5月7日　秦西全校ミーティングを開きました！

　本校では、自分で考え、行動できる自律的な児童の育成を目指しています。文部科学省から研究開発学校の指定を受けることにより、学校裁量の時間を自己選択学習など「自律」にむけた取みを進めていますが、今年度より、月に1回、秦西タイムに全校で学校の課題やその解決に向けた作戦を話し合う「秦西全校ミーティング（仮名）」を行うことにしました。

　大きな議題は月ごとの生活目標の設定です。これまでは教員が月ごとに「あいさつをしっかりしよう」「下駄箱のくつをそろえよう」などと生活目標を決めていましたが、今年はその目標を子どもたちに決めてもらいます。各学級ごとに生活目標設定月を割り振り、担当の学級は、学級会で学校の現状を話し合い、生活目標を決めます。その発表をこの全校ミーティングで行います。いわば、学校の現在の課題をみんなで把握し、その解決方法を全校で共有する場となります。5月の生活目標担当は、5年1組です。5年1組は、「感謝の気持ちを伝えよう」という5月の生活目標を発表してくれました。そして模造紙でつくった「感謝の木」に感謝の言葉を集める企画も提案してくれました。この「感謝の木」は昇降口に掲示しています。児童の皆さん、この木を感謝の言葉でいっぱいにしてください。そして今月は学校中に感謝の言葉があふれることを期待しています。

　その他にも、この全校ミーティングでは委員会からのお知らせや児童の発表の機会にもなってほしいと願っています。今日は初めての集会とあって先生が司会をしましたが、次回からは運営委員が司会進行をしてもらいます。この新しい取組が、「自分たちの学校は自分たちでよりよくする」という自治の意識を高めるきっかけになるよう、見守っていきます。