平成18年 9月愛荘町議会定例会 町長提案趣旨説明

更新日:2019年12月25日

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平成18年 9月愛荘町議会定例会 町長提案趣旨説明

おはようございます。本日、ここに平成18年9月愛荘町議会定例会をお願いいたしましたところ、議員各位には、何かとご多忙の中にもかかわりませず、早朝よりご出席賜り、厚く御礼申しあげます。
平素は、議員各位におかれましては、町政各般にわたりまして格別のご支援、ご協力をいただいておりますことを心から厚く御礼申しあげる次第でございます。

提出議案の説明

さて、今期定例会に提案いたします議案についてご説明申しあげますが、その前に少し私の今、考えていることを少し述べさせていただきます。
特に今回、提案させていただきました特別養護老人ホームに係る債務負担行為につきましては、さまざまな議論をいただいているところでございます。近い将来、私たちも最後は介護を受ける身となりますが、住民の皆さんが安心して老後を過ごせる地域社会の構築は行政の重い責任であります。保険料を負担していただいている多くの住民、サービスを受け一部負担をする受益者、事業者のサービス提供、国・県の支援など、介護保険制度はみんなで支え合う制度として発足し成り立っているものでございます。住民の最も近いところで互いに痛みを分かち合っている町も責任の一端を負い、応分の負担をして今後の健全な運営に資することが必要と考えているところでございます。
この課題につきましては、これまで議会に詳細にご報告申しあげ、ご意見を承るべく、議員全員協議会におきまして4月、7月、8月、9月と4回にわたってご説明をさせていただきました。今回、提案の運びとなりましたが、議員各位におかれましては、何とぞじゅうぶんなご審議をいただきますよう切にお願い申しあげるところでございます。
さて、提案させていただいております議案の案件についてご説明を申しあげます。
今回の9月議会におきましては、条例制定並びに廃止条例議決案件7件でございます。さらに平成18年度愛荘町一般会計補正予算並びに愛荘町国民健康保険事業特別会計補正予算、さらに平成17年度秦荘町一般会計歳入歳出決算並びに各特別会計の決算承認案件が7件、それから17年度愛知川町一般会計歳入歳出決算並びに特別会計の決算承認案件8件、さらに17年度の愛荘町一般会計歳入歳出決算並びに各特別会計決算承認案件が9件と、あわせて33案件をご提案させていただきました。

条例案件

それでは、条例制定並びに廃止条例議決案件7件につきまして説明をさせていただきます。
まず、議案第79号 都市計画審議会条例議決案件ですが、都市計画法の規定により、都市計画に関する事項を調査審議する都市計画審議会を新たに設置するために、新規制定をお願いするものでございます。
次に、議案第80号 公共下水道事業審議会条例議決案件につきましては、地方自治法の規定により公共下水道事業に関する事項について、特に合併協議で懸案になっています公共下水道の使用料について、3年以内に調整することになっておりますので、審議会の設置について新規制定をお願いするものでございます。
次に、第81号議案 町立福祉センターラポール秦荘けんこうプール条例、議案第82号 町立福祉センターラポール秦荘いきいきセンター条例、議案第83号 町立福祉センターラポール秦荘いきがいセンター条例、議案第84号 町立福祉センターラポール秦荘ふれあい福祉施設条例は、町立福祉センターラポール秦荘条例で、けんこうプール・いきいきセンター・いきがいセンター・はつらつドームおよびふれあい広場を一括してこれまで条例制定していましたが、指定管理者制度へ移行するに当たり、関連施設単位に分割して新たに条例制定をお願いするものでございます。
それに伴いまして、議案第85号につきましては、現行の町立福祉センターラポール秦荘条例を廃止するものでございます。

平成18年度補正予算案

次に、議案第86号 平成18年度愛荘町一般会計補正予算並びに議案第87号 愛荘町国民健康保険事業特別会計補正予算の2件でございます。
まず、平成18年度愛荘町一般会計補正予算(第3号)でございますが、補正額は歳入歳出それぞれ652万7,000円を追加し、総額を85億751万7,000円にお願いするものでございます。そのほか、債務負担行為補正といたしまして、特別養護老人ホーム建設補助金1億6,800万円および地方債の補正をお願いするものでございます。
次に、議案第87号 平成18年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、補正額は歳入歳出それぞれ6,015万2,000円を追加し、総額13億6,175万2,000円にお願いするものでございます。

平成17年度決算認定

次に、17年度決算認定でございますが、合併前の愛知川町、秦荘町、それから2月13日合併後の愛荘町と3団体の会計ごとの決算となり、一般会計、特別会計あわせて24会計の決算となります。
まず、第88号は、平成17年度秦荘町一般会計歳入歳出決算でございます。議案第89号は、住宅新築資金等特別会計歳入歳出決算、90号 国民宿舎特別会計歳入歳出決算、91号 国民健康保険特別会計歳入歳出決算、92号 老人保健特別会計歳入歳出決算、93号 下水道事業特別会計歳入歳出決算、94号 介護保険特別会計歳入歳出決算でございまして、これまでが旧秦荘町関係でございます。
次から旧愛知川町関係で、まず議案第95号 平成17年度愛知川町一般会計歳入歳出決算、96号 愛知川町、秦荘町、多賀町、甲良町、豊郷町教育委員会社会教育主事共同設置特別会計歳入歳出決算、97号 住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算、98号 土地取得造成事業特別会計歳入歳出決算、99号 国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、100号 老人保健事業特別会計歳入歳出決算、101号 下水道事業特別会計歳入歳出決算、102号 介護保険事業特別会計歳入歳出決算でございます。
次からが愛荘町関係でございまして、まず議案第103号 愛荘町一般会計歳入歳出決算、104号 愛荘町、多賀町、甲良町、豊郷町教育委員会社会教育主事共同設置特別会計歳入歳出決算、105号 住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算、106号 土地取得造成事業特別会計歳入歳出決算、107号 国民宿舎事業特別会計歳入歳出決算、108号 国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、109号 老人保健事業特別会計歳入歳出決算、110号 下水道事業特別会計歳入歳出決算、111号 介護保険事業特別会計歳入歳出決算でございます。
以上、24会計の一般会計並びに特別会計の決算認定をよろしくご審議のほど、お願いいたします。
平成17年度旧秦荘町、愛知川町および愛荘町の普通会計ベースの決算状況を申しあげますと、地方公共団体の財政力を示す数値、この財政力指数は0.572でございます。財政構造の弾力性を判断する指数、経常収支比率は84.9でございます。
公債費の財政負担の割合を判断する数値、起債制限比率は11.1%でございます。この数値が20%を超えますと起債借り入れの制限を受けることとなります。
平成18年度から起債が許可制度から協議に変わりました。一般会計および特別会計あわせて実質公債費比率は15.3ということになっております。この数値が18%以上になると許可が必要になります。
また、一般会計の基金の積み立て状況でございますが、45億3,962万3,000円でございます。土地開発基金におきまして2億6,378万5,461円、別に土地といたしまして4万8,886平方メートルでございます。17年度中のこの基金の取り崩し額は5億270万円でございました。新たに積み立てしたものが3億785万4,000円ということで、実質2億円の取り崩しということになります。
起債残高におきましては、100億9,545万6,000円ということになりまして、住民1人当たりにいたしまして50万4,000円でございます。この50万4,000円は、町村平均で16年度末で48万8,000円ということになっておりまして、17年度末の県下町村平均はまだ出ておりませんが、ほぼ県平均並みかと思われます。
それからそのほかに、下水道事業特別会計の起債残高が大きく122億6,452万8,000円ございます。この下水道事業は、住民1人当たりにいたしますと61万3,000円ということになりまして、あわせて住民1人当たり一般会計、普通会計両方あわせますと111万7,000円ということになります。この下水道事業特別会計につきましては、交付税で半分以上が交付税算入をされることになりますし、下水道使用料が2億円近くになっておりますが、その使用料を充当して返済していくということになります。
以上が、18年9月愛荘町議会定例会に提案しご審議をお願いいたします案件でございます。
詳細は各担当から説明をいたしますので、じゅうぶんご審議の上、ご議決を賜りますようお願い申しあげまして提案趣旨の説明とさせていただきます。
どうかよろしくお願いいたします。

平成18年9月13日

この記事に関するお問い合わせ先

経営戦略課(公共施設最適配置推進室)
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