたるということでございますので、繰り越しおよび当初予算の方で計上させていただいて、ご承認をいただいているというふうに認識をしております。
議長(外川 善正君)
西澤君。
2番(西澤 桂一君)
そういたしますと、まず計上額と言いますか、予算額の算出はどういう方法をされているのですか。
議長(外川 善正君)
総務部長。
総務部長(川村 節子君)
予算額につきましては、それぞれ予算要求の段階におきまして、原課の方で試算なり、積算をしているというところでございますので、よろしくお願いいたします
議長(外川 善正君)
西澤君。
2番(西澤 桂一君)
ですから、総務部長の方の段階はそうですけれども、原課の方の積算が一番原点になると思いますから、そこはどういうふうにされるのですか。
議長(外川 善正君)
総務部長。
総務部長(川村 節子君)
原課の方でございますが、3社以上の見積もりを取ったり、それから土木関係については原課の方で技師が設計したりしております。以上でございます。
議長(外川 善正君)
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
討論なしと認めます。
これより議案第70号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(外川 善正君)
起立全員であります。着席願います。よって、議案第70号財産の取得につき議決を求めることについては、原案のとおり可決されました。
議案第71号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(外川 善正君)
追加日程第2、議案第71号契約の締結につき議決を求めることについてを議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。産業建設部長。
〔産業建設部長 小杉 善範君登壇〕
産業建設部長(小杉 善範君)
それでは、議案書2ページで、議案第71号契約の締結につき議決を求めることについて、ご説明させていただきます。
次のように請負契約を締結することにつき、地方自治法第96条第1項第5号ならびに愛荘町議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議決を求めるものでございます。
- 契約の目的
平成28年度工事第16号
普通河川追寺川改修工事(第2工区) - 契約の方法
一般競争入札 - 契約金額
6,199万2,000円 - 契約の相手方住所
滋賀県東近江市五個荘竜田町707番2
氏名 株式会社長岡建設
代表取締役 長岡 範行
以上、審議賜りますようよろしくお願いいたします。
議長(外川 善正君)
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
討論なしと認めます。
これより議案第71号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(外川 善正君)
起立全員であります。着席願います。よって、議案第71号契約の締結につき議決を求めることについては、原案のとおり可決されました。
議案第72号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(外川 善正君)
追加日程第3、議案第72号契約の締結につき議決を求めることについてを議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。産業建設部長。
〔産業建設部長 小杉 善範君登壇〕
産業建設部長(小杉 善範君)
それでは、議案第72号契約の締結につき議決を求めることについて、ご説明させていただきます。議案書は3ページでございます。
次のように請負契約を締結することにつき、地方自治法第96条第1項第5号ならびに愛荘町議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議決を求めるものでございます。
- 契約の目的
平成28年度工事第20号
愛知川東面整備(長野第五工区)工事 - 契約の方法
一般競争入札 - 契約金額
9,909万円 - 契約の相手方住所
滋賀県長浜市加納町394番地
氏名 株式会社明豊建設
代表取締役 本庄 浩二
以上、審議賜りますようよろしくお願いいたします。
議長(外川 善正君)
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
討論なしと認めます。
これより議案第72号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(外川 善正君)
起立全員であります。着席願います。よって、議案第72号契約の締結につき議決を求めることについては、原案のとおり可決されました。
議案第73号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(外川 善正君)
追加日程第4、議案第73号契約の締結につき議決を求めることについてを議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。産業建設部長。
〔産業建設部長 小杉 善範君登壇〕
産業建設部長(小杉 善範君)
それでは、議案書4ページになります。議案第73号契約の締結につき議決を求めることについて、ご説明させていただきます。
次のように変更請負契約を締結することにつき、地方自治法第96条第1項第5号ならびに愛荘町議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議決を求めるものでございます。
- 契約の目的
平成27年度工事第30号
愛荘町中央スポーツ公園調整池改修工事 - 変更契約の金額
変更前の契約金額 6,901万2,000円
変更後の契約金額 8,490万6,360円 - 契約の相手方住所
滋賀県愛知郡愛荘町常安寺724番地2
氏名 有限会社小川建設
代表取締役 小川 豊
以上、審議いただきますようよろしくお願いいたします。
議長(外川 善正君)
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
討論なしと認めます。
これより議案第73号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(外川 善正君)
起立全員であります。着席願います。よって、議案第73号契約の締結につき議決を求めることについては、原案のとおり可決されました。
議案第74号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(外川 善正君)
追加日程第5、議案第74号損害賠償の額を定めることについてを議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。産業建設部長。
〔産業建設部長 小杉 善範君登壇〕
産業建設部長(小杉 善範君)
それでは、議案書5ページになります。議案第74号損害賠償の額を定めることについてをご説明させていただきます。
損害を次のとおり賠償することについて地方自治法第96条第1項第13号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
- 相手方につきましては、議案書のとおりでございます。
- 事故の概要でございます。
平成28年7月15日、午後0時50分頃、東近江市役所の駐車場で、双方駐車中、相手方所有車に公用車の右後部座席のドアを開けたところ、相手方の左後部の給油口に接触し損傷を与えたものでございます。 - 損害金額につきましては5万5,746円でございます。
以上、ご審議賜りますようよろしくお願いいたします。
議長(外川 善正君)
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番、河村君。
6番(河村 善一君)
この職員における損害、今議会の最初に議案57号においても、愛知川小学校での物損事故がありました。職員の交通マナーについて、あるいは車の運転について、どのような講習・研修の取り組みをされているのか、お尋ねしたいと思います。
議長(外川 善正君)
総務部長。
総務部長(川村 節子君)
交通安全につきましては年に1度、全職員、嘱託職員も含めまして東近江警察署の方からご協力をいただきまして、交通安全教室を実施しているところでございます。
また、重大な事故等をした職員等につきましては、民間の交通安全教室の方に1日研修に派遣をさせていただいておるところでございます。
いずれにいたしましても、最近交通事故や接触事故等が多い状況でございます。町職員には注意喚起を文書等で行いながら、自分の安全はもとより、他の方の命を守るということも大事なことでございますので、今後も課長会等でしっかりと注意喚起を促していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(外川 善正君)
6番、河村君。
6番(河村 善一君)
よく死亡0実行運動というのを県警で取り組まれたり、そういう事件も取り組まれると思うので、やはり町職員においても、こういう事故のないように、年間0を目標に取り組んでいただきたいと思いますので、そういう心構えで、全額保険で下りるというものの、やはりそういうことのないように、町民の模範として行動していただきたいということを強く要望しておきたいと思います。以上です。
議長(外川 善正君)
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
討論なしと認めます。
これより議案第74号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(外川 善正君)
起立全員であります。着席願います。よって、議案第74号損害賠償の額を定めることについては、原案のとおり可決されました。
議案第75号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(外川 善正君)
追加日程第6、議案第75号平成28年度愛荘町一般会計補正予算(第5号)を議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。総務部長。
〔総務部長 川村 節子君登壇〕
総務部長(川村 節子君)
議案第75号平成28年度愛荘町一般会計補正予算(第5号)について、ご説明させていただきます。別冊資料「一般会計補正予算書」にて説明させていただきます。
平成28年度愛荘町一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正第1条歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ181万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ101億2,697万円とするものでございます。
事項別明細書6ページの方から説明させていただきます。
まず、歳入でございます。17款繰入金1目財政調整基金繰入金63万9,000円の減額でございます。
続いて、19款諸収入2目弁償金118万8,000円につきましては、名神高速道路に架かる町の橋南門橋の接触事故により破損被害を受けたことにより、相手方からの弁償金でございます。
雑入でございます。総務費雑入5万6,000円につきましては、先ほど議案第75号でご議決いただいたものでございまして、町有自動車損害共済保険金でございます。
続いて、農林水産業費雑入120万9,000円につきましては、世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策の交付金の返還でございます。
続いて、歳出でございます。2款総務費5目財産管理費補償補てん及び賠償金5万6,000円につきましては、公用車事故により相手方自動車を破損させたことによる損害賠償金でございます。
6款農林水産業費3目農業振興費の償還金利子及び割引料につきましては、平成27年度受入済みの世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策の交付金で、国県への返還金でございます。
続いて、8款土木費3目道路維持費工事請負費118万8,000円につきましては、車両事故により損害被害を受けた名神高速道路に架かる町の橋を緊急修繕をお願いするものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(外川 善正君)
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。12番、辰己君。
12番(辰己 保君)
12番、辰己。農林水産業費振興費の交付金返還に関わってですが、この補正予算の説明を聞いていると、24年度・25年度・26年度・27年度、4年間にわたって好ましくない処理がされていたということを、説明をいただきました。
この問題を私はあえて質疑をしているのは、度重なるこうした問題を起こしている人、しかもその人が現職時代にこの行為をやったのではないか、その点での確認をまずしたいと思います。
議長(外川 善正君)
産業建設部長。
産業建設部長(小杉 善範君)
この補助金の不適正の会計処理が行われた時に職員であったかどうかということだと思いますけれども、ご指摘のとおり、平成27年においては、もう既に町の職員ではありませんけれども、24年・25年につきましては町の職員であったことは事実であります。
議長(外川 善正君)
12番、辰己君。
12番(辰己 保君)
ここは由々しきことになってくると思うのです。現職時代にこうした会計処理がされていたというのは、私は改めて問題視をしなければならない。
やはり、コンプライアンス、合併してからかなりのコンプライアンスの問題は厳しく議員も言っておりました。が、結果として、その当時からも職員対応というか、職員の対応の特例の問題、そういうものが実際としてしっかりとできていなかったということが言わざるを得ないのではないかなというふうに思います。
個人の資質の問題もありますが、あえてそこまでさかのぼれるかどうか、事案がどうであるかわからないけれども、何らかのアクションを起こされる考えがあるのかどうか、現職当時にこういう行為を行ったという点からみても、その点だけを確認をしておきます。
議長(外川 善正君)
町長。
町長(宇野 一雄君)
お答えを申し上げます。24年度・25年度は現職であったというのは事実でございますが、その行為そのものにつきましては、町が直接執行していないという事業でして、土地改良事業団体連合会から直接地域に交付されたというような事業でございます。
したがいまして、当時の農振振興課のライン決済には、その行為は回っていない。ましてや、23年度までは本人はそれの事業を担当していたわけなんですが、24年度からは事業の担当を外れておりまして、実質はちょっと掌握はできなかったということでございます。
しかしながら、ご指摘のとおり、職員でありながら、このようなことをやったということにつきましては、遺憾に存ずるところでございます。ですから、26年度はもう退職しておりますので、今どうのこうのということは、なかなか難しいのですが、今後全体の流れを見ながら、どうなるのかは考えてまいりたいというように思っております。以上です。
議長(外川 善正君)
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
討論なしと認めます。
これより議案第75号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(外川 善正君)
起立全員であります。着席願います。よって、議案第75号平成28年度愛荘町一般会計補正予算(第5号)については、原案のとおり可決されました。
議長(外川 善正君)
暫時休憩といたします。
休憩午前11時37分
再開午後1時55分
議長(外川 善正君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
議長(外川 善正君)
お諮りします。ただいま請願1件、議堤1件が提出されました。これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、ご異議はありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
異議なしと認めます。よって、請願1件、議堤1件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。
請願第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(外川 善正君)
追加日程第1、請願第2号TPP協定を国会で批准しないことを求める請願についてを議題とします。
お諮りします。請願第2号については、会議規則第92条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしますが、ご異議はございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
異議なしと認めます。よって、請願第2号は委員会付託を省略することに決定しました。
本案について、紹介議員の説明を求めます。12番、辰己 保君。
〔12番辰己 保君登壇〕
12番(辰己 保君)
請願第2号TPP協定を国会で批准しないことを求める請願を提出します。
TPP協定を国会で批准しないことを求める請願
2016年9月7日
請願団体滋賀県農民組合連合会
代表者会長 東野 進
住所近江八幡市安土町大中241
愛荘町議会議長 外川 善正 殿
紹介議員 辰己 保
瀧 すみ江
請願趣旨TPP協定(環太平洋経済連携協定)は、今年2月4日に調印し、12ヵ国の批准作業に移りましたが、現在国内手続きが完了している国は1つもありません。承知のとおり、政府が先の通常国会に示した交渉過程の資料は、タイトルと日付以外はすべて黒塗りというひどいものでした。国民への説明や情報公開は極めて不十分であります。
協定内容も問題です。米・麦での輸入枠拡大、牛・豚肉での関税引き下げなど、重要農産品5品目の全てで大幅譲歩し、重要5品目の3割、その他農産品98%の関税撤廃に合意しています。
これは農林水産分野の重要5品目などの聖域の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は脱退も辞さないものとする(2013年4月18日~19日、衆参農林水産委員会)との国会決議に明らかに違反しているではありませんか。
さらに、政府が守ったとしている重要5品目の例外も7年後に米国などが5ヵ国と関税撤廃について協議が義務付けられているなど、今回の合意は通過点に過ぎず、全農産物の関税撤廃を迫られる恐れがあります。これでは、地域農業は立ちゆきません。
さらに、医療をはじめ健康や暮らしを守る様々な規制・制度に関わる各種審議会に、参加国企業からの意見が表明できる規定さえあります。TPPと並行して行われてきた日米2国間協議では、米国からの規制緩和要求を担当省庁が窓口になり、規制改革会議に諮るという、主権放棄に等しいことにまで踏み込んでいます。
一方、TPP協定は少なくともGDPで85%以上および6ヵ国以上の批准がなければ成立せず、米国と日本のいずれかが批准しなければ成立しません。米国の動向は両大統領候補(11月選挙)がTPP反対を表明するなど、ますます混迷を深めており、TPPの発行自体危ぶまれています。このような中で日本が先んじて批准すべきではありません。
以上の趣旨から、下記の事項の意見書を政府関係機関に提出されるよう請願します。
請願項目国会決議に違反するTPP協定の批准は行わないこと。
以上、請願の朗読をさせていただきました。
あくまで、この請願の趣旨は、私は今のこういう状況の中で、日本がそうした米国の大統領選挙などの様子を見てから考えるべきであって、バタバタと批准を行ってほしくない。その思いを当議会に意見書としてあげてほしいということの請願でありますので、どうかご理解のほどよろしくお願いします。
議長(外川 善正君)
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。4番、高橋君。
4番(高橋 正夫君)
今ほど請願の趣旨等を朗読されましたけれども、このTPP問題については、私も以前、請願団体JAの方から頼まれまして、紹介議員になったこともございます。
TPP、非常に朗読の中にもありましたように、中身が見えないことでもありますので、勉強するにも勉強できないというのが本音でございますけれども、ただ私が思うのは、アメリカ大統領選で2人の候補が「TPPについては反対や」という意思表示もされておりますけれども、それは大統領になったらどう変わるかわかりませんし、先の話だと思います。
ただ、今のJAとかそういった農業団体の人の声をまだ聴いていませんので、そういった声を聴きながら、もう少し時間がほしいなという思いで、先ほども全協で言ったんですけれども、一応採決するというようになりましたので、それ以上言いませんけれども、私の思いはあくまでも、もう少し我々も勉強してからという思いでありました。
ということで、議員の皆さん方にも、そういった趣旨で自分なりに判断をして採択を、どちらになるかわかりませんけれども、そういったことについても十分問題にしていただきたいというふうに思いまして、1つ質疑とさせていただきます。
議長(外川 善正君)
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
討論なしと認めます。
これより追加日程第1、請願第2号を採決します。本案は原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(外川 善正君)
起立多数です。着席願います。よって、追加日程第1、請願第2号TPP協定を国会で批准しないことを求める請願は、採択することに決定しました。
議長(外川 善正君)
暫時休憩します。
休憩午後2時05分
再開午後3時15分
議長(外川 善正君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
議長(外川 善正君)
お諮りします。ただいま意見書1件が提出されました。これを日程に追加し、直ちに議題にしたいと思いますが、これにご異議はありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
異議なしと認めます。よって、意見書1件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。
意見書第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(外川 善正君)
追加日程第1意見書第2号TPP協定を国会で批准しないことを求める意見書についてを議題にします。
本案について提案理由の説明を求めます。12番、辰己君。
〔12番辰己 保君登壇〕
12番(辰己 保君)
追加日程第1意見書第2号TPP協定を国会で批准しないことを求める意見書を提出します。
意見書第2号
平成28年9月23日
愛荘町議会議長 外川 善正様
TPP協定を国会で批准しないことを求める意見書
上記の議案を、愛荘町議会会議規則第14条の規定により提出する。
提出者 愛荘町議会議員 辰己 保
賛成者 愛荘町議会議員 西澤 桂一
賛成者 同 上林 村治
賛成者 同 徳田 文治
賛成者 同 森 隆一
賛成者 同 吉岡 ゑミ子
賛成者 同 小杉 和子
賛成者 同 瀧 すみ江
意見書第2号
TPP協定を国会で批准しないことを求める意見書
TPP協定(環太平洋経済連携協定)は、今年2月に調印されて12ヵ国の批准作業に移りましたが、現在国内手続きが完了している国は1つもありません。政府が先の通常国会に示した交渉過程の資料は、タイトルと日付以外は不透明なものです。
本町は湖東平野という環境のもとで、農業経営が成り立ってきました。同時に農業経営の安定が我が町の林業をはじめ自然環境を守ってきました。このような町だからこそTPP協定の説明や情報公開が行われないことに不安を感じずにはいられません。
協定では米・麦での輸入枠拡大、牛・豚肉の関税引き下げなど、重要農産品5品目の全てで大幅譲歩し、農林・畜産重要5品目の一部と、その他の農産品の大部分の関税撤廃に合意したとされています。
農林水産分野の重要5品目などの聖域の確保を最優先し、それができないと判断した場合は脱退も辞さないものとするとの国会決議に反し、看過することができません。
TPP協定は少なくともGDPで85%以上および6ヵ国以上の批准がなければ成立せず、米国と日本のいずれかが批准しなければ成立しません。米国の動向はますます混迷を深めており、TPPの発行自体危ぶまれています。このような中で日本が先んじて批准しないことを強く求める。
平成28年9月23日
衆議院議長 様
参議院議長 様
滋賀県愛知郡愛荘町議会
以上でございます。どうかよろしくお願いいたします。
議長(外川 善正君)
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
質疑なしと認めます。
これで質疑を終わり、討論に入ります。はじめに反対討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
討論なしと認めます。
これより意見書第2号を採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(外川 善正君)
起立多数です。よって、追加日程第1、意見書第2号TPP協定を国会で批准しないことを求める意見書については、原案のとおりに可決することに決定しました。
議堤第8号の上程、説明、採決
議長(外川 善正君)
追加日程第2、議提第8号議員派遣についてを議題にします。
会議規則第127条の規定により、お手元に配付しました議案のとおり議員を派遣することにご異議はございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
議長(外川 善正君)
異議なしと認めます。よって、追加日程第2、議提第8号議員派遣については、お手元に配付しました議案のとおり議員を派遣することに決定しました。
閉会の宣告
議長(外川 善正君)
これで、本定例会に付された日程はすべて終了しましたので、会議を閉じます。
町長、あいさつ。
町長あいさつ
町長(宇野 一雄君)
今議会の閉会にあたりまして、一言御礼を申し上げます。
今議会で提案させていただきました案件は、追加案件を含めまして報告案件1件、条例の制定・改正案件3件、契約の締結につき議決を求めることについて5案件、損害賠償の額を定めることについて3案件、滋賀県市町村交通災害共済組合規約の変更に関する協議について議決を求めることについて1案件、平成28年度愛荘町一般会計補正予算および各特別会計の補正予算5案件、ならびに決算について認定を求めることにつきまして平成27年度愛荘町一般会計歳入歳出決算および各特別会計歳入歳出決算7案件につきまして、慎重審議のうえ、すべての案件につきまして可決いただきました。どうもありがとうございます。
さて、本年は台風の発生が例年より遅く、第1号は7月3日、マリアナ諸島近海で発生いたしまして、その後立て続けに発生し、現在は16号まで発生しております。特に8月19日に発生いたしました台風10号は30日の午後6時ごろに暴風圏を伴ったまま、岩手県大船渡市付近に上陸し、東北地方を通過し、日本海に抜けるという特異な進路をたどりました。台風が東北地方太平洋側に上陸いたしましたのは、気象庁が1951年(昭和26年)に統計を開始して以来、はじめてのようでございます。
台風10号の影響により、岩手県宮古市・久慈市、北海道上士幌町で記録的大雨となるなど、東北地方から北海道地方中心に、西日本から北日本にかけての広い範囲で大雨となりました。
この大雨による河川の増水・氾濫、橋の崩壊、土砂災害などにより、9月13日現在、22人が亡くなられ、5人が行方不明となっておられます。その他に家屋の倒壊や浸水など甚大な被害が発生いたしました。中でも岩手県岩泉市の高齢者グループホームでは津波に匹敵する濁流により水かさが急激に増え、平屋建ての建物が浸水し9人が犠牲となられました。亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興が望まれるところでございます。
本年に発生いたしました台風で本県や本町には大きな被害は起こっておりませんが、過日の強い台風16号ではタイムライン、いわゆる事前防災行動計画を徹底し、万全の体制で備えておりましたが、一部の地域で排水路から逸水した工場の駐車場などに浸水被害が出ました。浸水の情報を得まして直ちに職員が現場に駆けつけ、浸水状況など調査いたしますとともに、消防団の出動を要請し、ポンプ車による排水をいたしまして、併せて近隣事業者のご厚意により原因と思われる排水路の流木等を重機で排除していただき、結果、水が引き大事には至りませんでした。
本日10時30分にマリアナ諸島付近で台風17号が発生したようでございますが、今後とも町民皆さまが安全で安心して生活していただけるよう、危険想定箇所の事前パトロールなどの防災減災対策を講じてまいることといたします。
今議会中、本会議や各委員会で賜りました貴重なご意見やご提言を踏まえまして、職員ともども誠心誠意、これらの事務執行にあたってまいりたいと考えております。今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻をいただきますようお願いを申し上げます。
最後に9月議会閉会にあたり、議員各位におかれましては、今はすごしやすい秋の季節ではございますが、今後日増しに寒さが厳しくなり風邪などをひきやすい季節となります。お身体には十分ご自愛いただき、ご健勝でご活躍いただきますことをご祈念申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。どうもありがとうございました。
議長(外川 善正君)
これをもって、平成28年9月愛荘町議会定例会を閉会します。
大変ご苦労さまでした。
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更新日:2019年12月25日