平成22年 9月愛荘町議会定例会 町長提案趣旨説明

更新日:2019年12月25日

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平成22年 9月愛荘町議会定例会 町長提案趣旨説明

はじめに

本日、ここに、平成22年9月愛荘町議会定例会をお願いいたしましたところ、議員各位には何かとご多忙の中にもかかわりませず、早朝よりご出席賜り厚くお礼申し上げます。平素、議員各位におかれましては、町政各般にわたりまして格別のご支援、ご協力をいただいておりますことに対しまして、心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。

提出議案の説明

さて、今期定例会に提案いたします議案について、説明を申し上げます。
財政健全化判断比率等の報告案件、平成22年度愛荘町一般会計の補正予算の専決処分承認案件1件、改正条例議決案件4件、愛荘町国土利用計画を定めるにつき議決を求めることについて1件、琵琶湖東北部広域市町村圏協議会を廃止することについて1件、次に予算案ですが、平成22年度愛荘町一般会計補正予算(第5号)ならびに愛荘町下水道事業特別会計補正予算(第2号)、愛荘町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)の3件でございます。
次に、決算の案件ですが、平成21年度愛荘町一般会計歳入歳出決算ならびに各特別会計歳入歳出決算の承認案件8件でございます。合わせて19案件をご提案させていただきました。
次に、提案案件の概要を説明いたします。
まず、報告案件の平成21年度愛荘町の財政健全化判断比率等の報告については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき報告するものでございます。
次に、平成22年度の一般会計補正予算専決処分承認案件1件につきましては、一般会計補正予算について7万7,000円の追加を、7月26日付けにより専決処分いたしましたので、承認をお願いするものでございます、。
次に、改正条例議決案件4件つきまして、説明いたします。議案第42号愛荘町住民基本台帳カード等の利用に関する条例の一部を改正する条例および議案第43号、愛荘町手数料条例の一部を改正する条例につきましては、国内のコンビニエンスストアで住基カードを利用して住民票・印鑑登録証明書を発行できるものでありまして、遠隔地におられる学生や単身赴任者がいちいち愛荘町役場に出向かわなくても、近隣のコンビニに設置されている端末で交付が受けられるものであります。現在のところは、セブンイレブンの1万2,000ヵ所で可能となるものでありますが、この措置は、本町は全国で5番目、西日本では初めての開始となります。供用開始は11月初めを予定いたしております。
次に、議案第44号愛荘町税条例の一部を改正する条例につきましては、地方税法の一部を改正する法律の施行に伴い関係条例の一部改正をお願いするものでございます。
次に、議案第45号愛荘町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例につきましては、児童扶養手当法の一部を改正する法律の施行に伴い関係条例の一部改正をお願いするものございます。
次に、議案第46号愛荘町国土利用計画を定めるにつき議決を求めることにつきましては、愛荘町国土利用計画を定めましたので、国土利用計画法の規定に伴い議決を求めるものでございます。
次に、議案第47号琵琶湖東北部広域市町村圏協議会を廃止することにつきましては、広域行政圏計画策定要綱が平成21年3月31日をもって廃止されたことに伴い、廃止の協議に関し、地方自治法の規定に基づき議決を求めるものでございます。
次に、議案第48号平成22年度愛荘町一般会計補正予算ならびに議案第49号
平成22年度下水道事業特別会計補正予算、議案第50号平成22年度介護保険事業特別会計補正予算であります。
まず、議案第48号平成22年度愛荘町一般会計補正予算でございますが、補正額は歳入歳出それぞれ507万1,000円を追加し、総額を80億2,133万6,000円にお願いするものであります。
次に、議案第49号下水道事業特別会計補正予算でございますが、歳入歳出それぞれ903万8,000円を追加し、総額12億3,561万2,000円とするものであります。
次に、議案第50号介護保険事業特別会計補正予算でございますが、歳入歳出それぞれ1,991万5,000円を追加し、総額10億3,080万5,000円とするものであります。
次に、平成21年度愛荘町一般会計歳入歳出決算ならびに各特別会計歳入歳出決算についてご説明いたします。
平成21年度一般会計における決算は、万単位で申し上げますと、歳入93億4,418万円で、昨年に比べ11億8,577万円、14.5%の増となっております。歳出におきましても89億3,870万円で、昨年度に比べ9億7,186万円、12.2%の増となりました。歳入決算額から歳出決算額を差し引いた歳入歳出差引額は4億547万円の黒字となり、翌年度に繰り越すべき財源2億4,030万円を差し引いた実質収支額は1億6,517万円となりました。歳入におきましては、景気後退の影響による法人町民税の減少などにより、町税が前年度比2億9,771万円、9.6%減となる一方で、地方交付税が前年度比8億2597万円、61.7%の増、定額給付金など社会保障費の増や経済対策により、国庫支出金が前年度比5億9,954万円、倍増の112.0%の増となりました。
次に、21年度主な事業を申し上げますと、湖東三山インターチャンジの着工、子育て支援センターの立ち上げ、教育施設の整備におきましては、愛知中学校増築事業、学校給食センター事業の着手などでございます。地方債残高につきましては、前年度より5億9,000万円減の87億8,613万円となった次第であります。
次に、特別会計でありますが、まず、住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算におきましては、歳入歳出ともに444万円で、歳出におきましては事業債の償還完了に伴い前年度比942万円の減となっております。
土地取得造成事業特別会計決算におきましては、歳入歳出ともに1億1,906万円でございまして、学校給食センター用地7,500平方メートルの一般会計への処分により、昨年度に比べ6,297万円の増となっております。
国民健康保険事業特別会計決算におきまして、歳入総額15億9,632万円、歳出総額15億8,442万円、実質収支額1,190万円でございます。被保険者数は、前年度より129人減の4,778人であります。
老人保健事業特別会計歳入歳出決算におきましては、歳入歳出ともに862万円でございます。本会計は医療制度改革により、精算を行なっているもので決算額も大きく減少し、平成22年度末(今年度末)をもって、会計を閉じる予定であります。
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算ですが、歳入総額1億2,578万円、歳出総額1億2,547万円、実質収支額30万円でございます。平成20年4月から75歳以上の高齢者にかかる医療は、後期高齢者医療制度として県下一本の広域連合に移行されました。制度が発足してまだ間もないところでありますが、今また改正論議の真っ最中でありますが、21年度末被保険者は2,206人と、昨年度より61人、2.8%の増となっております。
下水道事業特別会計歳入歳出決算でございますが、歳入総額15億3,787万円、歳出総額15億1,787万円、実質収支額760万円、平成21年度末におけます下水道の普及率は、対前年0.3%増の98.7%となり、水洗化率は対前年5.2%アップの80.8%となりました。起債の残高は前年度比3億4,617万円減の116億7,065万円であります。
介護保険事業特別会計決算ですが、歳入総額9億5,389万円、歳出総額9億4,579万円、実質収支額809万円、被保険者数は3,954人と、昨年度より52人、1.3%増であります。
以上、平成22年9月愛荘町議会定例会に提案させていただきました。何とぞ慎重なご審議のうえ、議決賜りますようお願い申し上げまして、提案趣旨の説明とさせていただきます。

平成22年9月6日

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