平成30年9月愛荘町議会定例会 町長提案趣旨説明

更新日:2019年12月25日

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平成30年9月愛荘町議会定例会 町長提案趣旨説明

はじめに

本日ここに、平成30年9月愛荘町議会定例会をお願いいたしましたところ、議員各位には出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。議員の皆様には、日頃から町政の運営にご理解とご協力をいただいておりますことを、まずもって御礼申し上げます。
今夏は、長期にわたり記録的な猛暑や大きな台風に見舞われました。7月の西日本豪雨では、各地で土砂災害や河川の氾濫等の甚大な被害が発生し、多数の尊い命が奪われ、多くの住民の方々が被災をされました。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様の心よりお見舞いを申し上げます。
本町におきましても、7月豪雨、台風12号・台風20号の発生に伴い、早期に災害警戒本部体制を敷き、対応にあたったところです。台風20号においては、倒木やビニールハウスの倒壊等の被害はありましたが、幸いにも人的な被害はありませんでした。本日も台風21号が再接近しており、これから台風シーズン本番となりますが、気象情報等の収集を行い、早期に自主避難所の開設や避難情報の発令を行うなど、住民の皆様の安全・安心の確保に向けて取り組んでまいる所存です。
さて、町長に就任し半年を迎えました。これまで町内の福祉施設や教育施設などを訪問し、また医師会をはじめまちづくり、健やかなまちの暮らしのため大きなご貢献をいただいている様々な団体の会合などにも出席させていただきながら、住民の皆様の様々な要望や地域の声を伺ってまいりました。
そうした中、第2次総合計画(案)を今期定例会に提案させていただいております。まちづくりの基本目標として、「人々が集い、交流し、まちの魅力を高め、理想的な住まいとして人とまちが成長し、みんなが誇れる住みよいまちづくりを進めるため、私たちがめざす10年後のまちの姿を、「愛着と誇り。人とまちがともに輝く未来創生のまち。」と掲げています。
その実現に向けて、「つながり」「こころざし」「にぎわい」「やすらぎ」「かがやき」という5つの視点、そして6つの基本方針により、重点戦略プロジェクトや基本計画をとりまとめています。第2次総合計画を、これからの町政の総合的な推進のための指針として、町民の皆様と理念を共有し、ともに取り組みを進めてまいる所存であります。
さらに、本計画の着実な実現に向け、国・県への平成31年度予算要望活動を実施しております。8月7日には滋賀県知事・副知事に、8月21日は県各部に、また道路整備等につきましては、それぞれの期成同盟会を通じ、関係市町の首長とともに近畿地方整備局等に出向き、町議会の高橋議長とともに、積極的にこれからの愛荘町の発展に向けての要望を重ねております。中長期的な視点からも具体的な成果につながる施策や事業を展開してまいる所存でございます。

提出議案の説明

さて、今期定例会に提案いたします議案についてご説明を申し上げます。
人事案件1件、報告案件1件、改正条例等議決案件2件、第2次愛荘町総合計画の策定に伴う議決案件1件、契約の締結および財産の取得に伴う議決案件4件、町道の路線認定に伴う議決案件1件、平成30年度愛荘町一般会計補正予算等に伴う議決案件5件、平成29年度愛荘町一般会計歳入歳出決算等の認定に伴う議決案件7件、合わせて22案件を提案させていただきました。
まず人事案件1件でございます。平成30年12月31日をもって任期が満了す人権擁護委員1名の推薦につきまして意見を求めるものでございます。
次に、報告案件1件でございます。地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成29年度愛荘町の財政健全化判断比率等について、愛荘町監査委員様の意見を付けて報告するものでございます。
次に、改正条例等議決案件2件でございます。議案第39号愛荘町下水道事業の設置等に関する条例につきましては、健全な経営を推進するための取り組みとして、平成31年4月1日から下水道事業に地方公営企業法を適用し、企業会計方式へ移行させるために条例を制定するものでございます。
議案第40号愛荘町税条例等の一部を改正する条例につきましては、地方税法の一部を改正する法律が公布されたことにより、所要の改正を行うものでございます。
次に議案第41号第2次愛荘町総合計画策定に伴う議決案件1件でございます。愛荘町議会改革条例の第7条の規定により、第2次愛荘町総合計画を別冊のように定めるものでございます。
次に、契約の締結および財産の取得に伴う議決案件4件でございます。議案第42号・43号・44号契約の締結につき議決を求めることにつきましては、愛知川東小学校校舎等増改築工事(建築・電気設備・給排水冷暖房設備)の契約変更契約を締結するものでございます。
議案第45号財産の取得につき議決を求めることにつきましては、愛知川武道館・秦荘武道館の柔道畳入替設置業務に伴い、財産の取得をするものでございます。
次に、町道の路線認定に伴う議決案件1件でございます。
議案第46号町道の路線の認定につき議決を求めることにつきましては、道路法第8条第2項の規定に基づき、4路線を新規認定するものでございます。
次に平成30年度愛荘町一般会計補正予算等に伴う議決案件5件でございまする
議案第47号平成30年度愛荘町一般会計補正予算(第2号)につきましては、4,246万4,000円を追加し、総額100億5,900万1,000円とするものでございます。
主な補正内容といたしまして、庁舎等管理事業で耐震改修にかけた庁舎改修設計監理業務料や、来庁者がより心地よく安心感を持っていただくための窓口受付カウンターの更新等に1,107万6,000円。ゆめまちテラスえち管理運営料で、運営開始に伴う光熱費等の維持管理経費や施設備品の整備に555万円。障がい者自立支援医療給付事業で更生医療の対象者増加により470万円。町外地域型保育施設入所事業で入所児童増加により382万7,000円。農業基盤整備促進事業で長野西工区の用排水路改修工事に404万円等を計上しました。
議案第48号平成30年度愛荘町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、2,463万2,000円を追加し、総額18億4,286万円とするものでございます。
議案第49号平成30年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、141万4,000円を追加し、総額1億8,413万9,000円とするものでございます。
議案第50号平成30年愛荘町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、4,287万5,000円を追加し、総額15億1,514万7,000円とするものでございます。
議案第51号平成30年度愛荘町下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、財源更正のみであり、補正前、総額13億2,924万円には変更ないものでございます。
次に、平成29年度愛荘町一般会計歳入歳出決算等の認定に伴う議決案件7件でございます。
議案第52号から議案第58号に係る決算の概要について、ご説明いたします。
平成29年度度愛荘町一般会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額106億6,723万5,000円となり、歳出総額102億2,601万5,000円となり、歳入歳出差引残高45億4,122万円でございます。歳入の状況として、自主財源の基本となる町税は、法人税等の減少により30億1,489万8,000円となりました。
寄付金については、ふるさと納税収入等の増加により7,759万6,000円となりました。
繰入金については、道路維持補修事業や愛知川東小学校校舎等増改築事業の財源にするため、特定目的基金の繰入等により4億6,034万8,000円となりました。
依存財源の大きな割合を占め、一般財源である地方交付税については、合併算定替え縮減、基準財政収入額の増加により普通交付税が19億1,126万6,000円となりました。
歳出の状況として、総務費は愛知川宿街道交流館整備事業、ふるあい交流館整備事業、いきがい・健康づくりの拠点整備事業等の増加により、15億3,024万1,000円となりました。
民生費は、けんこうプール等改修事業、障がい児施設等給付事業、障がい者自立支援給付事業等の増加により、総額32億2,709万5,000円となりました。
土木費は、道路新設改良事業、道路維持補修事業等の増加により、総額10億5,666万4,000円となりました。
教育費は、学校電算費更新料、愛知川東小学校校舎等増改築事業、ハーティーセンター秦荘照明音響等改修事業等の増加により、総額18億2,433万3,000円となりました。
平成29年度愛荘町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額65万5,000円、歳出総額65万5,000円であり、最終歳出差引残高はございません。
平成29年度愛荘町土地取得造成事業特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額191万8,000円、歳出総額191万8,000円であり、歳入歳出差引残額はございません。
平成29年度愛荘町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額21億2,685万7,000円、歳出総額19億9,133万4,000円、歳入歳出差引残額1億3,552万3,000円でございます。平成29年度末における被保険者数は、4,136人であります。
平成29年度愛荘町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額1億7,694万4,000円、歳出総額1億7,621万3,000円、歳入歳出差引残額73万1,000円でございます。また、29年度末における被保険者数は2,352人であります。
平成29年度愛荘町介護保険事業特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額14億3,760万3,000円、歳出総額13億9,504万4,000円、歳入歳出差引残額4,255万9,000円でございます。また、平成29年度末における認定者数は800人であります。
平成29年度愛荘町下水道事業特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額13億440万5,000円、歳出総額12億9,450万6,000円、歳入歳出差引残額989万9,000円でございます。また、平成29年度末における普及率は99.2%であります。
以上の案件を、平成30年9月愛荘町議会定例会に提案させていただきます。何とぞ慎重なご審議のうえ、ご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案趣旨の説明とさせていただきます。

平成30年9月4日

この記事に関するお問い合わせ先

経営戦略課(公共施設最適配置推進室)
〒529-1380 滋賀県愛知郡愛荘町愛知川72番地
電話番号:0749-42-7680
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