5月1日　今日の道徳（2年生）

　今日の5時間目は全校道徳の時間。これまでHPの記事でその取組について皆様にお知らせしていました。では、実際にどんなことを学んでいるのか、授業の様子を少しずつお伝えしていこうと思います。

　今回お伝えするのは2年生。今日は、「すすんではたらくこと」について考えていました。2年生の子どもたちにとって、「はたらく」という言葉から考えることは係の仕事、当番の仕事、日直の仕事・・・。でもたまに忘れてしまったり、いやになったりすることもあるようです。そこで、「今日のお話」を先生に読んでもらいました。その話はこんな内容です。二人で本がかりになった京子さんと初音さんは本係の仕事を頑張ります。でも、だんだん仕事がめんどうになってしまいます。そんなある日、帰りの会で友達から感謝の言葉をもらい、これまでの頑張りをうれしく振り返るという話です。授業では、友達から感謝の言葉を聞いた二人の気持ちをじっくり考えながら、みんなのためにはたらくことのよさについて友達と意見を交流していました。そして仕事をがんばった自分の経験を振り返っていました。授業の最後には先生からみんなのために仕事を頑張ってくれている学級のお友達のお話を聞き、笑顔で聞き入る子どもたち。そして授業を終えた教室は、「次はみんなのためにこんなこともしたいな！」という意欲であふれていました！

　道徳科は、他の教科と異なり教師が何かを教える教科ではありません。子どもたちが授業の中で何かに気付き、自分を振り返りながら、「よりよく生きよう」という心情が自然に心の中で湧いてくるような時間にしていきたいと願ってます。